簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

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 皆さん、こんにちは。

 現在、今まで日本の驚異的な発展を支えてきた制度のいろいろなところで、いろいろな歪みがでてきていますね。年金の問題、若年者の雇用問題、人口減少の問題など、我々若年層にとってみると早く何とかしなければならない問題が山積みです。

 そんな課題の1つに行政コスト、とりわけ公務員の人件費の問題があります。名古屋や阿久根でも選挙の最も大きいな争点の1つでした。

 一般には、公務員や議員の給料は民間に比べて高すぎるからけしからん、公務員の給料を下げてもっとセーフティネットにお金を使うべき的な批判が多いですよね。では公務員の給料に対する批判は本当に的を射ているのでしょうか?

 たしかに阿久根市の場合でみれば、市職員の平均給料は民間の1.5倍とも2倍ともいわれているようです(民間の給料平均をどうやって計算したのかは知りませんが)。う~ん、確かに高いですね。

 そもそも公務員給料は民間の給料の水準に一致するように増減する仕組みですから、1990年くらいまでの成長期の日本では民間給料のほうが高かったわけです。大学のゼミの先生が「民間企業に勤めた友人はかなり豪勢な暮らしをしているのに、公務員である自分の給料は民間の水準に全然追い付かない」と嘆いてらしたのを思い出します。

 ということは、ある程度の長期でみれば、不景気の現在は民間の給料減少が先行しているために、公務員給料が高止まりしているという見方ができないこともありません。

 もちろん、平均民間給料の計算方法には様々な仕掛けがありますし、給料以外の様々な特典も批判の対象となっているのでしょうが、公務員からみると、「景気がいいときに公務員給料が安いから高くすべきだという議論にはあまりならないのに、不景気のときだけたたかれるのは不公平だ」と思ってしまいそうですね。もし私が公務員だったら、そういうふうに思ってしまいそうです。



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2011/02

若者はかわいそう

16:52:36 | 未分類 |

 皆さん、こんにちは。

 最近は大学生の就職状況など、若い人にとってたいへんな状況になっており、最近の若者はかわいそうだなと思ってしまいます。

 とくに、若者のせいではない部分で批判されるのは非常に不条理だろうなと思ってしまいます。例えば、「最近の若者は草食系で意欲が低い」などといったことがよく言われます。しかしよく考えてみると若者が草食系になるのは当然なのではないかと思うのです。だって、高校までほとんど競争せずに、望むものをある程度手に入れることができる世界で生きてきたのですから。

 なんだかんだいっても多くの子供たちは衣食住に困らない環境の中で育ち、運動会では手をつないでゴールをし、寝ないで勉強しなくてもそこそこの高校・大学に進学できるわけです。そんなにがんばらなくてもいいよ。やりたいことを見つけなさい。やりたいことが見つかるまで、ゆっくり時間をかけていいよ。そんな言葉をあちこちからかけてもらい生活してきたわけです。

 しかし、就職活動を始めた瞬間に環境が180°が変わります。完全に弱肉強食の競争世界に放り込まれるわけですね。大人が作った教育システムで育てられ、大人が作った教育システムに教えられたことを実践しようとすると、大人から批判されるようなものですよね。ゆっくり時間をかけてやりたいことを見つけていいよといわれたから、ゆっくり過ごしていたら、新卒で正社員になる以外はまともな生活をすることができない世界が待っていた。そんな詐欺みたいなことが行われているのが現状みたいな気がします。

 テクノロジーの進化で人々の生活はどんどん便利になるのに、人の生活を支える制度の部分はどんどん不便になっているような気がする今日この頃です。



 皆さん、こんにちは。

 先日、インテルから新しいCPUが発売されました。ITパスポートの講師をしているくせに、ここ数年はコンピュータをいじることなく過ごしてしまいましたが、久々に自作して、コンピュータに関する知識をいっそう深めようかな、なんて思ってしまっています。おりしも、先々月から続く自宅内ネットワーク計画を遂行中ですし。

 久しぶりにコンピュータに関する雑誌を買い込み、新しいCPUおよび新しいCPUを最も効率的に使えるシステムについて目下研究中です。春頃には新しいパーツを組み込んだコンピュータを作ろうかなと思っています。そこで、今回はあくまでも知識だけちょっとアップデートしたということで、自宅内ネットワーク計画を1.51にバージョンアップさせましょう。

