通関士講座の講師ブログ

輸入は鶏肉が減少、鶏卵は軒並み増加

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。

財務省による輸入・輸出通関実績をまとめた資料によると、次の通りとなっています。

(1)鶏肉関係輸入
鶏肉は4万1464トン(前年同月比11.2%減)で、このうちブラジルは3万2090トン(同7.8%減)、タイは8380トン(同21.0%減)。鶏肉調製品は3万5413トン(同4.4%減)。
1~2月の輸入累計は鶏肉が前年同期比54.1%減、鶏肉調製品が同1.4%減でした。

(2)鶏卵関係輸入
加工卵は、凍結全卵の前年同月比27.0%減を除いて軒並み増加。凍結卵黄は2.7%増、凍結卵白は25.6%増、全卵粉は12.2%増、卵黄粉は51.0%増、卵白粉は61.0%増。殻付卵は5トン(同1.3%増)の輸入でした。
1~2月の輸入累計は凍結全卵が前年同期比13.1%減、凍結卵黄が11.3%増、凍結卵白が23.5%増、全卵粉が12.4%減、卵黄粉が25.8%増、卵白粉が3.9%増、殻付卵が3.5%減でした。

(3)鶏肉・鶏卵関係輸出
鶏肉の輸出実績は957トン(前年同月比26.5%増)でした。

以上の数字を眺めてみると、私たちの食卓に普通に並んでいる鶏肉・鶏卵の輸入量の伸びを客観的に捉えることができて、興味深いですね。