キャリアデザインの書籍を読み進めていくうちに、
「そもそも資格とは何か?」について考えるに至りました。
現在、弁護士は過剰で儲からない、
公認会計士も監査法人への就職が困難、
歯医者はどんどん廃業。
だから、「資格をとっても、意味がない」という極論も出ています。
しかし、それは本当でしょうか?
そもそも、世の中で「これがあれば人生は安泰」という
武器は存在するのでしょうか?
考えられるのはまず、「学歴」です。
確かに、学歴があれば社会において
有利であるというのは事実だと思います。
しかし、東大を卒業しても、無職の人はたくさんいます。
いわゆる「東大までの人」です。
次に、「一流企業の社員という地位」。
これについても、競争に勝ち抜き続けなければ
左遷されてしまいますので、決して「人生安泰」とは言えません。
このようにひとつひとつ考えてみればわかりますが、
「これがあれば人生は安泰」という武器は存在しないのです。
これを資格に求めるので、
「資格をとっても、意味がない」という極論になるのです。
資格をとっても儲かっていない方もたくさんいますが、
資格をとって儲かっている人、活き活きと活躍している人はたくさんいます。
資格は「人生安泰」という武器ではありませんが、
人生を変える手段として十分なものだと思います。