FP2級試験まで100日だけ頑張って合格した50代の主婦です

試験の種類2級
性別女性
年代50代
試験年度2級試験2016年(28年度)9月
エリア神奈川県
勉強時間600時間
勉強期間4ヶ月間
職業主婦,その他職業
勉強法暗記,過去問,提案書
商品DVD,テキスト,問題集,サポート
受験回数初学者(1回目)
試験科目リスク管理,金融資産運用,不動産
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
私は子育ても一段落した専業主婦です。
何か仕事でもしてみようと、色々リサーチしてみたのですが、50代で仕事があるのかというと、何か資格がなければ採用は難しいという話を聞きました。
そこで参考のために「専業主婦で働く」という本を読んでみると、履歴書に書いて有利で、かつ比較的とりやすい資格として「FP2級」のことが載っていました。
早速FP2級のことについて検索してみたところ、フォーサイトのFP2級合格講座にたどり着きました。
ちょうど、バリュー価格で申し込める期間だったので、すぐに申し込みました。
FP2級の試験まであと100日という時でした。 
今まで猛勉強とは縁がない人生でしたが、100日だけという条件なら頑張れる気がしました。 
合格した今、この「待ったなし」の緊張感がよい結果につながったように思います。

勉強を始めて思ったのは、まったく予備知識のない自分にはこの試験は不利ではないかということでした。
たとえば、銀行にお勤めなら金融資産運用、保険会社ならリスク管理、不動産屋さんなら不動産…と、仕事で使っている人はその部分を全く勉強しなくても満点がとれるだろうからうらやましい、というそんな気持ちでいました。
私はといえば、お金関係はすべて夫任せで、保険も見直したことがなく、株にも興味がなく、保険証券も見たことがなければ、会社四季報も読んだことがありませんでした。 
ですから、テキストを見ても、講義を聞いても最初はちんぷんかんぷんで途方にくれました。
とりあえずDVD授業を一通り終えるのに10日間かけ、それから、まとめノートを作りながらもう一巡DVD講義を受けました。 並行してすきま時間にはモバイルの「確認テスト」をしました。
確認テストは毎回同じところを間違えて、よく不合格になり、へこんでいました。
へこみはしましたが、問題を繰り返した末に、確認テストでどの単元も合格がとれるようになり、次に「単語集」の暗記にとりかかりました。
講義では「丸暗記に走らず、理解してから次に進みましょう」というお話があり、その通りだとは思いましたが、私の場合は残された日数が少なかったので、理解している時間が惜しく、やむなく丸暗記に走ったという感じでした。
しかし暗記したものが、あとから急に頭の中で知識同士がつながって理解に至る、という経験をして、達成感を得ることができたので、「とりあえず暗記」も合格につながる一つの方法かと思います。

7月初旬には2級の受検申し込みが始まりましたので、申込期間に遅れないよう、提案書の課題にとりかかりました。
パソコンでの作表が苦手だったので、これは大変でしたが、フォーサイトの提案書作成に関するサポートが充実していたので、思ったより苦労せずに書式を整えることができました。 
提案書が合格すると、過去問にとりかかりました。
過去問で間違えたところには付箋を貼って、次からは付箋の部分だけを解く、ということを繰り返しましたが、最終的には、付箋がそれほど減ることなく、「こんなに過去問ができなくて、受かることができるのかなぁ。」と不安のまま、試験に突っ込んでいく結果となりました。
8月中旬には本番さながらの過去問が2クール分送られてきましたが、その時にはまだ知識の定着に自信がなく、やっととりかかれたのが、試験2週間前でした。覚悟はしていましたが、初めての模擬試験はボロボロでした。本試験でなくてよかったと思いました。
9月に入ってからはもう過去問題集には手を付けず、模擬試験2クール分だけを毎日繰り返すことにしました。
すきま時間には、自作の単語帳(何度やっても不正解してしまう語句、数字など)を読むようにしていました。
特に記録はしませんでしたが、300時間を超える勉強はしていたと思います。
いざとなると、自分の気持ちを支えるものはこの「300時間以上も勉強したんだから…」という自信しかないように思います。
試験場では、プレッシャーの中、いかに気持ちを立てながら知識をアウトプットできるかということに明暗がかかっていると思いますので、やはりいい教材で、効率よく、勉強していくことが大切だと思いました。

合格発表まで不安な毎日でしたが、合格証を手にした今、「あ、私にもできた」といううれしさでいっぱいです。
年齢的な面で、お母さんが国家資格に合格するのは難しいのではないか、という家族の声を覆してくれたフォーサイトの先生と教材に感謝しています。あたたかいサポートをありがとうございました。
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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