
派遣社員も家事もしながら合格!行政書士の一般知識が高点数!
【行政書士】
- 勉強期間
- 6ヶ月間
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 20代
- 性別
- 女性
まず、5月下旬に勉強を始めました。
この時、何ごともゴールを知ることが大切だと思い、まずは昨年の行政書士の本試験問題を試験時間内で解いてみることにしました。過去に法律の勉強をしていたので、憲法・民法・商法はなんとか得点できました。
しかし、行政法と一般知識は全く得点できません。試験というゴールを知り、この惨敗をきっかけに本腰を入れ勉強をしようと決めました。
6月からお盆休み前までの平日は、派遣社員として勤務していましたし、家事をしなくてはならなかったので、あまり勉強できませんでした。たまに帰宅途中にあるファミレスで2、3時間粘って勉強する程度でした。
この時勉強していたのは、フォーサイトのテキストの理解と、「過去問」解きです。ちなみに行政書士試験は試験傾向が変わりやすいと思いますので、直前の3年分くらいしか参考にならないのではないかと思います。
とはいうものの、平成に入ってから何度も出ている分野に関しては重点的に解きました。
講義CDは家事をしながらだけでなく、通勤時間や気分転換の散歩の途中など、細切れの時間も利用して、講師の方々の言葉をそっくり覚えられるくらい何度も繰り返して聞きました。
土日の勉強は、苦手分野が中心です。しかし、根を詰めても長続きしません。ですから、たまには友人とゴルフなどをし、気分転換をはかっていました。この時期はまだ時間にゆとりを持って取り組んでいました。
お盆休み前には、確認テストをし合格点に達してはいました。しかし、一般知識が基準点すれすれだったので、十分時間がとれるお盆休みに毎日一つのテーマに取り組みました。
一般知識対策としては、「日本経済が面白いほど分かる本」などのビジネス書を読み、フォーサイトの「一般知識」テキストの余白にメモしていました。このような地道な作業は今思うと大事だったと思います。
この時期に大まかとはいえ一般知識を理解しておいたことが、直前期の心の余裕を作ってくれたと思います。
お盆休み明けから10月末までは、実力確認のため他社の直前模擬試験を何度か受けました。通信講座は、孤独な戦いですから、必要以上に不安になったり、逆に油断したりもします。ですから修正できるうちに少なくとも一回は実力確認が必要だと思います。
受験生全体から見た自分の位置、また苦手分野が客観的に分かるのでとても役立つはずです。もちろん、実力確認だけでなく、正答率50%以上の問題を落としたときは、テキストと「過去問」に戻り、同じ間違いを繰り返さないように努めました。
11月には直前予想模擬試験は、受験しませんでした。なぜなら自己採点では記述式でどれだけ得点できたか分からないし、復習する時間も足りないと思ったからです。
その代わりに、ここ3年分の「過去問」をできる限り本試験同様の状況で解き、時間配分を確認しました。一般知識は最後まで不安だったので、情報通信、個人情報保護分野の条文読み、基本的知識の確認を毎日していました。
試験当日に注意していたのは、行政法など細かい知識が問われる科目については細心の注意を払い、問題文をよく読むことと、記述式に時間をかけられるように時間を配分することです。
結果、昨年の試験問題と比べて大きな変更はなかったので、平常心で解いていけました。
本格的に勉強を開始したのは6月でしたが、おかげさまで、試験に合格することが出来ました。
現在の行政書士試験は、そんなに生やさしいものではありません。きちんと試験対策をしなければならないと思います。ガンバって下さい。