子供を寝かせたあとや昼休み1時間が私の勉強時間だった

性別女性
年代30代
職業正社員(サラリーマン)
勉強法記述式,参考書
商品CD,問題集
 子育てしながら会社勤めもしているので、勉強時間は行き帰りの通勤電車内、出勤してから始業まで、昼は食事時間を削って捻出、帰ってから子供を寝かせた後の1時間半ほど、これが限度でした。

 家を出て会社に着くまでは、フォーサイトの講義CDをずっと聞いていました。会社のデスクについてから始業までのほんの10分ほどは、○×式の1問1答問題集を2問解くことに決めていました。

1時間の昼休みは、お弁当を急いで済ませ、勉強時間を30~40分ほど捻出していました。問題集は、項目別にすべてが○になるまで、間違えた問題を何度も繰り返し解きました。

 落ち着いて調べものをしたり、参考書を読んだりすることに日中の時間を割けなかったので、メモ帳を常に持ち歩いていました。メモ帳には、問題集を解く時に少しでも不安に思ったり、怪しいなと思ったことを随時メモしておき、必ず夜に調べるようにしていました。

 昨年、不合格が分かった時に今年の受験を決めたので、総勉強時間数は他の人とそれほど差はないかと思います。ただ、早いスタートを切ると、集中力や緊張感などを長続きさせるのに苦労します。

私の場合、もちろん早くから勉強をスタートさせましたが、子供のことも優先させ、趣味にもしっかり時間を使い、勉強はできる時間があればするというやり方でした。

趣味やテレビも絶ち、学んだことがしっかり頭に入るようになったのは8月過ぎからです。

 それでもモチベーションをうまく維持できたのは、早くここから抜け出したい、辞表をたたきつけたいという切なる思いがあったからだと思います。

 昨年の失敗は、記述式をおろそかにしたことだとわかっていたので、10月頃からは夜の勉強時間を長くし、記述式に備えた問題集を毎日解くようにしました。キーワードも念入りにチェックし、六法全書で確認するようにもしました。

 試験直前には困ったことが起こりました。試験3日前から一睡もできなくなってしまい、貫徹3日目が試験という最悪の事態に陥ってしまいました。

 今思えば生活サイクルを、昼の試験に合わせて夜型から朝型に切り替えたのがいけなかったのだと思います。試験の時間帯に脳が活発に動くように朝型に変更するのは得策だと思いますが、駄目なら駄目でそのまま自分のリズムで行けばよかったのだと思います。やはり急な変更は禁物です。

 フォーサイトの先生方への質問は、結構しつこくやりとりさせてもらいました。

文章でのやりとりだったので、行き違いなどもあり、聞きたいポイントがなかなか伝わらなかったのですが、それでも次の日の夜には回答が書かれてあったので、迅速に疑問点を解決できました。

 2度目で合格できたのは、会社から抜け出したいという不満だけでなく、ステップアップしたいという強い思いがあったからだと思います。ありがとうございました。
5おめでとう

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