簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。
簿記講座担当の小野です。
あぁ、はやく、暖かい春が来ないかなぁ。

先日第145回簿記検定試験が実施されました。
受験した皆さん、出来はどうでしたか?
詳しい講評等は別途アップしていますが、
ここでは第145回検定試験について、簡単に振り返っておきましょう。

3級はとてもオーソドックスな設問でしたね。過去問中心に勉強してきた方にとってはとても取り組みやすい問題だったのではないでしょうか。
直近の試験と同様に、50%近い合格率の試験となると思います。
特にポイントとなる第3問の試算表と第5問の精算表の問題に突飛な問題がなく、
過去問中心に勉強していれば、「あっ、いつもと同じだ」と感じることができる問題だったと思います。
第1問・第2問もかなりワンパターンな出題で解きやすかったと思います。
用語穴埋め問題であった第4問がちょっと戸惑った部分だったでしょうか。

以前もブログに書きましたが、実務では初歩的な簿記の技術を持つ人が担当する会計業務はワンパターンな取引の入力などに限られるのですから、
簿記検定試験でもいろいろなパターンの問題を解かせるのではなく、
毎回同じようなパターンの問題で定型業務をきちんと出来るかどうかを等方がいいと思っていますので、
今回のようなワンパターンな出題は実務から見ても望ましいなぁと思います。

2級も直近2回と比べると「お~! 解きやすい!」と感じられた問題だったと思います。
第2問の株主資本等変動計算書も、過去とほぼ同じパターンで3回目の出題でしたし、
第3問も決算整理はかなりのワンパターンだったと思います。

それに比べて工業簿記は、問題を解く途中で多少の気づきが必要だったかもしれません。
といっても、気づきがなければ解けないと云うほどではなく、気づきがあればラクに解ける解けるという程度のものです。
全体的に見ると、20%の合格率は出るでしょうし、もしかすると久々に30%台の豪華率が出るのではないかと思います。

次回検定からは圧縮記帳、リース会計、外貨換算会計、連結会計が試験範囲に含まれます。
ただ、範囲変更後最初の試験で、新項目がガッツリ出題されることは稀ですので、まずは新試験範囲以外の項目をしっかり学習しましょう。



小野正芳

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