診療報酬請求事務能力認定試験とは?試験概要を紹介

更新日:2022年10月13日

医療業界での活躍を目指し、診療報酬請求事務能力認定試験を志望する方もいるでしょう。試験に臨む前は、日程や形式などの概要を知ることが大切です。以上を踏まえて、試験勉強や本番までの準備を正しく進めてください。

今回は診療報酬請求事務能力認定試験を受けたい方のため、その概要をまとめました。これを読めば試験内容がわかり、本番へ正しく備えるきっかけになります。

目次

診療報酬請求事務能力認定試験とは?

診療報酬請求事務能力認定試験とは、全国一斉統一試験の一種です。試験を主催しているのは、公益財団法人の日本医療保険事務協会になります。当該事務の従事者のスキル向上が目的です。

そもそも診療報酬請求事務とは、患者のカルテをもとに、レセプトを作成することです。レセプトは診療報酬の明細を記録するしくみで、保険者への提出義務があります。このような事務担当の活躍によって、患者は安心して医療サービスを受けられるのです。病院側も安心して運営を進められるでしょう。

ここで大切なのは、レセプトの内容確認です。決まったルールに応じて、適正でなければなりません。診療報酬請求業務の従事者は厳重にチェックを進め、間違いがあれば修正が必要です。以上が終わったら、診療報酬に関して医師への相談や提案をします。

認定試験では、受験資格を問いません。誰でも医療事務として働くきっかけになるので、興味があればぜひチャレンジしてください。

試験日などの日程

診療報酬請求事務能力認定試験の試験日は、年2回あります。基本的には7月と12月が通例で、それぞれの日曜日か祝日に開かれる形です。1回目の受験が不合格だったとしても、約半年後の再チャレンジができます。

カテゴリーは医科と歯科に分かれる形です。しかし一般的には医科の方が、試験対策関連の資料が多く、準備をしやすいとされます。確実に合格を目指すなら、医科がおすすめです。

形式は2つに分かれています。学科試験と実技試験です。試験時間は3時間と長丁場になるので、集中力が切れるリスクに気をつけてください。このような体力勝負の側面も、認定試験の難しさにつながっています。

認定試験は年2回あり、チャンスには恵まれたしくみです。しかし試験時間が3時間もあることなど、難しい点にも気をつけなければなりません。

試験形式

試験形式は学科と実技に分かれます。ともに合格ラインを満たさないと、認定試験の結果は不合格です。ここでは各形式の特徴を紹介するので、適切な試験準備に役立ててください。

学科試験

学科試験は、医療事務に必要な知識を問う筆記試験です。出題範囲には医療保険制度や診療報酬のような、医療事務と直接的に関わる項目があります。一方で医療関係法規や専門用語など、業界に携わる人としての基礎知識も問われるしくみです。

このような出題項目のなかでポイントとなるのは、医療用語や関連法規などの基礎知識です。診療報酬請求は医療事務の仕事なので、お金と医療の関係を優先的に学びたがる人が多いでしょう。しかし医療界の常識として、関連法規や専門用語のマスターも欠かせません。

医療事務として働くには、診療報酬や保険制度など、医療とお金の関係に対する総合的な理解も大切です。医療のお世話になるには、さまざまなお金がかかります。しかし患者にとっては、保険によって実費負担を減らせるのがメリットです。

医療機関には、医療行為の対価として診療報酬を払ってもらえます。そこで金銭的なトラブルを避ける意味でも、医療事務を担当する人の活躍が大切です。正確な保険や報酬の知識を活かさなければなりません。以上から学科試験では保険や診療報酬を中心に、医療機関での業務における総合的な知識を問われます。

実技試験

実技試験ではカルテを参考に、レセプトを作ります。医科の場合、計2問に答えなければなりません。ひとつは外来カルテ症例、もうひとつは入院カルテ症例です。体調不良で外来に診察に来る人だけでなく、事故や病気で入院する患者も想定されます。