 新しいコンピュータの自宅内ネットワークにおける用途としては、ありがちですが、ファイルサーバーとしての使い方になると思います。しかし、単にファイルを保存しておくだけでなく、いろいろな使い方ができそうです。しかもエコなんです。

 ファイルサーバーとしてどんなファイルを保存するか。まず考えられるのはテレビ番組の保存でしょう。普段はリビングのテレビの下に置いているビデオ(DVD・BD)レコーダで番組録画を行う人が多いと思います。それをコンピュータに置き換えるのです。

 12月のブログでは、レコーダに取りためた番組をコンピュータで見る話をしましたが、それを逆にしてしまいます。コンピュータはHDDを増設すれば保存領域を増やせます。残りの要領を気にせずに録画できます。そして、コンピュータはDLNAサーバとして動作しますから、自宅内のいろいろなところからコンピュータにアクセスして、コンピュータ内に保存している番組を見ることができるわけです。

 さらに、ソフトを追加することによって、取りためた番組をいろいろ活用できるということです。レコーダの場合にはソフトを追加することはできませんので、レコーダを買い換えない限り新しいテクノロジに対応することはできません。しかし、コンピュータの場合、ソフトを追加することで機能を追加することができます。そこで使えそうなソフトがスマートフォンをDLNAクライアントとして使うソフトです。ごろごろしながらスマートフォンの画面でコンピュータに保存した番組を再生できます。

 しかも、このように動作するコンピュータの消費電力は50W前後です。白熱電球1個分以下の電力で、こんなことができるなんてすごい時代になりましたね。



 皆さん、こんにちは。
 
 格下げの要因の2つめとして財政再建のめどが立たないということがあげられていました。むしろ、こちらの方が非常に問題であると思います。

 財政を立て直すためには毎年の収支をプラスにして少しずつ借金を返済していくことが必要です。そこでプライマリーバランスをプラスにしようという目標が立てられました(もう忘れ去られていますが・・・)。プライマリーバランスとは、要するに年ごとの収支であり、プライマリーバランスをプラスにするとは毎年の収支をプラスにするという意味です。カタカナで書くと非常に難しい(たいへんな)ことをやらなければならないような印象を受けますが、家計であろうと、企業であろうとやらなければならない基本的なことです。消費者金融のCMで、「収入とのバランスを見て借りすぎには注意しましょう」と流れていますね。

 ところが2011年度の予算案を見ると40兆円くらい支出が収入を上回っています。一般会計と特別会計をあわせた日本全体の予算では、支出が約220兆円だそうです。支出が多すぎるわけですから、支出のうちどこかを削らなければいけません。削らないにしても何なりかの対策をうたなければなりません。ちなみに220兆円の支出を見てみると次の通りです。

 社会保障給付:34%  国債の利払い・返済:37%  地方交付税:7%
 文教科学振興:3%  防衛費:2%  公共事業:3%  その他:14%
 
 もう何をすべきか一目瞭然ですね。社会保障に手をつけなければなりません。「無駄な工事をするな!」と叫んで、無駄な工事をやめさせても焼け石に水なのです(もちろん、無駄遣いするよりマシですが・・・)。しかもこの社会保障費は少子高齢化の進展とともに毎年数兆円ずつ増えています(ちなみに2008年よりも8兆円も増えました)。

 つまり社会保障を10%削れば、無駄遣いの象徴といわれる公共事業をすべてやめるのと同じ効果をもつわけです。

 この数字を知っている人は“事業仕分け”がいかにむなしい作業であるかがわかるでしょう。“事業仕分け”でちょっとの資金が浮いたとしてもすぐに社会保障費に吸い取られてしまうんです。

 ところが“社会保障”といういかにも弱者救済的な名称がついているこの制度に切り込む政治家はいないようです。はやくそんな政治家が出てきてくれないかな。



 皆さん、こんにちは。

 つい先日、日本の格付けがAAマイナスへと格下げになりました。上から4番目の格付けとなり、まだまだ下には多くのランクがありますが、経済大国である日本が上から4番目の格付けになってしまったことは、日本国民にとってショックな出来事であったに違いありません。日本国全体の格付けがトヨタやキャノンといった一私企業の格付けより低いという、ちょっと複雑な状況が生じています。

