簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

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 皆さん、こんにちは。

 いや~、全く大変な事件が起こってしまいましたね。検察の検事が、自分たちの都合に合うように証拠に細工をしてしまったそうですね。もし、それが本当だとすれば、検察は自分自身で証拠を作り出すことが可能になります。つまり、自分が嫌いなやつを捕まえてきて、自分が作った(現実にはあり得ない)証拠を突きつけて、刑務所に送り込むことが可能になるわけです。

 もちろん、こんなことをするのはほんのほんの一部の検事だけでしょうが(逮捕された検事以外の検事は全くやっていないことを祈ります)、それでも一部の検事がやったということであれば、「他の検事もやっているんじゃないの」という疑惑が出てきます。最近は冤罪事件が多発していることも考えると、もしかすると数件のレベルではなくて数十件、数百件のレベルで起こっているかもしれませんね。

 いずれにしても、法を破っていることを表す証拠に細工をしたわけですから、極端な話、裁判所で「この証拠は検事が細工をしたものです」なんてことを言い出す犯人が出てくるかもしれません。そうなると、ますますたいへんなことになりそうです。



04

2010/10

急激な季節変化

15:45:53 | 未分類 |

 皆さん、こんにちは。

 ここ最近は急激な季節変化で体調を崩された方も多いのではないのでしょうか。私も、2~3日前まで半袖のワイシャツで仕事をしていたと思ったら、もうスーツがないと寒くてたまらないといった具合で、ご多分に漏れず発熱→仕事お休みということになってしまいました。

 しかも、一家そろってこういう状態になってしまいました。私はもうおじさんですから37℃くらいの熱が出るともうふしぶしが痛くて、体がだるくて、たまりませんが、今回は38.5℃まであがり、その中2歳の子供の世話をするというこれまでで初めての体験をしました。
 発熱初日は子ども自身もぐったりしていますから、騒がずよく寝てくれるのですが、2日目になると子どもは回復。しかし、親は2人ともまだ回復途中で、ここが最もつらいところです。子どもはいつも通りの生活パターンに入り、いつも通りの要求をしてきますが、親側はぐったりしていて寝ていたいところ。ですが、まだ2歳の子どもはそんなことお構いなしです。相手をしないと大声で泣き出したりします。最近はあまり大声で泣かれたり、泣く回数が多いと虐待の恐れがあるということで通報されかねません。

 あ~、いろいろなことに気を遣わなければならず、疲れちゃいますね。



27

2010/09

新会計基準ラッシュ

10:54:16 | 未分類 |

 皆さん、こんにちは。

私の担当は簿記の講座ですから、たまにはこのブログでも簿記・会計の話をしたいと思います。

皆さんも「IFRS」という言葉をお聞きになったことがあるかと思います。International Financial Reporting Standardsの略で、「国際財務報告基準」と訳し、「国際会計基準」などともいわれています。

簿記・会計は企業の利益・財産計算に関する法ですから、主権国家がそれぞれ独自のルールを作って運用していました。日本は企業会計審議会という大蔵省(現金融庁)内にある組織が作ったルールを使っていたわけです。

各企業は自分の会社の利益・財産について株主に報告しなければなりません。ところが日本企業の株主は日本人であるとは限らず、イギリス人もいるわけです。

さぁ、ここで困ったことが生じますね。

私たち日本人は日本の法律に基づく利益・財産計算方法を勉強してきました。もちろん、イギリス人はイギリスの法律に基づく利益・財産計算方法を勉強しています。そして、ある会社(A社としましょう)の株式を購入したら、勉強した知識にもとづいてA社の利益や財産の評価を行うわけです。

ここで、A社が日本企業であるとしましょう。A社は日本法律に基づいて利益・財産計算を行います。その結果をイギリス人が見るとどうなるでしょう。イギリスでは、従業員が消化していない有給休暇を、企業の負債として貸借対照表に計上しなければなりません。この背景として、有給休暇が従業員の権利であり、従業員が有給休暇を消化しなかったら、企業が買い取らなければならないからです。つまり、企業は従業員に休暇かお金を与えなければならないのです。しかし、日本にそのような文化はありません。ですから、日本企業の貸借対照表に「未消化有給休暇」なる負債はないわけです。A社の貸借対照表に「未消化有給休暇」がない場合、(一般に、すべての従業員がすべての有給休暇を消化できるはずはないので)、イギリス人は「A社は従業員に有給休暇を与えていないひどい会社だ」と判断してしまいます。

