昨年、何回か「検証シリーズ」というタイトルで、
ここで取り上げたテーマが試験で出題されたかを調べました。(結果は大外れでした 笑)
それでも懲りずに1月には、再び大胆にも昨年の出題を予想していました。
「北陸新幹線関連」「善光寺の御開帳」「新しい国立公園」の3つです。
結果は全部的中!! (本命ばかりだから当然ですよね。)
やはり、最近の試験では観光地理で社会的な関心事がよく出題されています。
それでは今年はどのようなイベントの予定があるかというと、
国内では3月の北海道新幹線開通、4・5月の諏訪大社の御柱祭り、
5月の伊勢志摩サミット、海外では8月のリオデジャネイロのオリンピックあたりでしょうか。
このうち、サミットとは「主要国首脳会議」といい、
先進7か国の首脳が集まり国際的な政治・経済的なテーマについて討議される会議です。
これが旅行管理者試験と関係があるのかな? と思いますよね。
そこで、わが国で開催されたサミットについて調べてみました。
初めて日本で開催されたサミットは、1979年の東京サミットです。
続いて1986年、さらに1993年といずれも東京開催です。
その後、地方で開催されることになり、2000年に沖縄、2008年には洞爺湖で開催されました。
いずれも有名な観光地ですから、「ひょっとして?」と思い、
フォーサイトの特製データベース(笑)で、該当年度の問題を検索してみました。
ヒットしました!!
まず、2000年の総合管理者試験で、
「沖縄県南部の白地図が示され、指定された枠内にある観光地をすべて選べ」
という出題がありました。
選択肢は、「万国津梁館(懐かしい名前ですね。)、海洋博公園、東南植物楽園、
ひめゆりの塔、玉泉洞、首里城公園、今帰仁城跡、万座毛、平和祈念公園、
金城町の石畳、中城城跡、辺戸岬」が組み合わされていました。
これはかなり難しい問題です。
2008年の総合管理者試験にもありました。次の問題です。
“2008年7月に主要国首脳会議(サミット)が開催された洞爺湖の南側に位置する
( )は、標高733mの活火山で、山頂駅までロープウェイで結ばれている。
a.硫黄山 b.有珠山 c.昭和新山 d.羊蹄山“
こうなるとサミットも無視できませんね。
伊勢志摩も昔から日本を代表する観光地ですから、
5月になったらニュースをよく見ておくことにします。