通関士スペシャリストによるこっそり裏講義

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。

財務省は3月4日、2015年の全国の税関による
偽ブランド品等の知的財産侵害物品の差止状況を発表しました。
輸入差止件数は29,274件で、初めて3万点を超した前年より8.7%減少したが、
過去2番目の高水準でした。

仕出国(地域)別輸入差止実績では、中国を仕出しが26,670件
(構成比91.1%、前年比9.8%減)と引き続き高水準で、
次いで香港が1,227件(同4.2%、10.4%減)、
韓国が494件(同1.7%、17.7%増)でした。

輸入差止点数は、中国を仕出しが527,509点(構成比76.5%、前年比27.6%減)で、
次いで韓国が87,260点(同12.7%、同235.0%増)、
香港が42,039点(同6.1%、38.4%減)となり、
件数・点数ともに中国を仕出しの構成比が圧倒的でした。

知的財産別輸入差止実績では、差止件数は、例年同様、
偽ブランド品などの商標権侵害物品が28,982件(構成比98.6%、前年比8.9%減)と全体の大半を占め、
次いでキャラクターグッズ等の著作権侵害物品が323件(同1.1%、同38.7%減)となった。

差止点数についても、商標権侵害物品が656,853点(構成比95.2%、前年比20.4%減)
と大半を占める傾向は変わらないが、著作権侵害物品が27,948点(同4.1%、同183.3%増)、
特許権侵害物品が932点(同0.1%、同1453.3%増)と急増しています。

漠然としたイメージが、数値で表わされると影響度の大きさが明らかになりますね。



神田明

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