診療報酬請求事務能力認定試験の概要

診療報酬請求事務能力認定試験について

ここでは、診療報酬事務能力認定試験の概要や日程、合格ラインなどについて詳しく触れていきます。

目次

試験(受験)科目

試験科目は医科と歯科に分かれるため、どちらかを選択して受験する事となります。それぞれ学科試験と実技試験があり、どちらも筆記試験です。また試験時間は3時間となっています。

出題範囲

学科問題は、(公財)日本医療保険事務協会が示すガイドラインに沿って,毎回20問(約80題)が出題されます。具体的には、

医療保険制度等・公費負担医療制度の概要

  • 被用者保険
  • 国民健康保険
  • 退職者医療制度
  • 後期高齢者医療制度
  • 生活保護法
  • 精神保健福祉法
  • 障害者総合支援法
  • 感染症法
  • 特定疾患治療研究事業

保険医療機関等・療養担当規則等の基礎知識
保険医療機関の指定、保険医・保険薬剤師の登録、各種病院(特定機能病院・地域医療支援病院・療養病床)、病床の規定と保険医療の取扱いや保険医療、後期高齢者医療のルールを規定している「保険医療機関(保険薬局)及び保険医(保険薬剤師)療養担当規則」(療担規則)、「高齢者の医療の確保に関する法律の規定による療養の給付等の取扱い及び担当に関する基準」の内容についての知識。

診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識
保険診療における医療行為・療養の費用の算定方法(診療報酬点数表(医科、歯科、調剤)・入院時食事療養・入院時生活療養についての知識)、医薬品(保険診療で用いられる医療用医薬品・特定保険医療材料)などの価格と請求方法に関する知識。
診療報酬請求書、診療報酬明細書を作成するために必要な知識とその実技。

医療用語及び医学・薬学の基礎知識

  • 診療報酬請求事務を行うために必要な病名、検査法、医薬品などの用語とその略語の主なもの
  • 主要な身体の部位、臓器等の位置及び名称、機能、病的状態、治療方法など

医療関係法規の基礎知識
医療法による医療施設の規定および医師法、歯科医師法などの医療関係者に関する法律による医療機関の従事者の種類とその業務

介護保険制度の概要
保険者・被保険者、給付の内容

これら全てが出題範囲です。また、試験場への診療報酬点数表、その他の資料の持ち込みは自由となっていますが、パソコンや携帯電話などの通信機器類は持ち込み不可となっています。

日程

試験日の3.5か月前に、まずは郵送かインターネットで試験主催の(公財)日本医療保険事務協会へ試験の申込みをします。

インターネットの場合は即申込が出来ますが、郵送の場合はまず受験願書を請求し、受験願書用紙を送付してもらい、届いた後に返信用封筒にて受験手数料を納入し、受験願書の必要項目を書いて提出します。

受験手数料・願書の受付期間は、試験日の2.5か月~1.5か月前、受験手数料の納付が受付されると受験票が発行されるので、それをもって試験会場で受験します。

合格ライン

診療報酬請求事務能力認定試験の合格ラインは、試験回の平均点によって多少変動はありますが、 医科はおおよそ学科100点満点中80点前後、実技100点満点中85点前後となっています。

試験会場

  • 札幌市
  • 仙台市
  • 埼玉県
  • 千葉県
  • 東京都
  • 神奈川県
  • 新潟市
  • 金沢市
  • 静岡市
  • 愛知県
  • 大阪府
  • 岡山市
  • 広島市
  • 高松市
  • 福岡県
  • 熊本市
  • 那覇市

試験日

毎年7月と12月の年2回、日曜日または祝日となります。
詳しい日程は主催の(公財)日本医療保険事務協会のホームページに随時更新されていきますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

結果・合格発表

合否の通知は試験月の翌々月末までに全受験者に文書で通知され、合格者には協会から認定証が交付されます。
なお、通知が届く前に協会のホームページにも掲載されるため、先に知ることができます。

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