
きっかけは生命保険の更新
【ファイナンシャルプランナー・2級】
2020年(平成32年度)合格
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 公務員
- 年代
- 40代
- 性別
- 男性
私が2級ファイナンシャル・プランニング技能検定(以下、2級FP)の学習をしようと考えた一番のきっかけは、私が加入している定期付終身保険の定期部分の満期が1年後に迫り、自分自身で「必要死亡保障額」を算出できるようになって、保険の見直しや更新をしたいと思ったからです。
今まで生命保険の必要性は感じていて加入していましたが、保険金額は深く考えずに保険屋さんの提案のまま契約していました。しかし、家計に占める支払保険料の割合が思いのほか大きいことに気づき、将来のための資産形成と、私が万一のときの家族への備えを両立させるために、生命保険や資産形成に関する知識を身につけておいた方がいいと考えました。
学習にあたっては、独学できる自信がまったくありませんでしたので、これまで行政書士と宅地建物取引士の受検でお世話になったフォーサイトにお世話になることにしました。
■苦労したAFP認定研修
テキストを一通り勉強した後、2級FPの受検資格を得るための「AFP認定研修」では、課題として提案書の作成を行いました。初めてのことなので、テキストを参考に現状把握と分析を行い、提案部分を作成したのですが、テキストだけでは不足する情報をインターネットで調べたり、探したりしました。例えば、住宅ローンや団体信用生命保険料の目安額、提案できそうな保険商品(生命保険、医療保険、学資保険等)、確定拠出年金(iDeCo)や少額投資非課税制度(NISA)のメリットや活用法などです。
苦労して作成した提案書は、気づけば「31ページ+添付資料」の大作になっていて、研修の修了証も無事にいただくことができました。
■おわりに
フォーサイトのわかりやすいカラーテキストと過去問題集、そして隙間時間に学習できる道場破りのお陰で、2級FPの受検は一発で合格することができました。
今回の2級FP検定の学習で身につけた知識・技能を生かして、さっそく自分や家族の公的年金(遺族基礎年金、遺族厚生年金、中高年寡婦加算、老齢厚生年金)を算出したり、死亡退職金を調べたりして、当初の目的だった「必要死亡保障額」を計算してみました。
判定の結果は「現在の死亡保証額は過大」と出ましたので、この結果を踏まえて保険の見直しを行う予定です。
FPの知識は一生涯役立つものであることを、学習を通じて知ることができたので、今後は継続的に知識・技能の向上に努めていきたいと考えています。