通関士スペシャリストによるこっそり裏講義

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。

本年の通関士試験には関係ありませんが、今後の通関業界に大きな影響がありそうな議論が、現在行われています。

政府の規制改革会議は7月5日、輸出申告官署の自由化について今年度中に検討、結論を得るとの答申をまとめた。
現在、輸出申告は原則として貨物の保税地域を管轄する税関に対して行っていますが、“自由化”は申告先の税関、官署を“一元化”することを意味する。

輸出申告官署自由化の議論はかねてからありましたが、
今年10月からスタートする通関関係書類提出の電子化により手続きの利便性が格段に向上するとみられ、
この規制改革がどの程度メリットがあるのかは不透明との意見もあります。

一方、荷主から依頼を受けて通関手続きを代行する通関業者は、通関業許可を受けた税関管轄区域のみでしか営業できないため、
輸出申告を行う税関、官署が一元化されることで事業運営に影響が出ることも懸念されます。

当然ながら、通関士試験に合格したあとも、制度は刻々と変化していきます。
今後の動きにも注目していきましょう。



神田明

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