皆さん、こんにちは。
第140回日商簿記検定試験まであともう少しとなりました。
準備は万端ですか?
この時期になると技術的な問題よりも
精神的な問題をケアすることが重要になります。
「これで合格できるんだろうか?」
などと不安になるかもしれません。
でも不安がっても点数は伸びませんし、
モチベーションも高まりません。
こういうときは、合格した後のことを考えて、
気持ちをラクにしましょう。
商工会議所は受験生に向けていろいろな情報を発信しています。
私が学生の時と違い、最近は、受験生に役立ちそうな情報を
積極的に発信してくれています。
その中で、各界著名人が「簿記の知識の有効性」について語り、
受験生への応援メッセージを出しています
(詳しくは「応援メッセージ」まで)。
皆さんいろいろなことをおっしゃっていますが、
結論は、「簿記・会計はビジネスのあらゆる場面にかかわるので、
あらゆる場面で役に立つ」ということです。
事業を行う際、そもそも計画を立てることから始まりますが、
採算がとれるのかどうかを含めて資金的な計画がかかせません。
単に現金の出入りだけを考えて立てた計画と、
収益・費用という側面も考えた計画とではまったくその内容が変わってきます。
当然、後者のほうが役に立つから、企業は収益・費用・利益で
業績を評価されるわけですよね。
収益・費用・利益という考え方を知っていなければ、
有効な事業計画すら立てられません。
このように、事業のあらゆるプロセスで
簿記・会計の考え方が必要となってきます。
「簿記の知識=経理部や会計事務所での仕事」ではなく、
「簿記の知識=事業プロセスの構築」というレベルなんです。
それくらい大きな仕事を成し遂げるための知識が
簿記検定試験で問われると考えれば、
モチベーションはMAXですよね。
さぁ、皆さんがんばっていきましょう!