実技の配点は公表されていませんが、総合得点自体は出ます。正解の項目に合わせて素点を出し、100点満点になるよう換算を受けているためです。そのためある程度できたからといって、合格できる保証はありません。満点を目指して取り組むことが大切です。

以上のしくみにより、合格ラインも試験の回によって75点だったり、85点だったりと違います。ラインが高いほど難易度が高い回です。そのため運の要素も絡みます。幸運を味方につけるには、レセプトの作り方に対する理解度の高さがカギです。

実技試験はレセプト作成ですが、試験回によって難易度が左右される可能性も考えてください。

出題範囲

診療報酬請求事務能力認定試験では、さまざまな題材が取り上げられます。2022年7月27日時点における公式サイトのガイドラインによると、扱われる題材は次のとおりです。

  • 医療保険制度等
  • 公費負担医療制度
  • 保険医療機関等
  • 療養担当規則等
  • 診療報酬等
  • 薬価または材料価格基準
  • 診療報酬請求事務
  • 医療用語
  • 医学の基礎知識
  • 薬学の基礎知識
  • 医療関係法規
  • 介護保険制度

このように学科試験で取り上げられる題材は12項目あります。医療業界の基礎知識から、診療報酬や保険などお金に関することまで幅広いのが特徴です。試験当日まで、まんべんなく理解しておく必要があります。

保険や診療報酬など、お金に関する知識から学びたい人もいるでしょう。しかし実際は医療用語や医学、薬学の基礎知識から学ぶ方が効率的です。医学の初学者にとっては、業界の基礎から学ぶことで、医療事務の問題にも対応しやすくなるからです。

いずれにしても認定試験の学科では、医療業界一般や保険、診療報酬などの基礎知識を問われると考えてください。

合格基準について

診療報酬請求事務能力認定試験の合格基準を紹介します。実際は回によって点数が違うことに注意してください。以上を踏まえて、詳細を見ていきましょう。

医科の合格基準

医科の合格基準を紹介します。ここでは2021年12月開催の第55回をもとに、学科と実技に分けて見ていきましょう。

形式 合格ライン
学科 70点以上
実技 85点以上

点数は100点満点です。実技の合格ラインがとくに高く、難しいと感じる人がいるでしょう。一方で学科は、全体の7割の得点率でクリアできました。以上から実技よりはクリアしやすい印象です。

合格ラインの違いを見る限り、実技におけるレセプト作成がカギをにぎります。

試験回によって合格点は変わる

診療報酬請求事務能力認定試験で気をつけるべきことは、試験回によって合格ラインが変わることです。2021年に開かれた2回の医科試験における、合格ラインを見ていきましょう。

試験時期 学科合格ライン 実技合格ライン
2021年7月 65点以上 80点以上
2021年12月 70点以上 85点以上

このように合格ラインは回によって違います。上記表の場合は、2021年12月の方が合格しづらい状況でした。一方で実技の方が難しい状況は、基本的に2回とも変わっていません。

回によって合格ラインが違う理由について、公的な情報はありません。実技では正確な配点もわからないため、常に満点を目指さなければいけない状況です。このように合格基準が曖昧であることも、認定試験の難しさにつながっています。

以上から試験勉強では、実技に力を入れつつ、基礎知識も押さえておく努力が大切です。

申し込み方法

診療報酬請求事務能力認定試験の申請方法を紹介します。現在はインターネットのみでの申請が可能です。以上を踏まえて、申し込む方法を覚えておきましょう。ここでは申請の流れやポイントをまとめました。

インターネットのみ申請可能

診療報酬請求事務能力認定試験は、現在インターネットだけから申し込めます。郵送での申し込みは受け付けていません。資格試験によっては郵送を認めていて、こちらに慣れた人もいるでしょう。しかし今回の認定試験を機に、ネット申請の作業を覚えることも大切です。

ネット申請は、パソコンやスマートフォンがあれば、大部分での対応が可能です。以上から自宅に限らず、外出先でも申し込めます。スキマ時間を使っての対応もできる点が、ネット申請の利点です。

