行政書士のテキストを3回、問題集を4回!合格のコツは?

性別男性
年代30代
職業正社員(サラリーマン)
商品CD,テキスト,問題集
試験科目民法
お盆から年末まで、仕事は超繁忙期になります。零細企業ですので、その時期には休みはなし。毎日朝から夜中2、3時まで仕事をするのが当たり前です。

当然その時期にはゆっくり勉強することはできないので、前半に詰めて勉強するしかありません。

私は高卒なので学問の基礎がありません。ですから、まず概要をつかむために講義CDを聴きながら全てのテキストにざっと一通り目を通しました。

次に一科目ずつテキストをしっかり読み、問題集を解きました。一回目は正解でも気を抜かず、間違ったところを書き出しながら、ほぼ問題を丸写しするようにしました。

かなりたいへんな作業ですが、このやり方のいいところは、同じような問題が何度も出てくるので確実に頭に入るということです。一科目ずつですから再び同じ科目に戻るまでにはかなりの時間がかかります。

そのインターバルは、記憶を確認するのにちょうどいいように思います。

結果的に、他の科目をやっている間に忘れてしまうことが多いのに気づきます。ですから間違えた所はしっかりチェックしておいて、その後テキストを読む時には、そこを注意深く理解するようにしました。

この「テキスト」→「問題集」は2回繰り返しました。3回目には順番を変え、先に問題集をやりました。4回目は問題集だけを全科目解いていきました。

ここまでで仕事の繁忙期に入りました。

ゆっくりと勉強する余裕はなくなったので、食事中やトイレや寝る前など、スキマ時間に少しでもテキストを読むようにしました。車中や夜一人で仕事をしている時などにも講義を聴けるように、講義CDはダビングして聴いていました。

ここに到るまでしっかり勉強してきたおかげで、講義CDだけでも十分頭に入りました。10月に入ってからはテキストを見る余裕はまるでありませんでした。だから、とにかく講義CDを聴き続けていました。

忙しさを理由に諦めることはありません。高卒の私が忙しく仕事をしながらでも合格できたのです。

合格のコツは短い時間でもしっかり集中できるかです。見聞きしたものは一度で自分のものにするんだという気合いも必要だと思います。それらを試験まで持ち続けられれば合格は間違いありません。

目標も作っておくべきです。明確な目標があれば「今日は○○だから」などと自分に言い訳はできないはずです。全ては自分のためですから。

あなたの合格をお祈りいたします。
2おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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