
正答率9割を目標にFPを学習→演習5回目で達成して合格圏に
【ファイナンシャルプランナー・2級】
2018年(平成30年度)合格
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- パート・アルバイト
- 年代
- 30代
- 性別
- 女性
はじめに
私の経験が少しでもみなさんのお役に立てばと思い、この体験記を書くことにしました。このような機会をくださりありがとうございます。合格までサポートしてくださったフォーサイトのみなさんに感謝しています。
FPを志したきっかけ
私がFPを志したのは、やっと取得した社会保険労務士との相性がよく、知識を活かせると思ったからです。また、お金に対する知識が身につき、転職にも有利だということもあり、学習を始めることにしました。
フォーサイトを選んだ理由
社会保険労務士を学習しているときに、お世話になったため、また受講したいと思っていました。また、いきなりFP2級を受けられることや、教育訓練給付金を受けられることが決め手となりました。さらに合格手帳等グッズが充実していること、道場破り等インターネットで学習できることも魅力的でした。
学習方法
1. PLAN→DO→SEE
ただ勉強すればいいというわけではなく、計画を立てて実行するとともに記録することをおすすめします。そうすることによって、現状を把握でき、合格するためにはあと何をどれぐらい行えばいいかを分析することができます。また、記録すれば、後で振り返ったときに、自分が努力した成果が目に見えるので、自信を得ることができます。
2. 各科目の点数表の作成
各科目・項目ごとに点数化し、9割の正答率を目指して問題演習に取り組みました。その際には、正解すればいいというわけではなく、完答を目指し、○△×に分類して○になるまで、繰り返し学習しました。そのため、1回目には、1けた台だったところもありましたが、3回目には、80点台にまでUPしました。なかなか点数がUPしなかったところも、5回目には、90点台にまでUPすることができました。
また、一覧表にすることで、すべての内容の進捗状況、定着率が把握でき、学習プランを立てやすくなるとともに、点数のUPが自信につながります。
3. チェックテスト・確認テスト・模擬試験の活用
チェックテストはA5サイズにコピーして、いつでも何回でも取り組めるようにしました。項目ごとに分かれていて、問題数がそんなに多くないので、隙間時間に取り組むことができ、定着率を図るのに役立ちました。
確認テストは、各科目のまとめとして、各科目をスピーディーにチェックするのに役立ちました。道場破りで、楽しみながら学習できるため、息抜きにはぴったりです。
模擬試験は時間配分を把握するために、2~3回受験することをおすすめします。自分なりの解く順番、ペースをつかむまで繰り返し取り組んでください。
提案書
講義を1通り視聴したら、すぐに提案書に取りかかることをおすすめします。理解してから取り組もうとすると、提出が遅くなります。もし再提出になっても対応できるよう、余裕を持って期限の1カ月前までに提出するよう心がけてください。
提案書を作成する際には、問題演習と並行学習することをおすすめします。提案書に専念し、問題演習を行わないと知識の定着率が下がります。早い人なら数日で提案書を作成できるかもしれませんが、数週間も提案書にかかりきりになると学習の遅れを取り戻すのも大変になります。また、講義を視聴しただけでは理解しきれていないところも多いため、より時間がかかる可能性があります。1日に両方行う必要はありませんが、少なくとも週2~3日は問題演習に取り組んだ方がいいと思います。
合格するために大切なこと
1. 合格の目的を明確にすること
なぜFPを取得しようと思ったのかという初心を忘れないことです。目的を達成するためには、具体的な目標を立て、それを目につくところに貼ったり、持ち歩いたりして、常に目に入るようにしておくことも必要です。そうすれば、たとえ学習意欲が低下しても、目標を目にすることで、モチベーションを維持することができます。
2. 自分に主体的になること
FPを志したきっかけが必要性に迫られたものだとしても、他者からやらされていると思って学習するのと、自分からやろうと思って学習するのとでは、学習意欲や学習効果が異なります。仕方なく学習を開始した人でも、決断したのは自分なので、自分の行動に責任を持ち、自ら薦んで学習に取り組みましょう。嫌々学習するのでは、時間とお金の無駄です。せっかく学習するのだから、楽しみながら学習を行い、学習の効果を高めていきましょう。
3. 妥協しないこと
FP2級はそんなに難しい試験ではありませんが、だからといって手を抜けば不合格になりかねません。気が緩んで、体調をくずし、受験できなければ元も子もありません。少しのミスが大きな失敗につながり、後悔することもあるかもしれません。今回は運よく合格したとしても、同様の心がけでは、別の事で失敗することがあるでしょう。たとえ十分な努力をしても、必ず合格するとは限らないものです。これぐらいで大丈夫だからといって手加減すればなおさらです。いつでも精一杯努力することが大切なのです。それが習慣化すれば、自分が思っている以上の成果を得ることができます。
おわりに
最後まで私の体験記を読んでくださり、ありがとうございます。私のこの経験がみなさんの役に立ち、力になってくれることを願っています。みなさんが、試験に合格し、ご活躍をされることを期待しています。