投資信託の商品知識とは？｜わかりやすくFP解説

投資信託には公社債型の投資信託や、証券取引所に上場されて取引される投信信託、不動産投資信託など様々な種類があります。それぞれに期待できる効果や特徴が異なりますので、このコラムでは違いをおさえておきましょう。

投資信託の商品知識とは

MRFとは

MRFに元本割れが生じた場合、運用会社がその損失を補填することになり、平成26年12月1日から、事実上の元本保証商品となりました。<figure class="table" style="width:100%;"><table class="ck-table-resized"><colgroup><col style="width:34.53%;"><col style="width:65.47%;"></colgroup><tbody><tr><td>運用先（投資対象）</td><td>国内外の残存期間が短めで高格付けの公社債、CP・CD・コール等の短期金融商品</td></tr><tr><td>購入単位</td><td>1円以上1円単位</td></tr><tr><td>申込手数料</td><td>不要</td></tr><tr><td>収益分配</td><td>実績分配で、分配日は毎日計算して月末（最終営業日）に1か月分をまとめて再投資（1カ月複利）</td></tr><tr><td>換金</td><td><ul style="list-style-type:disc;"><li>いつでも解約可能</li><li>換金は申込日の翌営業日</li><li>一定の金額（一般的には500万円）までは当日中の出金（キャッシング）が可能</li></ul></td></tr><tr><td>換金手数料</td><td>かからない</td></tr></tbody></table></figure>

MMFとは

<figure class="table" style="width:100%;"><table class="ck-table-resized"><colgroup><col style="width:34.53%;"><col style="width:65.47%;"></colgroup><tbody><tr><td>運用先（投資対象）</td><td>国内外の残存期間が短めで高格付けの公社債、CP・CD・コール等の短期金融商品</td></tr><tr><td>購入単位</td><td>1円以上1円単位</td></tr><tr><td>申込手数料</td><td>不要</td></tr><tr><td>収益分配</td><td>実績分配で、分配日は毎日計算して月末（最終営業日）に1か月分をまとめて再投資（1カ月複利）</td></tr><tr><td>換金</td><td><ul><li>いつでも解約可能</li><li>換金は申込日の翌営業日</li><li>一定の金額（一般的には500万円）までは当日中の出金（キャッシング）が可能</li></ul></td></tr><tr><td>換金手数料</td><td>30日未満の解約では信託財産留保額が差し引かれる</td></tr></tbody></table></figure>

長期公社債投信とは

<figure class="table" style="width:100%;"><table class="ck-table-resized"><colgroup><col style="width:32.76%;"><col style="width:67.24%;"></colgroup><tbody><tr><td>運用先（投資対象）</td><td>円建ての公社債</td></tr><tr><td>購入単位</td><td>1万円以上1万円単位</td></tr><tr><td>申込手数料</td><td>不要</td></tr><tr><td>収益分配</td><td>実績分配で、年に1回（再投資可能）</td></tr><tr><td>換金</td><td><ul><li>いつでも解約可能</li><li>換金は申込日から4営業日目</li></ul></td></tr><tr><td>換金手数料</td><td>いつ解約しても解約手数料がかかる</td></tr></tbody></table></figure>

おもな追加型公社債投資信託には、以下の3種類があります。

追加型公社債投資信託とは

投資の世界でブルとは上昇（強気）相場を、ベアとは下落（弱気）相場を指します。したがって、ブル型ファンドは相場の上昇によって収益が見込まれるファンドを、ベア型ファンドとは相場の下落によって収益が見込まれるファンドを意味します。ともに「派生商品型」に分類される投資信託で、現実株ではなく先物に投資します。

ブル・ベアファンドとは

投資信託への投資を目的として運用されるファンドで、直接株式に投資することはできません。原則として複数のファンドに投資し、1つのファンドへの投資はファンド資産総額の50％を超えてはならないとされています。<figure class="image"><img style="aspect-ratio:660/660;" src="https://storage.googleapis.com/mcs-fs-pro-strapi-uploads/investment-trust-product-knowledge/img_02-1739022585260-233521885.png" alt="ファンド・オブ・ファンズとは" srcset="https://storage.googleapis.com/mcs-fs-pro-strapi-uploads/thumbnail_img_02-1739022585253-404826752.png 156w,https://storage.googleapis.com/mcs-fs-pro-strapi-uploads/small_img_02-1739022585253-842339233.png 500w," sizes="100vw" width="660" height="660"></figure>

ファンド・オブ・ファンズとは

株価指数連動型上場投資信託（ETF）の特徴とは

株式と同じように証券取引所に上場されています。株価指数等に連動した値動きをします。市場価格（時価）によるタイムリーな売買が可能です。指値注文、成行注文、信用取引も可能です。販売手数料はかかりませんが、売り・買いともに証券会社への委託手数料がかかります。株価指数と同様の値動きとなるため価格がわかりやすく、また投資信託の特徴である幅広い銘柄への分散投資が行われるので、個別株式に投資することと比較すると、リスクの分散が期待できます。なお、ETFの税金は株式と同様です。参考：<a target="_blank" rel="noopener noreferrer" href="https://www.nature-inter.com/column/2081/">投資信託でかかる税金一覧！かからないケースと確定申告もわかりやすく解説｜ネイチャー</a>

ETF（現物拠出型）の仕組みとは

ETF運用会社が、証券会社等や機関投資家から現物株バスケット（銘柄数・株式とも一定数量以上の現物株式）の拠出を受け、引き換えにETFの受益証券を発行します。それを証券会社等が市場（証券取引所）に放出することで、一般投資家の売買対象となります。

株価指数連動型上場投資信託（ETF）とは、証券取引所に上場されて取引される投資信託です。ETFは性質的には株式であり、形式上は投資信託であるといえます。「ETF」という株式であると考えると良いでしょう。ETFは、特定の株価指数等のインデックスに連動するように構成された現物株ポートフォリオ（バスケット）等を裏付けとして設定されます。

株価指数連動型上場投資信託（ETF）とは

オフィスビルやマンションなどの不動産を対象に投資を行い、その成果（家賃収入や売却益）を投資家に分配する会社型の投資信託です。証券取引所に上場されているものもあり、これ（上場不動産投資信託）を一般にJ-REIT（ジェイリート）と呼びます。これも、同様に、指値・成行注文、信用取引が可能であり、また、販売手数料はかかりませんが、売り・買いともに証券会社への委託手数料がかかります。なお、J-REITの税金は株式と同様です。

不動産投資信託（J-REIT）とは

「るいとう」の投資信託版で、給与天引きによる積立購入が可能な投資信託です。一般の投資信託より購入単位が低くなっていますが、途中換金、税金などはすべて一般の投資信託と同じ扱いです。

ミリオンとは

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金山浩晃（かなやま ひろあき）

合格の先をイメージして！ 【出身】埼玉県 【趣味】NFL（アメフト）観戦、カフェ巡り 【座右の銘】雲外蒼天

累計受講者数40万人、圧倒的な合格実績のフォーサイトは、考え抜かれた豊富な教材をリーズナブルに提供し、効率よく合格をサポートします。