つまり、ローカルなルールに基づく利益・財産計算はグローバル市場では誤解生じさせる原因となってしまうわけです。そこで、2013年をめどに、全世界の会計ルールを統一化させようという作業が始められました。といっても、実は、日本とアメリカだけが仲間はずれの状態です。

日本とアメリカ以外の国のほとんどはIFRSをすでに導入済みです。したがって、今後の流れは、日本とアメリカがどれだけIFRSに歩み寄れるかということになります。



17

2010/09

野球賭博とtoto

12:31:44 | 未分類 |

 皆さん、こんにちは。

 ちょっと前になりますが、相撲界を揺るがす大事件がありましたね。多くの力士が野球賭博に関わっていたという事件です。

 さぁ、皆さん。野球賭博で多くの力士が反省して、相撲協会が批判されたのはなぜでしょう? わたしにはわかりません。だって、サッカー、馬、自転車、ボート、数字で賭け事しても怒られないでしょ? むしろ、テレビでは、「サッカー、自転車、ボート、馬、数字で賭け事しようよ!」って煽っていますよね。

 もちろん、何のことか皆さんはおわかりでしょう。サッカーについては、どのチームが勝つかに賭ける「toto」というくじがありますね。くじというとなんだかソフトですが、要はお金を賭けていることに代わりはありません。馬については、「競馬」ですね。自転車は「競輪」、ボートは「競艇」、数字は「宝くじ」です。「競輪」・「競艇」・「宝くじ」に至っては役所が胴元です。極端化すれば、役所が市民から掛け金を集めて、半分を抜いて、勝った人に分配しているわけです。

 なぜ野球賭博がいけないのでしょう? 野球賭博と他の賭け事の相違点は胴元がやくざなのか役所なのかという点だけでしょう。やくざが市民から掛け金を集めて、掛け金の一部をピンハネして、残りを賭けに勝った人に分配するのはいけなくて、それを役所がやった場合には認められる。多くの人はこういうでしょう。「やくざが胴元だから野球賭博はいけないことだ」。では、私が胴元になって、力士からお金を集めて、野球賭博を行っていたしたらどうでしょうか? おそらく、「道義的に認められない」などという議論が出てくるでしょう。

 つまり、「多くの力士が野球賭博をしたのが悪い」理由があまりハッキリしていない(というか、何が悪いのかに関する報道の論点がずれている)と思うんです。ある人が言っています。「今回の事件は、toto野球版を作れば一気に解決しますよ」と。まさにその通りですね。



10

2010/09

指定席だよ!

11:09:52 | 未分類 |

 皆さん、こんにちは。

 夏休みシーズンも終わってしまいました。皆さんはどこか旅行に行かれましたか?

 旅行といえば公共交通機関を使うことも多いですね。私も夏休みに実家に帰省するために飛行機を使いました。飛行機には自由席はありませんし、必ず座ることができます。しかも、座る席がすでに決められています。また、月末に仕事で京都に行きました。新幹線の指定席の切符を買いましたので、必ず座ることができ、かつ座る席も決まっています。

 ところが、多くの人が、乗り込む前から並んで待っているんです。空港では、ブリッジの入り口のところの改札口で並んで待っています。新幹線のホームでは、新幹線がホームに到着する前から乗車する号車の番号札のところで並んで待っています。早い者勝ちで席が決まるとか、座れるかどうかわからないから順番待ちをするということならわかりますが、そうではないんですよね。

 私は22才まで長崎で過ごしましたが、関東に出てきて驚いたことの1つに、人々が文句も言わず整然と並んでいる姿でした。田舎だと人が少ないですから、そもそも何かをするために並ぶということがほとんどありませんでした。食事をするためにいった店が混んでいれば、並ぶことなく他の店に行くのが当然でした。ですから、席が決まっている電車や飛行機に乗るのに並ぶということはあり得ず、みんなが乗り込み始めたら乗り込み口に向かうという程度です。

 思うに、どこでもきちんと並んでしまうのは人口が多い関東の方の習性かなと思うのですが、この文章を読んでらっしゃる田舎出身の皆さん、どうですか?