郵送の場合は届けてから試験指定機関に到着するまで、数日かかるケースがあります。これと比べれば、即日で申込完了がわかるインターネットは有利です。操作方法さえ覚えれば、短時間で手続きを済ませられるでしょう。

診療報酬の認定試験では、インターネットでの申請のみ受付中です。試験要綱と照らし合わせながら、申し込みの準備を進めてください。

申し込みの流れ

診療報酬請求事務能力認定試験の申請の流れは、大まかに次のとおりです。

手順 方法 備考
1 ID取得 メールアドレスやパスワードなどを登録する
2 ID通知 登録アドレスに届けられる
3 試験申し込み IDとパスワードを使ってログインを済ませ、必要事項を入力
4 申請内容確認 申請内容に間違いがないか確かめる
5 受験料の支払い たとえばコンビニ決済を選択した場合は、期限までに支払いを済ませる

以上の手続きを済ませ、内容に問題がなければ協会から自宅へ受験票が送られます。受験票の情報は、入念に確かめてください。試験会場のような大切な情報が入っているからです。

認定試験の申請では、事前にID取得が必要ですが、基本的にはシンプルな手順で済ませられます。

会場

試験会場は北海道から沖縄まで幅広く決まっています。しかし17カ所しかないため、居住地によっては別の都道府県への遠征が必要です。例として次の表に、2022年7月試験における試験地と各会場をまとめました。

試験地 会場名/th>
札幌市 TKP札幌ビジネスセンター赤れんが前
仙台市 ハーネル仙台
埼玉県 JA共済埼玉ビル
千葉県 千葉県経営者会館
東京都 日本大学法学部(神田三崎町キャンパス)
神奈川県 専修大学(生田キャンパス)
新潟市 朱鷺メッセ
金沢市 本多の森会議室
静岡市 ツインメッセ静岡(北館)
愛知県 名古屋国際会議場
大阪府 大阪公立大学(杉本キャンパス)
岡山市 岡山大学(文法経講義棟)
広島市 広島工業大学専門学校
高松市 レクザムホール
福岡県 北九州市立大学(北方キャンパス)
熊本市 熊本外語専門学校
那覇市 沖縄県市町村自治会館

このように試験地ごとに、会場が1カ所に決まっています。諸事情により希望と違う会場で受験をする人もいるでしょう。以上から受験票が自宅に届いたら、優先的に会場を確認し、移動方法を考えておいてください。

持ち物

試験当日までの持ち物も大切です。基本的な持ち物から、認定試験特有のアイテムまで紹介します。

試験における基本的な持ち物

認定試験における基本的な持ち物を確かめてください。ここでは重要アイテムとして、次を示しておきます。

持ち物 備考
受験票
筆記用具 HBの鉛筆3~4本、消しゴムなど。学科問題の要点を追う場合、線引きもあるとよい
時計 会場に時計がない場合が想定されるため
財布 本人確認書類を入れておくこと

とくに重要なのが時計です。試験会場によっては、室内に時計がない場合が想定されます。この状況で自前の時計がないと、時間配分ができません。時間進行を把握できないまま、全問題の解答ができずに試験終了を迎えることになります。以上を避ける意味でも、腕時計の準備は大切です。

また受験票は、受験者の証明に大切です。試験会場の情報だけでなく、会場案内図まで示されています。初めてその場所に行く場合は、道に迷わないためのサポートとなります。受験票を忘れると試験を受けられないことがあるため、必ず準備をしておきましょう。

時計や受験票も含めて、基本的な持ち物の確認は大切です。

電卓は重要アイテム

診療報酬請求事務能力認定試験では、電卓が重要になります。診療報酬などに関する計算が関わるためです。電卓がないことで、うまく解けない問題も想定されます。

試験当日、スマートフォンは使えません。機種によっては計算機能がありますが、それも使えない形です。認定試験では、実際の電卓本体の持参を心がけてください。

電卓の使いやすさもポイントになります。おすすめは文字盤だけが起き上がったタイプです。ボタンは小さすぎないことが推奨されます。このような形式なら、普段から計算作業を進めやすいでしょう。試験勉強を始める段階で、自分に合った電卓を入手してください。

