簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。
簿記講座担当の小野です。
もう年末ですね。今年の目標はクリアできそうですか? 
私は・・・。

今回は、日曜日の新聞広告に入る求人広告の話です。
日曜日の朝は比較的時間があるため、広告もよく見ます。
先日、眺めていると、“やっぱりこれじゃどうしようもないよな”という広告に出会い、
状況が改善されておらず悲しいというか、日本の将来を考えると焦るというか、
かなり複雑な気持ちになりました。

求人広告表面の上部中央に清掃関連企業(ゴミ収集作業)の求人広告がありました。
月給は195,000円、勤務時間は7:30~14:30だそうです。

私が住んでいる地域では、土曜日もごみ収集をやっているみたいですから、
休みは週1回ということなんでしょう。
その代わり、1日の勤務時間が7時間(休憩時間を抜くと6時間ということになるでしょうか)
となっているようです。

表示されている月給は初任給とのことですから、週42時間勤務で初任給195,000円。妥当な額なのかなぁと思います。
大卒初任給も、表示上はこのくらいな気がします。

驚いた(というより残念に思うと同時に焦りを感じた)のは、その横にあった保育士の求人です。
月給は170,000円で、勤務時間の記載はありません…。流れてくる報道を聞くと、
保育士の勤務時間は半端ではないみたいですよね。

1日10時間は当たり前で、持ち帰り残業(サービス残業)があり、
睡眠時間を削って自宅で次の日の仕事の準備をしなければならないといった話を聞きます。
仮に、実質的な労働時間が1日12時間だとすれば、週休2日でも、週当たりの労働時間は60時間です。
 
月4週だとした場合
清掃関連企業の時給=195,000÷(42時間×4週)=¥1,161くらい
保育士の時給   =170,000÷(60時間×4週)=¥708くらい

この広告を出している保育園がどのくらいの勤務状況なのかは分かりません。
ただ、一般の求人広告で募集をしなければならないということは、
保育士養成機関(短大、大学、専門学校)などでの求人ができない
(それだけでは足りない)状況であるということですから、
人繰りが厳しい状況だということでしょう。

せめて、この保育園に志が高い(給料だけで職業を選ばない)若者が殺到して、
次世代を担う子ども達の教育が滞りなく行われることを期待します
(そんなの無理か・・・。どうなる日本の未来!?)。



小野正芳

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