
出産後3~4ヶ月をはさんだスケジュールでも合格
【行政書士】
- 勉強期間
- 11ヶ月間
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 30代
- 性別
- 女性
決め手となった理由はいくつかあります──
1月からは産休だけど通学はできない。インターネットで受講する他社の講座にも魅かれましたが、記述対策もかねて、法律用語などをとにかく手で書いて覚えたかった。
家事をしながら勉強できる講義CDは、赤ちゃんの面倒を見ながらでも使える。資料請求で送ってもらったCDのサンプルは聴いてみたらすごく分かりやすかった。ともかく値段が安い。
受講し始めてからは、通勤の車の中では講義CDを聴き、夜こたつではテキストを開いていました。ラッキーだったのかどうなのか、妊娠からくる毎晩の痒みで眠れなかった夜中の2時から早朝4時は、集中できる勉強時間となりました。
勉強し始めた頃は行政法が苦手で、テキストを睡眠薬がわりにしていたくらいです。睡眠不足もひどく、毎日の運転は冷や冷やものでした。
産休に入り1ヶ月はしっかり勉強し、テキストを一回りしましたが、出産後3〜4ヶ月は全くテキストを開けない状態でした。
勉強を再開してからは、MP3プレイヤーに苦手な行政法を録音し、とにかく聞きました。
皿洗い中も、洗濯物を干しながらも、赤ちゃんにイヤホンを引き抜かれ授乳しながらも、何度も聴きました。先生のセリフを覚えてしまった頃、行政法への苦手意識はどこかへ消えていました。
最も苦手で、最も配分が大きい行政法は克服したものの、まだ問題がありました。合格するための戦略が立てられてなかったのです。
テキストも「過去問」も、最もボリュームがあるのは一般知識です。重要度Aが多いけれど、全部やるには時間も能力も迫いつかない……。
では、どうすればいいのか? どの科目に、どれだけ比重をおくべきか?
結果、勉強方針は──
行政法、民法を集中して勉強する。講義CDを繰り返し聞き、「過去問」を切り抜き、何度も解く。商法は重要な点と「過去問」をざっとやる程度で済ます。
一般知職は、文章理解と個人情報保護関係を押さえるが、それ以外はやらない。記述対策として本を1冊購入し、40字でまとめる練習をする。外出先にはいつも1問1答集を持っていく。
試験1ヶ月前に、模試を受けたかったのですが、赤ちゃんの体調に心配があったので、受けられませんでした。
しかしながら、市販の予想問題集を買って、実際の試験と同じ時間帯に解くという練習をしました。
その間は、夫が子供たちを連れ出し、面倒をみてくれていました。直前期には、夫のお母さんが昼間きて、赤ちゃんの面倒をみていてくれたりもしました。
結果は、合格ラインぎりぎりでした。今は少しずつ開業準備をしているところです。
合格できたのはフォーサイトのテキストのおかげだと思っています。また、講師の方々の声を毎日聞き、それも励みにしていました。ほんとうにお世話になりました。