診療報酬点数表やその他資料の持ち込みは自由

診療報酬請求事務能力認定試験では、各種資料の持ち込みが自由です。診療報酬をはじめ、医療事務に関わる資料は基本的に持参できます。このように資格試験としては、勉強したものや資料を見られるという珍しい形です。

ただし持参物を増やしすぎないように注意です。試験でチェックできる資料は限られています。荷物のかさばりから、解答をしづらくなる状況があるかもしれません。

さらなる注意点として、資料を見なくても多くの問題を解けるようにしてください。資料を見ながら一問ずつ解いていくのは時間がかかるからです。学習段階で大部分を理解しておき、どうしても自信がない数問に対して資料チェックをはさみましょう。

診療報酬の認定試験では資料を持ち込めますが、必要最小限の使用にとどめる方がよいといえます。

指サックがあるとよい

診療報酬請求事務能力認定試験では、指サックをはめておくと便利です。本番において、持参資料や問題冊子などをめくる回数が多くなりそうだからです。そこで指サックがあれば、紙をスムーズにさばけるようになります。

認定試験の試験時間は3時間です。長丁場ではありますが、問題の難しさから時間に追われる人もいるでしょう。冊子をうまくめくれないとタイムロスだと感じ、冷静さを失うかもしれません。以上のリスクを最小限に抑えるためにも、指サックは欠かせないでしょう。

もともと指サックは医療事務のような、資料作成作業で重要とされます。紙をすべらずにめくる習慣により、冷静に物事を処理できるからです。医療事務のような仕事も、効率的に進めやすくなるでしょう。

医療事務を目指すなら、資格試験の勉強段階から指サックに慣れておくのがおすすめです。

試験本番直前の過ごし方

診療報酬請求事務能力認定試験では、本番直前の過ごし方も重要になります。前日までに持ち物を整えておき、そのときはゆっくりと過ごすように心がけてください。ここでは過ごし方のポイントをまとめました。

持ち物は前日までに整える

認定試験前日までに、持ち物を整えておきましょう。忘れ物を防いだり、準備に時間がかかって試験に遅刻したりするのを防ぐためです。前日に準備をした方が、当日に心の余裕を持って外出できます。

認定試験の場合、さまざまな重要アイテムがあります。少なくとも筆記用具や受験票、腕時計などは用意しておきましょう。試験前の見直しとして、ノートや参考書を確かめることもあるので、こちらもカバンに入れておくと安心できます。

診療報酬の認定試験では、本番で参照する資料も準備しておきましょう。目当ての情報に短時間でたどり着けるように、項目ごとのページ数の把握が大切です。とくに自信がないポイントについては、資料の大まかなページ数だけでも覚えてください。

以上を踏まえながら、試験前日までに準備を済ませておくと、本番開始まで安心できます。

前日はゆっくりと過ごして早く寝る

試験前日はゆっくりと過ごしながらも、規則正しい生活を心がけてください。心身のリラックスと、コンディション調整のためです。試験前日まで勉強していたいと思う人もいますが、本番で体調が悪いと力を出しきれません。実力発揮のためにも体の管理が大切です。

たとえば理想の睡眠時間は、6~7時間半ぐらいとされます。このような時間は、睡眠不足を防ぐために重要です。充分な睡眠を取れていないと、資格試験で大切な記憶力に悪影響を及ぼします。そのためじっくりとした睡眠は、とくに本番前日で欠かせません。

ゆっくり過ごせるように、生活上の工夫も考えましょう。食事は寝る前の3時間前に済ませたり、カフェイン摂取を控えたりしてください。遅くまで勉強しすぎないことも大切です。試験本番で実力を出しきることを考え、体のコンディションを優先しましょう。

