簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。

ニュース・新聞の報道によると、
大企業は多くが過去最高益を記録しているそうです。
景気がよいらしいですね。

外国人観光客が増えているというのもありますが、
有名どころの観光地は多くの人で賑わっていますし、
高速道路もかなり込んでいるような気がしますしね。
もしかしたら、本当に景気がよくなり始めているのかもしれませんね。
 
それをもっと確かなものにするため、
従業員の給料をあげる企業が増えているそうです。

例年行う定期昇給だけでなく、
ベースアップも過去最高水準で実施するそうです。
多くの企業は1990年代前半からベアをやめています。

バブル崩壊後、従業員の所得水準はかなり下がってきました。
様々な要因がありますが、2000年頃560万円ほどだった平均年収は、
2013年頃には500万円くらいになっています。

ベースアップどころか、ベースダウンだったわけですね。
給料ダウン→デフレだったのか、
デフレ→給料ダウンだったのかは不明ですが、
いずれにしても、この15~20年ほどはベースアップどころか、
ベースダウンの時代で、多くの人々は消費に消極的になってしまったわけです。
 
2005年頃も一時期景気がよい時代があったそうですが、
企業の利益が増えただけで、従業員の給料アップまで回ってきませんでした。

それが今回は従業員の給料アップまできたのですね。
政府の後押しがあったのも事実ですが、いいことなんでしょう。

手取りが増えるとうれしくなって、思わず使ってしまいそうですしね。
お金を使えば、それが企業の売上になり、
またまた企業のもうけが増えるという好循環になればいいなぁと思います。

ただ、1つだけ心配があります。
それは団塊ジュニア以下の世代は、給料が増えるという経験がないので、
ベースアップされた分を消費に回すまで結構な時間がかかるのではないということです。

団塊ジュニア以下の世代はバブル崩壊後に働き出していて、
給料は上がらないという世界を当然のように受け入れてきました。

お金を使わずに幸せになる方法を一生懸命探してきたわけですね。
お金の使うことにためらいを感じるレベルまでいっているかもしれません。
その人たちの給料が増えたときに、増えた分だけ消費に回してもらえるかどうかが、
給料アップ→景気回復をより確かにするために必要なことでしょう。

皆さん、お金を使いましょう!



小野正芳

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