 この格下げの主な原因は日本の財政が非常に悪化しており、再建の見通しが立たないことだそうです。財政悪化の水準は皆さんもご存じの通り、借金が1,000兆円近くになったということであり、新聞などでは「対GDP比200%で戦後最悪の水準」などと報道されます。皆さんはこのような数字を見せられてどのように思われますか? 簿記を勉強していると、ちょっと不思議なんですよね。例えば、負債だけに注目して意味のある分析ができるでしょうか? だってそうでしょう。1,000兆円の借金があっても1,200兆円の資産を所有してれば何の問題もないわけですから。そのために、会計では貸借対照表を作成し、資産と負債を対照表示しているわけです。

 ところが1,000兆円の借金が報道で強調されることはあっても、資産について報道されることはありません。いったいどれくらいあるのでしょうね? 日本国中の資産を全部あわせると1,000兆円を軽く超えるかもしれませんよ。国道だけでも相当な時価になると思うのですが・・・。

 また、「対GDP比200%の債務」を強調しすぎのも“何だかなぁ”という感じです。GDPは企業でいうと利益に相当しますね(厳密に言えばちょっと違いますが・・・)。つまり、利益に対する債務が200%を超えているというわけです。言い換えると2年分の利益で借金をすべて返済できるということですね。もちろん、借金は少ない方がいいですが、利益の2年分以上の借金を抱えている会社はたくさんあります。なぜ、民間企業ができること(借金を返済すること)が問題になるのでしょう? 例えば、全日空の付加価値はここ6年くらい約3,000億円で、借金は9,000億円です。全日空の借金は対GDP比300%ということになってしまいます。

 もちろん、借金が1,000兆円というのは絶対的な金額として非常に悪い数字なのでしょう。しかし、絶対的な金額に注目するだけでは有効な解決策を導き出せそうにもありません。



 皆さん、こんにちは。

 今回はレセプトの続きです。

 医療機関は医療費の7割を健康保険組合にレセプトという書類を使って請求します。といっても直接健康保険組合に送付するのではなく、「レセプトに間違いがないか」、「診療内容におかしな点はないか(不正請求はないか)」といったことをチェックする監査機関(国民健康保険団体連合会、社会保険診療報酬支払基金)に送付します。その監査機関でチェックを受けて、認められれば初めて健康保険組合から医療機関に医療費が支払われるわけです。

 それで、本題は何かというと、医療機関、監査機関、健康保険組合の間でやりとりされるレセプトという書類が紙であるということです。

 実は、私の親戚に医療関係者がいて、レセプト電子化を目指す方向で法改正がなされた際にその親戚もコンピュータでレセプトを作るべく、コンピュータと専用ソフトを導入しました。その親戚は、これで紙に書く必要も、紙を毎月監査機関に送付する必要もなくなるから、楽だし安くつくしいいね、といっていました。

 ところが、未だにその親戚は毎月1ヶ月分のレセプトを印刷し、封筒に入れて監査機関に送付しているのです。自分はネットワーク上でファイルを送付したいのだけれども、相手が受け取ってくれないそうです。
さらに、レセプト電子化によって監査機関が得る審査料は大幅に下がると予測されていたので、経済的にも期待していました。一般にコンピュータ化によって様々な手間が省ける=効率的になるので、手数料は引き下げられることが一般的です。証券業界は取引取り次ぎのコンピュータ化で手数料が劇的に(以前の1/100くらい)に下がりましたね。IT革命って、別名は効率化革命ですからね。

 ところが、レセプトの世界では手数料もあまり下がりませんでした。レセプト審査の手数料は90円から80円にさがっただけでした。あまり下がらなかったのは、電子化を努力義務に格下げしたせいだそうです。強制適用にはしなかったらしいのです。つまり、すべての医療機関が電子化すれば、受け取る監査機関も電子化されたものだけを受け取るので非常に効率的になりますが、電子化されたレセプトを送る医療機関と、紙を送る医療機関があれば、監査機関側では下手をすると手間が増える可能性さえあるわけです。

 手間的にも経済的にも全く意味のないコンピュータ導入だったと嘆いています。何でそんなことになってしまったのでしょうね?



