旅行業務取扱管理者スペシャリストによるこっそり裏講義

明けましておめでとうございます。

本年、フォーサイトの講座の受講生の皆様が、
一人でも多く試験に合格できるよう全力でサポートさせて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。

今年から旅行管理者試験の学習を始める方が多いと思いますので、
今回と次回の2回に分けて、
昨年実施された国内管理者試験と総合管理者試験について、
簡単に振り返ってみたいと思います。

今回は、国内管理者試験について見てみましょう。

まず3科目受験の場合の合格率が27.2%で、
最近5年の中で最も低くなった点が目を引きます。
(H20~24年の平均は約34%でした。)

難易度は年によって異なりますが、今年受験する場合は、
昨年レベルかそれ以上の難易度と覚悟しておく方が容易でしょう。

難化した大きな理由の1つは、国内実務で基準点(60点)を突破しにくかったことだと思います。
観光地理は、極端に細かな知識は必要ありませんが、幅広い分野から出題されています。
この分野を苦手とする若い人などは短時間での知識の習得は難しいでしょう。

早くから問題集を何度も繰り返す必要があります。
まずは既に出題された範囲に限定して覚えましょう。
運賃・料金はバス、フェリー、宿泊の約款の内容に関した出題が多くみられました。

総合管理者と掛け持ち受験をする場合には手薄になりがちな分野ですが、
ここでもある程度得点できるようにしなければ安心できません。
昨年の難化の大きな原因でしょう。
JRと航空に関する出題は基本的なものが多く、総合管理者試験で問われる程度の内容を広く理解しておく必要があります。

旅行業法と約款の出題内容は以前と変わりはありません。
それぞれ30程度の重要な項目について理解しておけば、それ以上手を広げる必要はありません。
ただ、「正しい内容を1つ選べ。」から「正しい内容の組合せはどれか。」に傾向が変わっていますので、
より正確な知識が必要になっています。

このように見てくると、早くから取り組む分野(観光地理)と
正確に記憶する分野(旅行業法、約款)を明確に分けて考えるべきでしょう。
日々の学習についても漫然と長い時間続けるよりも、
目的意識をはっきり持って短時間でも集中して取り組むべきであると思います。



能城幸夫

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