02

2010/09

課税の「?」

10:27:30 | 未分類 |

 皆さん、こんにちは。

 私は税金の専門家ではないのでちょっと理解できませんが、ちょっと不思議なことが起こりました。それは、保険金に対する課税です。

 あるご婦人が生命保険金を受け取ることになりました。生命保険金は、一括で受け取ることもできますし、分割(年金として)で受け取ることもできます。そこでこのご婦人は、分割で受け取ることにしました。すると、生命保険金を受け取ることが確定した段階で「相続税」を課税され、分割で保険金を受け取るたびに「所得税」を課税されました。つまり、保険金に対して2回の税金が課されたわけです。そこで、このご婦人は「保険金という1回の収入に対して2回課税するのはおかしい」ということで裁判を起こしました。その結果、裁判所は「ご婦人のいうとおり、2回の課税はおかしい。国は所得税分を変換するように」という判決を出しました。

 専門家ではないのでこれで正しい理解なのかどうかはわかりません。テレビや新聞による報道によると、このようなことだったと思います。A社がB社の株式を所有していて、B社から配当金を受け取ると、その受取配当金に対しては法人税を課されません。なぜなら、配当金は利益の中から支払われるものであり、利益に対して1回法人税が課されているので、利益から支払われる配当金に法人税を課すと二重課税になるからです。

 もしそうであれば、私はこう思うのです。1回の収入に複数の税金がかかるのは他にもあるだろう、と。私は働いて給料をもらっています。給料から「所得税」と「住民税」を支払っています。先ほどの理屈でいくと、手取額は税金差引後の金額ですから、その手取額に追加の税金は課税されないはずです。しかし、その手取額で車を購入すると、「消費税」や「自動車税」を課されます。手取額で株式を購入し配当をもらうと、その配当金に対して「所得税」を課されます。企業が他社から配当金をもらうと原則として課税されませんが、個人が配当金をもらうと「所得税」を課されます。

 課税する理屈はいろいろあるのでしょうが、直感的にはわからなそうです。



 皆さん、こんにちは。

 最近はFPの人が「クレジットカードが多くなりすぎたからその絞り方を教えてほしい」という相談を受けることが多くなったそうです。あるデータによると日本でクレジットカードは約3億枚も発行されているらしいです。子供など除く、クレジットカードを所有できる人数で割ると、単純計算で1人あたり3枚以上のクレジットカードを所有していることになるそうです。

 そこで冒頭の質問が出てくるわけです。そりゃそうですよね。クレジットカードを3枚も持っていても、それを全て使いこなすことは難しいですよね。クレジットカードの効率的な使い方に関する雑誌などもあるようで、ちょっと見ましたが、常日頃から実践できるような事柄ではないと思いました。要するに「ポイント還元率などを考慮し、使用場所に適したカードを使おう」的な内容だったからです。

 でも考えてみると、そもそもなぜクレジットカードを作ることになったのでしょうか? 「店頭でお得だと勧められたから」、「クレジットカードを作れば割引券をくれたから」など、本質的な理由ではない理由でクレジットカードを作ることが多いのではないでしょうか。年会費が無料なのであれば、カード作成後に全く使わずほったらかしても、全くかまいませんが、2年目以降は年会費がかかるカード(結構多いですよね)だと毎年年会費が引き落とされてしまうという事態になってしまいます。

 クレジットカードの整理方法は部屋の片付けと同じだと思います。「過去6ヶ月間使ってなければ今後も使うことはない。」私はクレジットカードの作成を勧められたら、「今後6ヶ月間のうちに使うことがあるだろうか」と考えることにしています。ほとんどの場合、カード作成時に特典をもらったらその後使うことはないので、そもそもクレジットカードを作ることがほとんどありません。

 みなさんはどうですか?



 皆さん、こんにちは。

 民主党政権による税制に関する議論が盛り上がっています。例えば、消費税増税の話が出ていますね。消費税は低所得者に厳しい税なので、消費税率を上げるときには低所得者に配慮した上げ方をしなければならず、そのために所得に応じ還付する制度が案として考えられています。

 そこで日本国民の所得を正確に把握する必要が出てきます。所得が低い人だけに払いすぎた消費税を還付することで増税にならないようにし、所得が低くない人にとってのみ増税する必要があるからです。

 所得を正確に把握する手段として国民共通番号制度という話が出てきます。国民にある番号を割り振り、この番号をもとにして行政サービスを行っていくという制度です。例えば、免許証番号、基礎年金番号、住基ネットの番号など、ばらばらに割り振られた番号を1つだけに集約する制度です。つまり、ある人の免許書番号、基礎年金番号など、行政サービスを受けるときの番号が1つになるので、引っ越ししたときに市役所に引っ越ししたことを届け出れば、ほかの役所(警察など)に届け出なくても、免許証の住所を自動的に書き換えてくれたりするわけです。

