通関士講座の講師ブログ
休日の過ごし方

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。

新年度の新鮮さも一段落したものの、
休んだつもりが更に疲れた……。という方も多いと思います。
この時期ならではですね。

私は、休日や旅行等の詳細な計画を立てることが苦手です。
詳細な計画のもとに休暇を過ごしても、窮屈で落ち着かないからです。
日々の仕事や学習等で、計画を立てて進めていることの反動かもしれませんね。

着の身着のまま、行き当たりばったりの散策などをして、
美味しいお店や興味深い場所を発見できるといいなと思い、
休日は行動することが多いです。
なかなか期待通りにはなりませんが…。

こうした行動が、新たなアイディアや新規な知識を得られるからかもしれません。
もともとも好奇心が強い傾向があるように思っています。

休日は、“命の洗濯”をして、平日の日常を良質なものにしたいですね。

2月の関税収入、大幅な減少

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。

今年2月の国の税収実績(財務省が4月1日発表)によると、
関税収入が前年同月比23.2%減の627億円でした。

新型コロナウイルス感染症の拡大で中国の生産拠点が休業し、
中国からの輸入が大きく減ったことが響きました。
さらに、日米貿易協定の発効などにより、
輸入品への関税率が引き下げられたことも影響したようです。

一方、中国からの輸入額は6734億円と、
前年同月と比べてほぼ半減しました(2月の貿易統計)。
衣類や携帯電話など幅広い品目に影響が出たようです。

コロナウイルスの影響は、経済にも大打撃を与え続けそうです。

特殊関税制度の整理

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。

受講生の方から、以下の質問をいただきました。

【質問】
相殺関税・不当廉売関税・緊急関税について、
それぞれの調査と発動期間の前後関係が分かりません。
また、暫定措置のタイミングについてもあわせて時系列で解説願います。

【回答】
以下、各関税について解説いたします。
(1)相殺関税
①調査の開始…利害関係者からの申請に基づき、または政府の判断により開始される
②暫定措置…調査の完了前であっても、政府は、補助金付輸入の事実及びその輸入による本邦の産業の損害等の事実を推定でき、本邦の産業を保護するため必要がある場合、
調査開始日から60日経過後であれば、4月以内に限り暫定的に補助金の推定額に相当する
担保の提供を命ずることができる
③発動期間…調査の結果、発動要件が充たされたときに発動される

(2)不当廉売関税
①調査の開始…利害関係者からの申請に基づき、または政府の判断により開始される
②暫定措置…政府が不当廉売貨物の輸入の事実及びその輸入による本邦の産業の損害等の事実を推定でき、本邦の産業を保護するため必要である場合には、調査開始の日から
60日経過後であれば、調査完了前であっても、暫定的な関税を課すこと等ができる
③発動期間…調査の結果、発動要件が充たされたときに発動される

(3)緊急関税
①調査の開始…政府の判断により開始される
②暫定措置…調査の完了前であっても、政府は、十分な証拠に基づき、
特定の貨物の輸入増加の事実及びその輸入による本邦の産業の重大な損害等の事実を
推定することができ、国民経済上特に必要があると認める場合に、
200日以内に限り暫定的に緊急関税を課すことができる
③発動期間…調査の結果、発動要件が充たされたときに発動される

参考になさってください。

春に学習開始!

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。

新年度を迎え、新しい環境での生活を
スタートした方も多いのではないでしょうか?
新しい環境は、戸惑うことも多いですが
新たな出会いや刺激を受けて心機一転できますね。

そんな状況を理由に、さっそく学習計画が頓挫していませんか?
「今日は忙しいから」「今夜は残業で遅くなったから」「体調がイマイチだから」……。
学習ができない理由は、たくさんありますね。

私は、
「忙しいのは、みんな一緒」
「仕事は出来るだけ早めに切り上げる」
「体調管理はしっかりすべき」など、
“正論”を偉そうに振りかざすつもりはありません。
簡単にできそうでできないのが、毎日の学習です。

計画倒れが発生した場合の、挽回する手っ取り早い方法は、計画のオールリセットです。
つまり、予定より遅れている場合に、その遅れと今後以降やるべきページを合算して
雪だるま式に増やすのではなく、一旦遅れてしまった部分の予定を破棄します。
そして、再度、全体的な進行バランスを見直し、もう一度スタートを切り直しましょう。

過ぎたことをクヨクヨしたり、罪悪感を抱いたりする必要はありません。
常に前進。前向きに取り組みましょう!

受験勉強は自分との戦いです。たった一度の「今」を大切にしたいですね。

年度末のひと頑張り

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。

そろそろ春めいてきました。
東京では寒さも和らぎ、徐々に気温が上昇してくる感じが心地良いです。

私は、春が好きです。
寒さが和らぐこともそうですが、心機一転できる季節だからです。
3月は年度末ということもあり、社会人の方は
忙しい日々が続いていると思います。
学生の方は、進級・進学により、環境に変化が現れる時期ですね。

思えば、年末・年始(12月、1月)、年度末・年度初め(3月、4月)と
12月~4月というのは、慌ただしい期間だなと改めて思います。
区切りがあるからこそ感じる気持ちです。
3月を乗り切れば、桜咲く4月というのがいいですね。

学習や仕事でイライラしてしまったり、落ち込んだりすることもあるかもしれません。
そんなときは、ぜひ外の空気に触れたり、色々な方々と語り合ったりしてみてください。
頭がすっきりし、気分も前向きになりますよ。

春の訪れを心待ちにしながら、元気に過ごしたいですね。

中国の通関、時間短縮に成功

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。

中国の税関総署の発表によると、2019年末までに中国の通関時間が
2017年当時の半分近くに短縮されたようです。
短縮目標は、予定よりほぼ2年前倒しで達成できたとのことです。

2018年の国務院が打ち出した「通関運営環境優良化貿易利便化促進工作法案」では、
2021年末までに2017年の50%に短縮する計画です。

このため通関の流れにおいては、輸出入企業の申告項目を簡素化し、
もともと229あった記入項目を105に削減。
輸出入監督管理証明も46種にまで減らした上、2019年はさらに、
2種類の証明書の通関検査を取り消しました。

通関費用も、通関各組織の関連部門が共同で徴収を実施、コストを抑えています。
港湾の経営サービス費の徴収項目は15項目から11項目に減らし、貨物港運営費、
公安施設保安費、荷引き渡し費などの基準も値下げされました。

こうした通関環境の改善に加えて、米中貿易戦争も緩和のシグナルが発信され、
自由貿易テスト区の増加などもあり、中国の貿易関連企業は2018年下半期以来の
自信を取り戻しつつあるようです。

他国の通関事情ですので、試験に出題されることはありませんが、
世界の動きとしてご参考になさってください。