皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
どんどん寒さが厳しくなっていきますが、
寒さに負けず、熱い魂で勉強を進めましょう!
今回はよくあるご質問のうち、商品有高帳への記入に関するご質問を取りあげます
(以前も一度取りあげましたが、改めて)。
商品売買を行った場合には商品有高帳に記入しなければなりません。
仕入戻し(返品)、仕入値引、売上戻り(返品)が生じた場合にも記入しなければなりません
このうち仕入値引の際の記入方法についてお話ししましょう。
例えば、次のような取引が行われた場合、商品有高帳に記入してみます。
1/1:前月繰越 100個 @\100
1/7:仕入 400個 @\120
1/9:仕入値引 1/7仕入分について@\10の値引きを受けた。
仕入値引によって、商品の仕入単価を引き下げられます。
したがって、仕入値引に関する数字は「払出欄」に記入することになります。
数量は変化しませんので、金額欄だけに記入してもかまいません。
在庫の数量が合計500個、合計54,000円分となっていることを確認して下さい。