合格のカギは「模試の失敗からどれだけ頑張れるか！ | 行政書士

日々、仕事・家事・育児で忙しいため、通学は難しい状況でした。予備校に通うとなると、費用も掛かりますしね。

ですが、初めて法律を学ぶということで独学では自信がないかな、ということで通信教育に決めていました。

最初は大手予備校の通信講座を中心に検討していたのですが、色々調べているうちに、「ＤＶＤ講義付の通信教育」というのがあることを知って。やはり講義付が良いだろうということで、いくつか比較しているうちに、フォーサイトの存在を知りました。

フォーサイトのフルカラーテキストは、とにかく「分かりやすい」の一言でしたね。初めての法律の勉強でしたが、このテキストには本当に助けられました。

ひと通り読むのにまず2ヵ月かかりましたが、その後も本試験までは繰り返し読んで、知識を深めました。

書き込み等はあまり多い方ではなかったと思いますが、チェックテストで間違えた問題についてはテキストの該当箇所に補足説明を書き込む程度はしていましたね。

テキストのみの教材ではなく、ＤＶＤ講義付にこだわったことは正解だったと思います。

ＤＶＤ講義であれば、机に向かわなくても家事をしながら、子どもの世話をしながら気軽に聴くことが出来たので、私の学習スタイルにはすごく合っていました。家では頻繁に流すよう心がける他、音声をｉＰｏｄに落として往復2時間の通勤の際に聴くなど、ちょくちょく知識に触れることが出来たのが良かったです。

フォーサイトの問題集を使ってみた感想としては、「掲載問題が厳選されているな」ということが挙げられます。決してボリュームは多くないのですが、必要な知識がしっかりと養える内容になっていましたね。肢ごとの解説が詳しかったのも良かったと思います。

福澤先生のアドバイスで、問題を解く際には正誤だけではなく、肢ごとの考え方まで深く考えるように心がけました。この積み重ねによって、法律的なモノの考え方が少しずつ理解できるようになりましたね。本試験ではこれまで解いたことのないような問題もいくつか見かけましたが、こうした未知の設問についても類推して考えられたのが良かったですね。

やっぱり、「直前模試」ですかね。2回の模試を通じて択一式の大体の得点率が把握できたことから、記述で取るべき目標ラインが明確になったんです。そこが分かってからの直前2週間は記述対策に力を入れるようになったのですが、ここの頑張りがなかったらおそらく合格していなかったでしょうね。

記述式に関しては、直前期の努力が功を奏し、本試験では60点満点中58点という高得点をマークすることが出来ました。大切なことを気付かせてくれた直前模試には、本当に感謝しています。

この他、日々重宝したのは「道場破り®」でしょうか。○×でサクサク解いていけるのがゲーム感覚で楽しかったですし、達成度に応じて“大変よくできました” “よくできました”と表示されるのも励みになりました。また、スケジュール管理も出来るので、役に立ちましたね。

ちょっとしたスキマ時間には、「合格カード」と併せてよく活用していました。

私の場合、「今年で必ず合格しよう」という気持ちが両立のポイントになっていたと思います。
仕事柄、忙しい年とそうでない年があるのですが、受験した年がちょうど忙しくない年で、タイミング的に「今しかない」というのがあったので。
勉強が大変に感じられることもありましたが、「ここでやめてしまったらすべて無駄になる」と自分に喝を入れていましたね。
ランチタイムに集中できる環境を確保する、テキストのコピーを目につく場所に置くなど、生活の中で出来る工夫はするようにしていました。

私のような法初学者でも、フォーサイトの教材だけで合格することが出来ました。
受験勉強中には何度も「ダメだ」と思いましたが、ひたすらに自分自身とフォーサイトを信じて続けた結果だと思っています。
皆さんも最後まで諦めず、頑張って下さい！