簿記講座の講師ブログ
キャッシュレス決済のその後

 皆さん、こんにちは!

 簿記講座講座担当の小野です。

 モヤモヤが続きますが、毎日、おいしい夕飯を食べて、挽回していきましょう!

 最近はあまり話題に上がらなくなったキャッシュレス。一時期は、キャッシュレスポイントやマイナポイントといったキャンペーンとともに話題になっていましたよね。キャッシュレス化によって現金を扱わなくてよくなったこともあり、コロナ禍で普及が進んだのではないかと思います。コンビニの最新のレジでは、レジのお客さん側にICチップを読ませる部分が取り付けられていますしね。

 また、キャッシュレス化は様々な作業時間を短縮する効果もあります。レジでキャッシュレス決済されることにより、店員さんがお釣りをピックアップするなどの作業負担が軽減され、レジの所要時間が短縮されることが期待されます。それによって店舗の生産性が上がることが期待されました。

 ただ、・・・。

 最近は、マイバック持参運動の影響もあり、お客さん側にボトルネックが出てきたのではないかなと感じるようになってきました。お客さんは、レジに並ぶと次のような作業順序になります(コンビニを想定)。

 ・商品をレジに出す。

 ・ポイントカードを財布から出して、読み取り機にさして、読み取り後財布に戻す。

 ・電子マネー(スマホ・カード)を財布(かばん)から出して、読み取り機にかざして、 財布(かばん)に戻す。

 ・レジから出てきたレシートを受け取って、財布に入れる。

 ・商品をマイバックにしまう。

 お客さんがこれだけの作業をする間に、店員さんが行う作業は商品のバーコードを読み取るだけです。その結果、お客さんがずっと作業をしている間、店員さんはカウンターの向こうで待っている状態になってしまっています。

 私の場合だけかもしれませんが、最近は、私自身がボトルネックとなってコンビニの生産性を下げないようにレジではちょっと焦ってしまいます。皆さんは、コンビニでの買い物の時どうですか?