旅行業務取扱管理者講座の講師ブログ

さあ、決戦の日!

いよいよ国内管理者試験も余すところ数日となりました。合格に向け、準備に余念のない毎日と思います。

今回は、受講生の方からご質問が多かった、再現問題集(昨年度試験問題)と模擬試験の活用についてお話しします。

再現問題集は、最も新しい本試験問題です。ここには、直近の出題者が、どこに力点を置いているのか、その意図が凝縮されております。
模擬試験も同じような性格で、直近の試験の傾向(記述や出題形式も含めて)に基づき作成しております。

問題レベルは、「去年の問題よりほんの少し難しい」レベルを狙っています(点数にすれば各科目5点前後)。個々の問題では凸凹がありますが、できるだけ再現問題と同じテーマでの難問は作らないようにしています。
同じテーマの問題であっても、記述をわずかに変えるなど、応用力を試していただくのも狙いです。

模擬試験、再現問題集とも、すでに何度か繰り返してチャレンジされた方も多いでしょう。今はまさに「総仕上げ」の段階の最後、洗車でいえばピカピカに磨き上げている頃になります。
目前の本試験に向け、「試験問題に慣れる」ことと、「弱点を見つけ、克服する」ことがなにより大切です。そのために、本試験の受験と同じ意識で模擬試験と再現問題集に挑んでください。

具体的な達成目標は、次の2点です。

① 定められた時間内(120分)に解答を終えること →試験の「場慣れ」をする
  できれば試験時間も、本試験と同様に13:30〜15:30としましょう。

② 各科目、少なくとも70点以上を得点すること →安定した「合格安全圏」を目指す

これから、問題にチャレンジされる方もおられるかも知れません。問題は繰り返すことで効果があがりますが、1回目は試験時間を気にしなくてもよく、正答することが大切です。繰り返し間違う箇所はすなわち「弱点」といえますので、再度チェックをして、1つずつ弱点を潰していきましょう。

解答時間は、最終的には100分以内で3科目の解答を終え、残りの時間で見直しをする位が理想的です。旅行業協会のホームページでは、各年度の本試験問題と正解も公開しています(ただし古いものは改正点にご注意)。各科目で安定して70〜80点が取れれば、合格安全圏です。

皆さんの合格を心からお祈りいたします!