簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。
簿記講座担当の小野です。
第143回日商簿記検定試験まであともう少し! 
準備の状況はいかがですか?

第143回検定試験から試験範囲が変更されます。
特に2級は3年間にわたって少しずつ試験範囲が変更されますので、
「とても難しくなる」だとか、「大変になる」といった話もでているようです。
でもそんなことはありません。

特に平成28年度は、2級でも、3級でも
少なくとも昨年度よりも難しくなるといったことはないでしょう。
 
3級では伝票の集計の問題が入るくらいの変更ですし、
2級の追加項目のほとんどは勘定科目を新たに覚えてもらう程度のことです。
その一方で、為替手形、社債などが形式的には試験範囲外となります
(完全に無視するのはちょっと怖いのですが・・・)。

しかも新しい部分が出題されたとしても、多くてもせいぜい4~8点分(2~4つ)くらいでしょうから、
新試験範囲部分が出題され、仮に答えられなかったとしても、それほど致命傷になることもないでしょう。

新試験範囲のことでいろいろ考えるよりも、これまでよく出ていた問題、
3級では試算表と精算表、2級では決算の問題(精算表)と工業簿記の問題で確実に得点できるよう、
これまでどおりの勉強を行うことが大切です。

ですから、皆さん、過去問題集をしっかり学習して、
よく出題されてきた問題を中心に復習を進めましょう。
 
また、いつも、ブログ・メルマガでお話していますが、
試験直前のこの時期になると精神的な問題をケアすることが重要になります。
特に自信をなくさないようにすることが重要だと思います。

ラストスパートの時期は、時間が許す限り自分の得意な問題を解いて、
自信を維持することを第一に考えましょう。

いろいろな問題を解いてどんな問題が出ても対応できるようにと、
今まで解いたことのない問題にチャレンジし、
新しい教材に手を出してしまったばっかりに自信をなくしてしまっては元も子もありません。

得意な問題を繰り返し解くのは、簿記の手続きを体にすり込むという役割も担っています。
「簿記は習うより慣れろ」とも言われますが、得意な問題を繰り返し解いて、
簿記の手続きに「慣れた」状態を作り上げると、
これまで解けなかった問題がすらっと解けてしまうことがよくあります。

ですから、最も重視することは「慣れた」状態と自信を維持するために、
得意な問題を解くことであり、その延長上で、ちょっとだけ不得意な問題に手を出す程度にしておきましょう。

不得意な問題が解けないからといって決して深追いしてはいけません。
検定試験では30%間違えても合格なのですから、
不得意な問題の一部だけが解けるようになるだけでいいのです。

深追いし、解けるまでがんばろうとしたにもかかわらず、
やはりどうしても解けなくて自信までなくしてしまっては元も子もありませんからね!

さぁ、あと少しで試験です。
合格したときの自分の姿を想像してニヤニヤしながらも、
しっかり勉強を続けて下さい!



小野正芳

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