
DVDとテキストで復習を繰り返す勉強で行政書士に受かるまで
【行政書士】
- 職業
- 自営業・会社経営
- 年代
- 30代
- 性別
- 女性
何かしたいけどどうしたらいいか分からない、そんな思いの時に行政書士という資格を知り、チャレンジすることに決めました。
数年前に独学で宅建を取ったことがあり、自宅での学習方法はなんとなく掴めていました。
細切れ時間の多い自分には通信講座しかないと思ったので、知人からの口コミなどから判断して迷わずフォーサイトを選びました。
教材の発送がとてもスピーディだったので驚きました。まさに「鉄は熱いうちに打て」ですね。
教材が届いたその日から試験当日まで、カウントダウンが始まりました。
勉強方法はDVDを観ながらテキストを読み、何回か通したあとに問題を解き、間違えた箇所は解説と該当のDVD、テキストで正しい知識を理解できるまで復習する。ほぼこれの繰り返しでした。
細切れ時間は全て勉強に使うつもりで、食事の支度をしながら、洗濯物を干しながら、子供の送迎の車中でも、ノートPCを文字通り肌身離さず持ち歩き、常に先生の講義を聞いていました。
時間がまとめて取れる時には問題を解きまくり、テキストの過去問は、ほとんど答えを覚えてしまうぐらいでしたが、正解した問題も時間が経つと忘れていくので、定期的に全問題を復習しました。
講義を聴きながらテキストに書き込みをして、毎回間違える理解しにくい所は、一冊だけノートを作って弱点克服のために使いました。
受験勉強中、夫も子供達も家事を手伝ってくれ、ママ友が子供達を連れ出してくれたり、実家にも協力を仰ぎました。これだけみんなに迷惑をかけるのだから、なんとしても合格しなければ立つ瀬がない、と自分を追い込んでモチベーションを高く保ちました。
抱えているものが多い人ほど、実は頑張れるのかも知れません。誰にも知られずにこれだけの受験勉強はできません。そして言ってしまえば、今度は合格の報告をするしかないのです。
今回の自分の勉強は、本当によくやった、悔いはない、と思えるだけやりました。
これで落ちても、誰のせいにもしないし、自分でも納得が行く、と言えるところまでできたと思います。一日だけ、どうしても気分が乗らなくて勉強しなかった日がありましたが、それ以外は毎日勉強しました。
教材に入っていたポスターとしおりを見るたびに、初心を忘れるなと自分に言い聞かせました。あとは「一分一秒でも多く勉強した人が合格できる。」という先生の言葉を常に信じて、前だけを向いて突き進んで来ました。
私の場合、予備知識がほとんどなかったことが幸いしたともいえます。何も分からないので、ただただ先生の言う通り学習を進めただけです。
ここは暗記した方がいいと言われた箇所は、家中に張り紙をして暗記するまでがんばりました。PCの道場破りと携帯のサイトも毎日活用し、特に自分の順位を上げることにハマりました。よそ見をしないことは大切だと思います。
一つの教材、先生を決めたら、それを信じて走って行くのが最良の方法です。福澤先生の講義は、とても分かりやすかったです。適度に雑談が入り、それが記憶に残ってその前後の講義が思い出せるようにできていて、理解の助けになりました。
試験前日はさすがに、子供達を実家に預け、食事を作る以外はほとんど家事をせず勉強しました。過去問を最初から全てやり直し、時間があっという間に過ぎて行ったのを覚えています。
区切りがつくと、できる限りのことはした、と納得できたので寝ましたが、翌朝は家を出る直前まで過去問一年分を本番と同じように解いてから出かけました。
採点してもちろん合格点を超えていたので、気分良く会場に向かうことができました。