過去問、それとテキストが優秀ならFPの合格は間違いなし

■合格の鍵を握るのは、間違いなく過去問攻略です！

　今回の試験を受けることができて、本当にラッキーだったと思います。なぜなら、過去問で見たことある問題が６割以上あったからです。

　はじめての試験だったので、時間内に問題を全部解くことができるかどうかが不安でした。でも、落ち着いて試験を受けられたので終了30分前には終わり、あ とは時間いっぱいまで見直しをすることができました。実際は、学科試験は８割、実技試験は９割近くの点をとることができました。とにかく、問題を何回も何 回も繰り返し解くことが合格の決め手だったと思います。

■スケジュールはまず、合格手帳で管理！

　まず、５月の試験に向け、１１月末に２級ＦＰの講座を申し込みました。すぐにテキストが届き、早 速、合格手帳に学習予定を書き込みました。道場破りのカレンダーでも学習の目安がありますので、おおよそのスケジュールは管理することができますが、いつ でも確認できるように合格手帳はたいへん役にたちました。その日にやったテキストのページなどを記入して、予定と照らしあわせながら進めていきました。そ れでも予定どおりにはなかなかいかないもので、結局のところうまくは使いこなせなかったような気がします。

■小まめにチェックテストを解いて自信をつける！

　私のとった勉強法は、ＣＤ講座をテキストを見ながら聞いて、忘れないうちにこまめにチェックテスト を解いていきました。このとき、一気に進めるのではなくチェックテストの小単元に合わせてちょこちょこ解くといいと思います。覚えてからすぐ解く方法なの で、はじめてでも半分くらいは正解でき、なんとなく自信とやれる気（やる気ではない）がでてきます。翌日は通勤時間にＣＤで聴いて思い出す、ということを 繰り返しました。チェックテストは、間違えたところは毎日目を通すようにしていました。

■提案書は余裕を持って！

　1月になってから、提案書の作成にとりかかりました。そのときテキストは、リスク管理が終わったところでした。提案書は、テキストを全部終わっていなくて も作成できると聞いて、なんとかサポートガイドブックの見本を見ながら、おおまかな形は３日くらいでできました。でも、それで合っているのかどうかがわか らなくて、何度も何度も修正を加えて、なんだかんだ１ヶ月くらいはかかってしまったかと思います。なんとか１回で提案書は合格したものの、どこまでが合っているのかがわからないので、時間には余裕を持って作成することをおすすめします。

　提案書の表の中で、簡単そうで意外と最後まで自信がなかったのが、変動率の計算でした。初年度から徐々に増えていく基本生活費などのパターンはいいのです が、教育費のパターンで幼稚園から小学校のように途中でまた新たな金額が出てきたときに、その金額を使うのかそこまでの変動率を計算して金額を入れるの か、提出してからもあれでよかったのかなぁ、と悩んでしまいました。最後までテキストを終えてからはじめるならすんなりできたかもしれませんが、あまりよくわからないで提案書を作成したので、そこが思ったより時間がかかった要因だと思います。

■過去問を繰り返し解くことでの気づきが大切！

　そんなこんなで、気がついたら２月になっていて、かなりの遅れと、あせりが出てきました。それでも毎日、今日はここまでやろう！と決めて、なん とかひととおりテキストを読み終わったころは、３月になっていました。そこからはひたすら過去問を解きました。問題と傾向を知るために、間違えた問題に長くとどまらず、次々解いていきました。

　思いのほか問題数が多くて、実際ひととおり終わったのは、4月の終わりでした。

　そこからが、勝負の分かれ道だったと思います。２ヶ月かかってやった過去問を２週間でもういちど全部解きました。すると、自分の苦手なところが見えてき て、問題の傾向もだんだんとつかめるようになりました。あとはもう自分を信じて、２回目に正解していた問題は飛ばし、２回目に不正解の問題を中心に復習しました。なんとか先が見えてきたところで、残り２日になったところで、１回しか正解していない問題をもう一度見直して、自信のないものは試験直前に確認できるようにチェックしていきました。本当なら、もう１回ずつ過去問をやれる時間があるとよかったと思います。

■フォーサイトの教材だけで、大丈夫です。

　これから学習をされる方は、正直テキストと過去問題集とＣＤの枚数の多さに圧倒されてしまうかもしれません。でも大丈夫です。フォーサイトのテキストと過 去問題集はよくできていて、他には何もいりませんでした。道場破りも答えを覚えてしまうくらい毎日かかさずトライしました。一緒にがんばっている人たちも 見えるので、ランキングチェックもかかせません。わからないことがあれば、いつでもメールで質問することができます。返答も比較的早くいただけたので、１つずつ納得しながら学習することができました。文章では分かりにくいときには、図を添付していただいたこともありました。いつまでも理解できなくて何度も しつこく質問したりしても、丁寧に対応していただきました。ほんとうにありがとうございました。