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試験講評

2018年5月27日(日)実施 2級FP技能検定内容の講評

2018/05/28

平成30年5月27日(日)に、FP技能検定 2級試験が実施されました。受検されたみなさま、お疲れさまでした。

今回の試験は、基礎的な問題や過去に出題された問題が多数出題されていたため、全体的 な難易度としては、「標準的」という印象でした。

難問の部類に入る問題も数問ありましたが、「後回し問題」や「捨て問題」にするといった試験対策さえできていれば、過去問を中心に学習していた受検生にとっては、普段どおりに、得点を1点、1点積み上げていけたかと思います。

学科試験の分析

分野ごと、正解肢にたどり着くために必要となる正誤を判断するポイントをおさえられていたのかが重要であったといえます。

ライフプランニングと資金計画

FP総論、ライフプランニングの他、リタイアメントプランニングの分野から複数題、出題されましたが、基礎知識の理解に加え、問題文で使われている数字について、正確に、正誤を判断できたのかもポイントであったといえます。

リスク管理

生命保険と損害保険からバランスよく出題されましたが、いずれも、保険の一般的な商品性について、正確に、正誤を判断できたのかがポイントであったといえます。また、保険契約の経理処理の問題でも、得点を積み重ねていきたいところです。

金融資産運用

投資信託、債券、株式をはじめ、幅広く出題されましたが、基礎用語の定義制度の仕組みについて、正確に、正誤を判断できたのかがポイントであったといえます。

タックスプランニング

所得税を中心に、法人税、消費税からも複数題、出題されましたが、損益通算、所得控除、といった課税のルール(計算過程)を正確に把握できていたのかが重要であったといえます。

不動産

不動産登記法、民法、借地借家法、都市計画法、建築基準法、税法など、取り扱う法律は多岐にわたりますが、ルールを身に付けるという学習姿勢が重要であったといえます。
また、「鑑定評価」、「土地の有効活用」、「不動産の投資判断手法」についても、基礎レベルであったこともあり、比較的、得点しやすかったのではないでしょうか。

相続・事業承継

民法のルールの他、タックスプランニング分野と同様、贈与税、相続税について、課税のルール(計算過程)を正確に把握できていたのかが重要であったといえます。

実技試験の分析

まず、出題内容ですが、頻出論点からの出題が大半を占めていたため、学科試験対策の準備ができている受検生であれば、確実に、合格点を確保できる内容であったかと思います。

そして、本試験の時間制約のもと、解答するためには、やはり、実技試験対策として、資料の読み取り計算を速く、正確に実行する準備ができていたか否かが重要であったといえます。

以下、今回の出題内容(テーマ)について、資料の読み取り問題計算問題を赤字で列挙します。

【第1問】FP総論

関連業法、6つのステップ

【第2問】金融資産運用

投資信託債券株式、金投資

【第3問】不動産

不動産所得税、手付金、登記事項証明書延べ面積の計算

【第4問】リスク管理

保険証券、個人年金保険、入院給付金の日数計算火災保険証券

【第5問】タックスプランニング

総所得金額退職所得生命保険料控除医療費控除

【第6問】相続・事業承継

自用地の相続税評価額、小規模宅地等の評価減の特例、住宅取得等資金の贈与を受けた場合の贈与税の非課税相続税の課税価格

【第7問】【第8問】ライフプランニングと資金計画

キャッシュフロー表住宅ローン6つの係数

【第9問】総合問題①

消費税、団体定期保険、住宅ローン、低解約返戻金型終身保険遺族給付、小規模企業共済

【第10問】総合問題②

バランスシート事業所得死亡保険金死亡保険金(相続税の課税価格)障害年金高額療養費


最後に

FP試験の学習経験を生かし、みなさまが、益々、ステップアップされることをお祈り申し上げます。