通関士講座の講師ブログ

米国産冷凍牛肉の輸入量6割増

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。

農林水産省は5月30日、4月のアメリカ産冷凍牛肉の輸入数量が
前年同月比63・2%増の1万5419トンだったと公表しました。

緊急輸入制限(セーフガード)が4月1日に解除され、
アメリカ産冷凍牛肉の関税率が50%から38・5%に戻った事で、
通関を保留していた分がいっぺんに入ってきた事が要因のようです。

なお、4月の冷凍牛肉全部の輸入数量は29・4%増の3万7002トンでした。
生鮮・冷蔵牛肉は10%増の2万5119トンで、特に量販店が取り扱いを増やしている豪州産の伸びが大きかったようです。