旅行業務取扱管理者講座の講師ブログ

時刻表

北國新聞 3月3日紙面より。

「時刻表、売れ行き好調 石川県内の書店で通常の3倍超
:北陸新幹線金沢開業を間近に控え、石川県内の書店で
JR時刻表の売れ行きが好調となっている。北陸新幹線のダイヤが
初めて載った3月号の販売冊数が、例年の3月号と比べて
約3倍となった店舗があり、在庫不足で追加注文が間に合わない状態
となっている。売り場では鉄道ファンが記念に買い込む姿も見られ、
開業に向けた関心の高まりを示している。」

昨年の今頃、このブログでJRの時刻表について書きました。

総合管理者試験では毎年1問、時刻表の読み取りの問題が出題されますし、
特に昨年は消費税の税率変更により、
各種の料金額も併せて変更されましたので、
当座の資料としてご紹介したわけです。

今年も同じです。
(今年の改正資料は今後作成し公開しますので、
それまでお待ち願いたいのですが)もし関心があれば、
とりあえず今月以降の物を購入してみてください。

新幹線の開業関連であらためて驚いたのは、
北陸本線の金沢~直江津間(営業キロ177.2㎞)がJRから切り離されて、
「IRいしかわ鉄道」「あいの風 とやま鉄道」「えちごトキめき鉄道」の
第三セクターに経営移管されてしまうことです。なんか、すごいですねぇ。

他にも、信越本線の長野以北が
「しなの鉄道・えちごトキめき鉄道」に属します。

これらの区間はJRではないため、
「青春18きっぷ」は一部の例外区間を除いて、
利用不可になることから、鉄道ファンの評判はあまり良くないようですね(笑)。

同じ第三セクターの「北越急行」は新幹線の開業と同時に、
特急「はくたか」は運行されなくなりますので、
通過連絡運輸にからめた特急料金を算出する問題は出題されなくなりました。
(これまでずいぶん出題された区間ですが、今年1月の沖縄の再試験が最後の出題ですね。)

乗継割引の対象駅が変更されることなどが、
新たに要求される知識なると思いますが、
何にせよ新しい新幹線が開業すると、
知識を入れ換えなくてはなりませんので大変です。