 皆さん、こんにちは。

 私が担当している簿記講座で資格を取得することを目標とされている方の多くは、仕事で使うことを目的にされている方が多いと思います。

 講座および検定試験では、自分で電卓をたたき、その計算結果を各種帳簿に記入していくというやり方ですが、実際の実務では仕訳をコンピュータに入力すれば、あとは試算表までコンピュータが自動的に作ってくれます。実は、簿記検定試験を勉強して役に立つのは、「自分で帳簿を作れるようになる」ことではなく、「できあがった帳簿の意味がわかる」ことなのです。

 私自身も手書きの帳簿などは作っておらず、基本的に仕訳をコンピュータに入力して、決算の設定(減価償却資産を何年で償却するかなどの決算に関する事柄の設定)をしておくと、財務諸表までコンピュータが作ってくれます。

 さらに、税務申告用の書類を作るソフトまで市販されていますから、自分で財務諸表を作り、税務署に申告するための書類を作り、税務署に申告するところまでほぼ1人でできる時代です。さらにさらに、電子申告を行えば税務署に行く必要すらありません。クリックだけ税務申告も終えることができるのです。もちろん、税の規定は非常に複雑でかつ毎年変更されますから、税理士などの専門家にすべて任せるのも一つの方法ではありますが・・・。

 このようにちょっとした簿記の知識とコンピュータさえあればほぼ全自動的に経理業務はできてしまい、経理の世界は非常に効率的な世界になっているのですが、まだまだアナログな世界もあります。それはレセプトの世界です。

 レセプトってご存じですか? 

 我々は病院に行くと、本来かかっている医療費の3割だけを支払えばすみます。残り7割は加入している健康保険組合が支払います。サラリーマン(とその家族)であれば職場の健康保険組合が、自営業(とその家族)であれば地方自治体が運営する健康保険組合が支払うわけです。

 医療機関は診療内容を明らかにした請求書を作成します。どんな治療をして○○円、どんな薬を処方して○○円、基本料金(初診・再診料)として○○円、などと請求書を作成するわけです。その請求代金のうち3割を窓口で本人に請求します。最近は我々個人にも診療内容とその点数(金額)が書かれた明細書をもらえますね。

 医療機関は残りの7割を健康保険組合に請求します。そのときに医療機関と健康保険組合でやりとりされる書類がレセプトです。ちょっと前置きが長くなりすぎたので、続きは次回。



 皆さん、こんにちは。
 
 今月は家庭内ネットワーク化計画の一環という名目(妻へのいいわけ)で、コンピュータ用の大型モニターを導入しました。先月はBDレコーダとコンピュータを接続しました。現在、スマートフォンをこのネットワークの仲間に入れようと思っているのですが、肝心のスマートフォン本体を手に入れていない(私はauユーザーで、12月に発売されたIS03を購入しようと思っていますが、どの店に行っても予約待ちでなかなか買えません)、それは今後のブログにまわし、今回は家庭内ネットワーク内の様々なコンテンツを映し出し、仕事をより快適なものにする大型モニターの導入について書きたいと思います(ということで-その1.5-です)。

 今回導入したのは27インチのモニターで解像度は2,560×1,440ドットです。コンピュータを使い始めてから今までのモニターの変遷は

 1996年 10.4インチ液晶:640×480ドット
 1998年 17.0インチブラウン管:1,024×768ドット
 2002年 19インチ液晶:1,280×1,024ドット
 2006年 24.1インチ液晶:1,920×1,200ドット
 2011年 27.0インチ液晶:2,560×1,440ドット

という感じです。

 最初の感想は「でっ、でっ、デカい・・」です。24.1インチの液晶からすると解像度が横1.33倍、縦1.2倍、全体で1.6倍です。これまでは買い換える度に次はもっと大きなモニターになるんだろうなと思いつつ使ってきましたが、さすがに27インチになるとこの上は30インチなどのリビングでテレビとして使えるようなデカさの製品になるので、机の上で1mくらいしか離れずに使うコンピュータ用モニターとしてはこれ以上大きくなることはなさそうな感じですね。

 解像度がここまで大きくなると、接続も大変です。単純にコンピュータの出力端子とモニターの入力端子をつなげばいいというものではありません。デュアルリンクに対応したビデオカードおよびケーブルが必要になります。解像度が大きくなる分だけ流れる情報量も多くなりますから、1本のケーブルの中に2本分のケーブルが内蔵されているようなものであるデュアルリンクで接続する必要があるのです。また、このケーブルが高い・・・。5,000円くらいするのです。27インチのモニタが60,000円くらいで、ケーブルが5,000円。何かちょっと違うような気がしたのは気のせいでしょうかね。



