通関士スペシャリストによるこっそり裏講義

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。

財務省が5月12日に発表した2013年度の国際収支速報によると、
海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支は
前年度比81.3%減の7899億円の黒字で1兆円の大台を割り込み、
比較可能な1985年度以降で最少となったとのことです。

円安の影響などで貿易赤字が拡大したのが主な要因です。
海外投資から得られる配当や利子などの第1次所得は増えたものの、
輸出は円安で条件が改善した割には伸び悩み、外貨を稼ぐ力の衰えが鮮明になりました。

経常収支の内訳は、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が10兆8642億円の赤字でした。
原子力発電所の長期停止で調達が拡大した液化天然ガス(LNG)など
燃料の輸入価格が円安で押し上げられ、輸入が19.6%増の80兆6681億円と増えた一方、
自動車などを中心に輸出は12.2%増の69兆8030億円にとどまりました。

景気が上向いてきたと言われる今日ですが、
国際収支からみると、好調とは言えないようです。



神田明

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