
過去問から「出題者の意図」を見つける!テキスト3回、過去問6回繰り返して行政書士に一発合格
【行政書士】
- 勉強期間
- 7ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 40代
- 性別
- 男性
読み返してみると、教材DVDを見ながらのテキスト学習は3回、過去問は6回、特に民法と行政法の分野は10回ほど繰り返して取り組んでいました。
学習計画らしい学習計画は立てませんでしたが、「毎日これだけはやろう」「ここまでがんばろう」と時間や分量を決めて学習を続けてきました。
テキスト学習の時期は毎日朝と晩1時間ずつの学習を続けました。
福澤先生の語り口で進められる講義、多色刷りのテキストと、教材は飽きないようにしかも初学者でもわかりやすい工夫がされているのですが、法学部出身でもなく、法律となじみのない職業の50歳手前の中年にはテキストの内容がなかなか覚えられません。
それで、DVDの音声をMP3プレーヤーに落として、すき間時間や家事をしながら聞いてみるなど自分なりの工夫もしました。あとから思えば、過去問を解くことで知識の整理や定着ができたのですから、もっと早めに過去問に取り組めばよかったです。
過去問には7月上旬から取り組みました。10月上旬までに6回繰り返そうと1日60ページを目標にしました。はじめのうちは毎日3時間くらいかかりました。
9月上旬からは、記述式問題の練習を市販の予想問題集で始めたので、出勤前とお昼休みも学習時間に充てました。結果的に平日でも毎日4時間ほどは学習していたことになります。
職場も自宅に近く、残業もあまりない環境でしたが、飲み会の数を減らし、新聞は週末にまとめ読みするようにし、つい時間を取られてしまうネットやメールはやめて、学習時間の確保に努めました。
過去問を繰り返し解くと答えを覚えるだけじゃない?とよくいわれますが、過去問は出題者が「これに対する知識や考え方を問いますよ」というメッセージだと思います。
繰り返し解いていくことで、「あっ、これを聞きたいのか?」と出題者の意図が見えてきます。ですから過去問を解くたびにテキストを読み返して、あやふやだった自分の知識を整理し、関連している事柄も含めて覚えるようにしました。
特に福澤先生が「大切だ」とおっしゃった民法と行政法で記憶があいまいな分野は、実際に手を動かして簡単なまとめノートを作り、過去問を解いては覚えていない事柄を書き加えて、テキストの内容を頭に叩き込みました。
直前期である10月11月は、某予備校の模試と市販の予想模試問題集、試験会場の下見(昼食場所のお店も含めて)を行った以外は、新しいことに取り組みませんでした。
休日には本試験同様に3時間通しで予想模試問題を解き、平日は予想模試の復習と行政法と民法の過去問、記述式の予想問題集に繰り返し取り組みました。
最後になりましたが、福澤先生やフォーサイトの教材、アドバイスに出会えたからこそ、今の自分があります。本当にありがとうございました。