 今の話の流れもそうですが、テレビなどでは「所得を正確に把握する手段として国民共通番号制度を割り振る」と報道され、そのメリットとして「行政サービスが効率化する」というようなことが報道されます。

 しかし、ちょっと考えてみてください。なぜ、共通番号を割り振れば、正確な所得を把握できるようになるのでしょうか? 今だって、個人名・住所・電話番号を添えて、税務署に所得申告をしているはずです。共通番号を導入したって、現在の税務申告の際に使っている個人名や住所が共通番号に変わるだけではないのか、と思うのです。

 不思議に思ったのでたくさん検索してみましたが、なかなか「共通番号制度によって所得を正確に把握できる理由」を説明している新聞・サイトはありませんでした。国の審議会などで「正確に所得を把握するために共通番号制度を導入する」と議論しているのですから、明らかな理由があるのでしょう。どなたかご存じの方がいらしたら教えてください。



12

2010/08

正答率39.6%!

10:23:30 | 未分類 |

 皆さん、こんにちは。

 突然ですが、皆さんは「23-1.8」という計算はできますか?

 「ばかにするなよ!」という声が聞こえてきそうで、すみません。当然ですが、ほとんどの方が計算できるかと思います。

 この問題は、ある全国規模の学力テスト(小4)で出題された問題です。その正答率はなんと39.6%! 私(35歳)が小学生の頃は「算数ドリル」なるものがあって、90点以上取るまで居残りで計算練習させられたりしたおかげで、今はちゃんと計算ができるようになりましたが、今時の小学4年生はちょっと恐ろしいことになっているわけです。

 そして、そのまま中学校に進み、今度は「23a-1.8a」という計算をやらされます。「23-1.8」が計算できないのですから、「23a-1.8a」の計算ができるわけありません。

 すると、中学校の先生は「この子は文字式の計算が苦手だな。文字式の計算をきちんと教えなければ」と考えて、生徒に文字式の計算の復習をやらせるわけです。もちろん、効果はほとんどありません。文字式の計算ができないのではなく、単なる計算ができないのですから。

 このことを指摘したのは某大手中学進学予備校(塾)の先生です。塾の先生が中学校の公開授業を見て、「こりゃまずい」と思ったそうです。

 どんなことを考える(勉強する)際もそうですが、やはり的確な現状把握(問題点抽出)が大事だなと思った次第です。どんなに一生懸命勉強しても、やることが間違えていれば全く意味がないのですから。



04

2010/08

駅前演説の「?」

16:30:38 | 未分類 |

 皆さん、こんにちは。

 先日、参議院選挙が実施され、民主党がちょっと負けてしまいましたね。

 時代はどんどん変わっていますが、「党の有名人が地方を回って応援演説をする」という選挙のやり方はあまり変わっていないようですね。私が住む地方都市にも首相や有名人(某スポーツ選手など)が演説にやってきました。ちょうど繁華街に遊びに行ったときにその演説に出くわしたので、ちょっと聞いてみました。

 しかし、テレビで流れていることと同じことを話しているだけ! まぁ、当たり前か。麻生首相以来、「ブレる」が批判のキーワードですから、応援演説をする人はどこに行っても同じような話をしなければなりませんよね。まぁ、それを主張して当選を目指しているわけですから、演説のたびに違う話が出てくるわけもありません。

 そこで思ったのです。それなら、わざわざ地方都市にまで来なくてもいいんじゃないか。テレビから流れてくる演説と地方都市の駅前で行われている演説は同じなんですから、有権者も7月の暑いさなかに路上で演説を聴かなくても、エアコンの効いた部屋でテレビを見ればいいんじゃないかと・・・。しかも、NHKは日本のどこに住んでいても見ることができるテレビ局であり、その地域の候補者の演説を公平に流しています(政見放送)。

首相が1人で電車に乗って来ることはありません。多くのSPと秘書を引き連れて大きな車で来るわけですから、たくさんの排気ガスを出し、お金を垂れ流してくるのです。「私は環境を守りたいので地方演説にはいきません。また、私は無駄遣いしたくないので地方演説にはいきません。テレビで私の演説を聴いてください。」なんていう政治家が出てきたらおもしろいな、なんて思ってしまいました。



小野正芳

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