独学の失敗から通信教育に切り替え、行政書士試験に見事合格。サンプルからこれだと確信!
賃貸不動産の経営管理をされている佐藤さんは、宅建やFP2級などこれまでにも数々の資格を取得されてきて、その度に知識の習得の大切さを痛感したそうです。
相続に関する相談や車庫証明、外国人入居者への行政手続きのサポートなど、行政書士の知識も仕事に活かせるものが多いと考え、受験を決意。独学での失敗を経て、フォーサイトの教材をフル活用し見事合格されました。
次は簿記2級の取得を考えているとのことです。
フォーサイトの通信講座を選んだ理由は?
講義動画のサンプルを観て、「これなら絶対受かる!」という希望を抱きました。
実は以前に、独学で行政書士を目指したんですが、そのときは点数が足りず落ちてしまったんです。
そのときに「自分の力だけではダメだな」と思い、インターネットで通信や通学をいろいろ調べたんですが、通学はやはり通う時間がかかってしまうので、通信のほうが効率的に時間を使えると思いました。
それからフォーサイトのサイトにたどり着いて、講義動画のサンプルなどを観たときに、先生の講義がすごくわかりやすくて、「これは絶対に合格できる講義だ!」と希望を感じたので、フォーサイトに申し込みました。
他社などでよくある講義は、黒板を背景に講師が一方的に話すだけという印象でしたが、フォーサイトの講義は背景も明るく、福澤先生はこちらに語りかけるような話し方で、具体的な事例に基づいて分かりやすく話してくださるので、非常に記憶に残るなと思いました。
特に良かった教材は何ですか?
行政法のテキストが分かりやすくまとまっていました。
行政法のテキストです。テキスト3冊合わせても厚みは薄いのですが、内容は非常に分かりやすくてコンパクトにまとまっていました。
あと副教材の「戦略立案編」というサポートブックのおかげで、学習計画を立てることの重要性に改めて気づきました。
講師や講義の感想はいかがですか?
問題を解くときに自然と頭に浮かんでくる、記憶に残る講義。
福澤先生、五十嵐先生どちらの講義も「とにかく記憶に残る!」というのが最大の強さだったと感じます。過去問や模試の問題を解くときにも先生のおっしゃったことが自然と頭に浮かんできて、正答することができました。
解説に連動して重要部分の字幕テロップが流れるのも、とても良かったです。
福澤先生の講義は具体例を挙げながら解説していただけるので、とても分かりやすかったです。難解な行政法も場面を想像しながら考えることができました。
五十嵐先生の講義はすごく安心感があり、先生の柔らかい性格からなのか授業特有の圧迫感がなく、難しい問題の解説も抵抗なく頭に入りました。
eライブスタディは活用されましたか?
丁寧な解説で、自分が苦手な部分の理解が深まりました。
リアルタイムではないのですが、毎週観ていました。
一番印象に残っているのは、改正民法の回です。例えば配偶者居住権の話など、自分が苦手に感じていたところの理解が深まったと思います。
あとは、五十嵐先生が取り上げた○×問題が実際の本試験でそのまま出てきて、問題文を読んだ瞬間に手応えを持って解答できました。当日の夜の解答速報を見たら間違いなく合っていたので、五十嵐先生にはすごく感謝しています。
eラーニングは活用されましたか?
ちょっとした空き時間のスキマ学習によく使いました。
主に確認テストをよく利用させていただきました。
○×で答えられて、だいたい5分程度で完結しますし、スマホさえあればどこでもできるので、電車の中やお昼休みなど出先でのちょっとしたスキマ時間に、ちょこちょこやっていましたね。
どのように勉強時間を確保していましたか?
3時半に起きて早朝の3時間しっかり勉強、夜は見直し程度というリズムでした。
朝4時から7時までの3時間でやると決めて、そのために強力な目覚まし時計を買って3時半に起きるようにしました。
夜にやろうとすると、どうしても疲れてウトウトしてしまったり、なかなか自分の予定通りに勉強ができないなと感じたので、朝しっかり勉強して、夜は足りなかったと感じる部分だけ少し見直して終わりというふうにしていましたね。
「早朝の時間は絶対に仕事の予定が入らない時間帯なので、自分の時間が作れる」という情報を聞いて実践した結果、試験が終わっても体が完全に朝型になってしまって、目覚まし時計がなくても3時半に目が覚めるようになってしまいました。
苦労したことや工夫したことはありますか?
直前期の模試で取った赤点が、気合いを入れ直すきっかけになりました。
10月の直前期は精神的にも追い詰められていて、一番苦労しましたね。
そのとき模試をたくさん受けたんですけど、一度130点という点数を出してしまったんです。2月から始めて10月、もう試験の1か月前という時点で、この点数はかなり落ち込みました。
でも、ちょうどそのときに講義で先生方が、「模試は本番ではない。直前期は頑張り次第でまだ伸びるから大丈夫」とおっしゃっていて、その言葉がきっかけで、「逆にここでしくじったほうが本番に活かせる」と思い直すことができました。
それから気合いの入り方が変わりましたし、その模試で赤点を取ったところは先生が重要だとおっしゃっていた部分や自分の弱点でもあったので、重点的に勉強しました。
合格につながったポイントは何だと思いますか?
とにかく繰り返しの問題演習で、知識を脳に定着させること。
一番は、繰り返しの問題演習だと思います。
福澤先生がお話しされていたことですが、学んだ直後だけでなく、その1週間後、またさらに2週間後…と繰り返し何度も問題を解くことによって、必要な知識が何度も思い出されて、繰り返し思い出すことによって知識が定着していくんですよね。
今まではとにかくテキストを読み込むことに時間を割いていましたが、その話を聞いてからは、なるべく多く問題を解いたり、見慣れない問題に触れることを意識した勉強スタイルに変えました。
今後の目標を教えてください。
簿記2級をフォーサイトの講座で目指そうと思っています。
昔、簿記3級を取得してから2級取得が先延ばしになっていたので、次は簿記2級を目指します。簿記の学習もフォーサイトの講座でやりたいと考えています。
試験が終わっても事前に日々の計画表を作り、毎日それに従って効率的な行動ができるようになり、良い習慣が身につきました。今後も超朝型体質を活かしたいと思います。
これから合格を目指す方へメッセージをお願いします。
簡単に解けなくて当たり前。間違えても気にせず、何度も問題を解くこと。
行政書士試験の学習をしていて、特に過去問が最初はなかなか解けずに焦ることもありました。
ですが、行政書士試験の合格率は約10%、10人中9人は落ちる試験なんだから、簡単に解けないのが当たり前だと思い直しました。
なので、皆さんも過去問がすぐにできなくても自分はダメだと思わないでください。間違えても気にせず続けてください。そこでやめてしまうと、今までの勉強が全て無駄になってしまいます。何度も何度も問題を解いて、知識を頭の隅から掘り起こしていくうちにだんだんとできるようになっていくので、挫けずに頑張ってください。
※フォーサイトでは新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行ったうえで撮影を行っています。