皆さん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の中村篤史です。
今回は、前回のつづきになります。
「自分は法律の勉強が向いているんじゃないか」と思った私は、司法書士試験を受けることに決めました。
資格予備校の司法書士講座の受講料は何十万円もしましたが、幸い仕事で歩合給が入ったので、それを受講料に充てました。
また、自分の空いている時間に勉強できるよう、通学講座ではなく通信講座を選びました。
勉強を始めて1年目は、資格予備校から送られてくる講義ビデオを観るのが精いっぱいで、全く合格する気がしないまま1度目の受験をしました。
当然不合格でしたが、午前の部で30問正解できたのは、大きな自信になりました。
当時、仕事は不動産会社で投資用物件の営業をしていましたが、その仕事で知り合った方が小劇場を買ったことで、その小劇場の管理を任されるようになりました。
不動産会社での仕事に比べ、小劇場の管理の仕事は自由な時間が多かったので、2年目は勉強時間を多く確保することができました。
これにより、2度目の受験を迎える頃には、合格レベルまで力をつけることができました。 試験後には自分の子供が生まれることもあり、試験に向けてのモチベーションは最高潮に達していました。
