簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
少しずつ暑くなってきて、不快な時季ですが、
おいしいものでも食べて不快さなんて吹き飛ばしてしまいましょう!

今回は月割り計算の問題についてよくあるご質問を紹介しようと思います。
決算日と取引日をチェックすることがポイントです。

(第102回第1問)
平成14年10月31日に、不用となった冷暖房機
(購入日:平成9年11月1日、取得原価:¥200,000,減価償却方法:定額法、
耐用年数:6年、残存価額:取得原価の10%、記帳方法:間接法、決算日:年1回 10月31日)を
¥10,000で売却し、代金は先方振出の小切手で受け取った。
なお、当期分の減価償却費の計上もあわせて記入すること。

本問では決算日が年1回10月31日となっています。
よって、この会社の1年は11月1日~翌年10月31日となります。

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この冷暖房機は平成9年11月1日に購入しており、上図のとおり、
1年目は丸々1年使っていることになります。
よって、1年目の月割り計算は必要ありません。

また、売却日は10月31日ですから、
売却した年(当期)も丸々1年使っていることになります。
よって、売却年(当期)も月割り計算は必要ありません。
 
通常、ほとんどの問題では、決算日が3月31日か12月31日にされていることが多く、
その感覚でこの問題をといてしまうと、1年目には2ヶ月分(あるいは5ヶ月分)の
月割り計算をしてしまうというミスにつながってしまいます。

油断せず、毎回しっかり問題文をチェックしましょう!



小野正芳

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