試験日当日の注意点

診療報酬請求事務能力認定試験の当日における注意点も覚えておきましょう。朝に起きるタイミングや体調管理など、気をつけるべきポイントはさまざまです。ここでは3つの注意点をまとめておきました。

起床は試験開始3~4時間前

試験当日の起床は、おおよそ開始3~4時間前が望ましいといえます。自宅から会場までの移動距離にもよりますが、余裕のある行動を考えると、開始からある程度時間があるとよいでしょう。

一方で受験者によっては、会場付近のホテルへの宿泊も想定されます。たとえば富山県在住の場合、その場所に認定試験の会場はありません。金沢市の会場での受験になり、前日にホテルで宿泊する人もいるでしょう。

以上の場合も、なるべく会場に近い宿泊施設を押さえておき、余裕を持って移動できるように心がけてください。どこの会場で受けるにしても、移動または準備時間の計算が大切です。以上を踏まえても、余裕を持った起床時間を心がけてください。

試験前のコンディション調整も忘れずに

資格試験では、当日までのコンディション調整も欠かせません。そこで普段どおりの規則正しい生活に従ってください。いつもどおりの習慣にならうことで、平常心で臨みやすくなるからです。

たとえば朝食は、普段どおりのもので腹ごしらえしましょう。ゲン担ぎとしてカツ丼を食べる人もいます。しかしいつも食べないものによってお腹が痛くなる可能性もあります。ゲン担ぎをしなくても合格する人がいる状況です。以上を考えても平常通りの朝食を心がけてください。

試験前のトイレも済ませましょう。体内をスッキリさせるためだけでなく、試験中の体調不良を避ける意味合いもあります。外出前は体の調子が整っている状態が望ましいのです。このように試験当日の外出前も、体調への配慮が欠かせません。

余裕のある時間に移動する

認定試験当日は、余裕のある時間での移動を心がけてください。試験時間に遅れたり、ギリギリにならないようにしないためです。そのため早めの行動を念頭におきましょう。

試験当日に天候不順があったり、公共交通機関が乱れたりするリスクもあります。不測の事態を考え、早めに家を出ることが大切です。思いどおりの時間に電車が来なかったとしても、開始時間までに余裕があれば間に合うでしょう。

ただし関連交通機関において、数時間規模でのトラブルが起きることもあります。その場合は、多くの人が時間通りに会場へ到着できないかもしれません。この場合は特別措置もあるでしょう。

早めの移動を心がけつつ、おかしいことがあったら試験指定機関の公式発表を確かめてください。

その他の注意点は?

診療報酬請求事務能力認定試験の前は、なるべくポジティブな思考を心がけてください。これまで長時間かけて勉強を重ねてきた場合、そのことに自信を持ちましょう。

試験前に不安になる人は、人間として普通の反応です。誰もが不安になるだろうと想えば、気持ちが楽になるかもしれません。

落ち着かないときは参考書やノートなどをパラパラとめくり、勉強したことを軽く振り返るとよいでしょう。資格試験はこれまでの勉強の集大成です。これまでの学習を思い返しながら、自分の実力を信じることが大切です。

診療報酬請求事務能力認定試験は難易度の高い試験のひとつです。だからこそ本番は前向きな気持ちで臨みましょう。

まとめ

診療報酬請求事務能力認定試験は、毎年7月と12月に開催されます。ただし回によって合格ラインが違うなど、ほかの資格試験で見られない現象に注意してください。

出題項目も幅広いのが特徴です。医療業界に関する基本的知識から、診療報酬や保険のようなお金が絡むカテゴリーまであります。学科試験の勉強では、これらをまんべんなく押さえてください。さらに実技では実際のレセプト作成があるため、事前に練習を重ねておきましょう。

試験前日に持ち物の準備を済ませ、当日は余裕を持って移動してください。これまで勉強してきた自分を前向きに信じ、規則正しい生活でコンディションを整えてください。このように認定試験のルールを勉強前に確かめ、当日は万全な体調管理を心がけましょう。

医療事務コラム一覧へ戻る