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試験講評

2020年9月13日(日) 実施 2級FP技能検定内容の講評・自己採点

2020/09/13

2020年9月13日(日)に、2級FP技能検定試験が実施されました。受検されたみなさま、お疲れさまでした。

今回の試験は、基礎的な問題や定番の問題が出題されていたため、全体的な難易度としては、「標準的」という印象でした。各科目において時折難しい問題も出題されましたが、全科目均等に基本テーマを学習していればクリアできるレベルだったと考えられます。

学科試験の分析

分野ごと、正解肢にたどり着くために必要となる正誤を判断する知識が正確に覚えられていたかが重要であったといえます。

ライフプランニングと資金計画

FPの顧客に対する行為、ライフプランニング、雇用保険、公的年金、確定拠出年金、奨学金および教育ローン、貸借対照表に関する出題がなされました。雇用保険、確定拠出年金などのテーマは、定期的に出題される問題ですので、取りこぼしのないようにしたいところです。

リスク管理

少額短期保険、個人年金保険・総合福祉団体定期保険の一般的な商品性、生命保険(課税関係・経理処理・法人の福利厚生)、損害保険(一般的な商品性・課税関係)、自動車保険、第三分野の保険の商品性に関する出題がなされました。
いずれも、知識を正確に、正誤を判断できたかがポイントであったといえます。

金融資産運用

経済指標、金融機関で取り扱う預金の一般的な商品性、上場投資信託(ETF)、株式指標の一般的な特徴、株式の信用取引、金融派生商品、ポートフォリオ理論、NISA、預金保険制度、金融商品の取引に係る各種法令に関する出題がなされました。

タックスプランニング

所得税に関する設問(原則的な仕組み・各種所得・損益通算・住宅借入金等特別控除・青色申告)、法人税、消費税、会社・役員間の取引に関する税、一般的な損益計算書および貸借対照表に関する出題がなされました。

不動産

不動産の登記、不動産の価格を求める鑑定評価の手法、不動産の売買契約、借地借家法、建築基準法、区分所有法、固定資産税および都市計画税、不動産の譲渡所得、不動産の有効活用の手法に関する設問が出題されました。
比較的典型論点が多かったといえます。

相続・事業承継

贈与、贈与税、相続人および相続分、遺言、相続税の課税財産、相続財産の価額から債務控除できるもの、相続と税金、相続財産の評価、不動産の相続対策、事業承継対策を問う設問が出題されました。

実技試験の分析

出題内容については、今回も、キャッシュフロー表の穴埋め計算、6つの係数を使った計算等の定番問題を中心に構成されていました。学科試験とも共通の頻出テーマから多く出題されているため、基本学習をしっかり行っていた方は得点できたのではないでしょうか。

【第1問】FP総論

FP関連業法、消費者契約法

【第2問】金融資産運用

金融商品、株式取引、追加型公募株式投資信託、金投資

【第3問】不動産

不動産の評価、登記事項証明書、建築面積の最高限度、借地借家法

【第4問】リスク管理

保険証券の読み取り、リビングニーズ特約、生命保険金の課税、自動車保険

【第5問】タックスプランニング

確定申告における不動産所得の計算方法、退職一時金に係る退職所得、所得税における総所得金額

【第6問】相続・事業承継

相続開始後の手続き、相続税における小規模宅地等の評価減の特例、相続税の課税価格、贈与税の配偶者控除

【第7問】【第8問】ライフプランニングと資金計画

キャッシュフロー表、教育ローン、6つの係数

【第9問】総合問題①

マンション購入における土地の価格の計算、住宅ローン、所得税の仕組み、収入保障保険、出産手当金および産前産後休業中の社会保険、公的年金の遺族給付

【第10問】総合問題②

バランスシート、死亡時の負債の返済と預貯金、預金保険制度、所得税における配偶者控除および扶養控除、公的年金の老齢給付

最後に

FP試験の学習経験を生かし、みなさまが、益々、ステップアップされることをお祈り申し上げます。