簿記講座の講師ブログ

プールの監視員の話

皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
気持ちがもう休みモードに入ってらっしゃる方! まだ休みじゃありませんよ。
もう少しがんばりましょう!
 
このブログでは何度も取り上げた「生産性を上げなきゃ!」という話ですが、
「これじゃ、生産性も上がらんわ」と思う出来事がありましたので紹介したいと思います。

それは学校のプールの授業での監視のお役目です。
この話を聞いたとき「なんだそれ? 夏休み中のプールの監督か?」と思いました。

私が小学生の時、小学校のプールは開放されていて、居住地区ごとに時間が割り当てられ、自由に使うことが出来ました。
生徒の居住地区が8つくらいに分けられて、朝9時から居住地区ごとに2時間ずつくらい使えました。
だから2日に1回は学校のプールで遊べたんです。
そのときは、父兄が監視員として入っていました。だから、てっきりそのことかと思ったんです。

でも違いました。プールの授業の時間に父兄が監視員としてお手伝いするというのです。
「??? 何だそれ?」という感じです。

今は、小学校のプールの時間は、担任の先生だけではなく、1~2人の先生がプールサイドで補助役として入ります。
加えて、保護者が持ち回りで監視員の仕事をします。
都合、生徒27名のクラスのプールの授業で、担任の先生を含めて5名くらいの大人が指導にあたっているということです。

あり得ない・・・。

妻曰く、「最近は、なんかあったらとてもうるさいから何でもやり過ぎくらいにやるんだよ。」
ただでさえ教育現場は疲弊しているというのにさらに疲弊させるような出来事にびっくりしてしまいました。

また、補助監督に入っている先生は、その時間拘束されてしまい、他にやるべきもっと大切な仕事が出来なくなってしまいます。
父兄も、仕事をしている父兄の場合、その時間どうするのでしょうか? 
みんなでよってたかって、先生や仕事をしている父兄の生産性をわざわざ低くしているようなものです。

そうやって職場でいじめられると、お客の立場になったときには、サービス提供側に無理難題を言って、・・・、
それが繰り返されて、結局、自分が言った無理難題が自分に戻ってきて、職場はブラックと化していく・・・。

これからは出来る限り注文は出さないことにしようと心に誓った出来事でした。