通関士スペシャリストによるこっそり裏講義

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。

7月31日、ミャンマー通関局は、輸出入手続きの近代化を目的としたナショナル・シングルウィンドウ(NSW:National Single Window)の導入に関して、
日本政府から提案された輸出入・港湾関連情報処理システム(NACCS)の試用を発表しました。

ミャンマー政府は、2015 年のASEAN地域統合を見据え早期の通関システム導入を検討しています。
現在、最終候補の日本・韓国・シンガポールからの提案を審査中とのこと。
日本政府は、NACCSと通関情報統合判定システム(CIS)を活用した電子通関システムの構築を総合的に提案しました。
NACCSの試用にあたって、9月に日本の関税局及び専門家チームが同国を訪問する予定です。

現在、ASEAN地域内でNSWを導入しているのはシンガポールのみです。
同システムの構築経験をもつスイス・SGS社のシンガポール支店はミャンマー通関局に同様のシステム導入を提案しています。
一方で、韓国電子通関振興会(CUPIA)は公民連携(PPP:Public, Private Partnership)をもとにした提案を行っている模様です。

日本が提案するNACCSの導入には約4000万ドルが必要とされますが、政府は補助金(Grant Aid)の提供方針を打ち出し積極的なアピール姿勢を示しています。
 
NACCSシステムが、海外でも活用されるようになるかもしれませんね。



神田明

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