旅行業務取扱管理者スペシャリストによるこっそり裏講義

ちょっと気を引くようなタイトルにしました。
前回と前々回で、最近管理者試験で出題されなくなった項目について書きましたので、
他にも何かあったかな? と思い出してみました。

最初に浮かんだのは、総合管理者試験の国内実務で毎年出題されていた、
JRの「特別企画乗車券」に関する知識です。

2000年代中ごろまでは、その後販売終了になってしまった
「ナイスミディパス」や「周遊きっぷ」などを含め、
今より豊富な種類があったためか、定番の出題項目でした。

どうやら7年前を最後に出題されていないようです。
ただこれも突然復活することも十分あります。
(フォーサイトのテキストではその可能性を考えて掲載してあります。)
「青春18きっぷ」等は今でも人気ですからね。

海外実務では、ホテルの「ミールプラン」と「検疫感染症」です。

前者は、「1泊に3食付いたものが『フルペンション』で2食が…」という知識です。
フォーサイトの問題集を見ると、6年前に選択肢の一つとして登場したのが最後です。
それ以前はもっと頻繁に出題されていたのですが。

後者は、検疫法の規定により、検疫所による検疫の対象となる病気です。
10年以上前にSARSが流行したときなどは時おり出題されていました。
その後も鳥インフルエンザ(H5N1)など怖い病気が世界的に流行していますので、
海外旅行を取り扱う仕事では必須の知識でしょう。

しかし、これについても、おそらく最近10年では出題がないようです。

ここでちょっと我田引水的な話題で恐縮ですが、
フォーサイトのテキストにはこれらについても簡単に触れています。

科目ごとに分かれた薄いテキストなのに「内容が豊富だな」と思うかもしれませんが
(そんなことは思わない?)、
逆に言うと、出題は限られた範囲に集中しているということです。

その部分をしっかり押さえておけば、
それ以外の項目は数年に一度くらいの出題なのです。
知らないと合格できないという項目ではありません。

この点で悩むのは、列車の時刻表であるThomas cookの扱いです。
OAGと並んで旅行実務では鉄板の出題項目で、例年2問出題されていました。
旅行好きの受験生から見れば安定した得点源でしたね。

ところが、昨年の8月に廃刊が決定し、
そのためか昨年の管理者試験では出題されませんでした。

ところがしかし、この春にあっという間に復活しました
(まだまだ需要があると判断したのでしょうか。)。

そうすると「消えた問題」にする訳にはいかないでしょうね。
受講生の皆さんにはしっかり準備していただきたいと思いますし、
模擬試験でも出題する予定です。

ところで、昨年の本試験問題は、フォーサイトの問題集には掲載されていませんが、
現在単年度版の問題集として作成中です。配布は夏ころを予定しています。



能城幸夫

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