 あけましておめでとうございます。今年もフォーサイトをよろしくお願いいたします。

 さて、一年の計は元旦にありといいますが、みなさんは何を今年の目標にしましたか? 私はここ数年、元旦に目標をたてるものの、年明けの仕事が始まると、日々の業務に追われて、結局何も新しい知識や技術を手に入れることなく一年が終わってしまいました(昨年も例に漏れずそうでした)。仕事のノウハウは多少なりとも自分の中に蓄積されたのでしょうが、目に見える結果ではないので、何か成長したようなしてないような感じです。

 私の世代は、自分を市場で売れる(要は転職するときにきちんと評価される)ように、常に、自分を自分で訓練するように動機づけられてきました。正月早々愚痴ってしまってすみませんが、私の学年は団塊ジュニアであり、200万人の同級生がいましたので、大学受験も就職活動(山一証券が倒産した就職氷河期です)も地獄でした。高校や大学の先生たちから「やりたくないやつは落ちこぼれてしまえばいい」といわれて、一生懸命振り落とされないようにがんばってきたのでした。もちろん全員の人生がうまくいくはずはありません。その結果、一昨年の年末には多くの同年代の人たちが年越し派遣村に集まったのでした(30代の人たちが多かったと報道されていたように記憶しています)。個人的には終身雇用と年功序列も好きなんですが、時代はそれを許してくれないようです。

 さて、そんなこんなで今年は何を目標に1年を過ごそうか考えたわけですが、目標にできるようなことを何も頭に思い浮かべることができません。

 実は最近悩みがあるんです。それは欲がなくなったということです。3~4年前までは「あれも欲しい、これも欲しい、あのようになりたい、このようになりたい」といろいろなものが欲しくてたまりませんでした。ここでいういろいろなものには、知識・肩書き・人的ネットワーク・お金・物などなどいろいろなものが含まれます。要するに「いろいろなことができ、多くの知人に囲まれ、欲しい物を手に入れたい」と、ぎらぎらした感じだったわけです。

 しかし、子どもができて家庭生活がワンパターンになると、欲しいものが急速になくなってしまいました。今の知識をそこそこ使って仕事をして、そこそこの収入を得て、今の人脈を大事にして、子どもをちゃんと育てられればいいかな、的な発想になりつつあるのです。あぁ、なんとつまらない男なのでしょう!

 これが年をとるということかな、などと思いつつあります。

 そうだ。1つ目標を見つけました。今年はぎらぎらした自分を取り戻すことを目標に生きていきましょう。来年の今頃は、また「あれも欲しい、これも欲しい、あのようになりたい、このようになりたい」と言っていることでしょう。



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2010/12

資格試験と現実

17:06:27 | 未分類 |

 皆さん、こんにちは。

 資格試験の勉強をすると、様々な知識を身につけることができます。

 簿記の勉強をすれば、売買目的有価証券の時価評価についての処理ができるようになります。売買目的有価証券とは「短期間で売却する目的購入した株式および債券」です。つまり、時価が値上がりしたら売却して儲ける目的で購入した株式や国債などの債権です。債券とは借金の証明書であり、国債とは国が借金をしている証明書です。ですから、国債を買うというのは国にお金を貸すということを意味します。その国債に時価がつけられて、毎日変動するわけですね。国というつぶれる可能性が非常に低い組織の借金の証明書に時価がつき、それが毎日変動するのです。なぜでしょう? 国にお金を貸した人はほとんど確実に国から借金の返済を受けることができるでしょうから、国債に時価がつくとしても、変動することはほとんどないように思われます。しかし、現実は国債の時価が変動するんですね。

 なぜ国債の時価が変動するのかを知っても、簿記検定では1点にもなりません。しかし、なぜ国債の時価が変動するのかを知っていると、簿記の実務を始めたときに非常に役に立ちます(どのように役立つのかについては、皆さんご自身で体験してください)。

 また、検定試験では実際の社会の動きを反映しているかのような問題が出題されることもあります。2008年9月、リーマンショックが起きました。リーマンショックによって、現実社会の株価は暴落しました。すると、それまで評価益を計上させることが多かった簿記検定試験のなかでも株価が暴落したんですね。「90万円位の株式の時価が60万円に下がった」という問題だったと記憶しています。1/10にすれば現実社会の日経平均株価に近い数字です。

 ITパスポートでも、初級シスアド時代にISDNが試験範囲に含まれていましたけれども、ADSLの爆発的普及でISDNの問題はほとんど出題されずにADSLの問題ばかり(それもスプリッタの話が多かった)出題されていたように記憶しています。

 「あぁ、結構、資格試験って現実を反映しているんだな」と思った今日この頃です。



小野正芳

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