簿記講座の講師ブログ
試験形態の追加!

皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。

試験まで残り約1ヶ月。
実りの秋ですからおいしいものの誘惑が強烈な時期でたいへん時期かもしれませんが、
合格することを想像して、ちょっとビシっといきましょう!

コロナ禍では、検定試験の実施形態の見直しが求められています。
今までのように、1つの会場に多くの受験者を集めて
実施することが難しくなっているからです。

大学が主な会場でしたが、その大学自体、
オンライン授業を行って教室に学生を集められないでいるのですから、
大学の教室で検定試験を行うことは難しいのでしょう。

そこで発表されたのが、簿記検定試験のオンライン化(CBT化)です。
受験者は、PCが設置してある会場に行って、そのPCで受験します。

サーバーに大量の問題が蓄積されていて、
受験者ごとに異なる問題がランダムに表示される仕組みなので、
1日2~3回の試験を実施できますし、毎日実施することも可能です。

すでに簿記初級、原価計算初級など日商簿記検定をはじめ、
いくつかの資格試験がこの仕組みで実施されていますから、
技術的なトラブルが生じる可能性は低いでしょう。

一方で、受験者にとってみると、
これまで紙と鉛筆で解答用紙を作成する練習をしてきたのが、
コンピュータへの入力へと解答方法が変わりますので、
その練習が多少必要かもしれません。

なお、試験範囲・出題形式に変更はないようですから、
学習する内容・解答技術自体が変わるわけではありません。

少し気になるのは、試験時間が大幅に減ることです。
3級は60分、2級は90分の試験となります。出題形式に変更がないとすれば、
問題数が減るものと思いますが、その辺のアナウンスはまだありません。

今後、サンプル問題が商工会議所の
HPに掲載されるとのことですから、要注目ですね!

ネット試験については、
商工会議所から情報が提供され次第、すぐに対応していきたいと思います。