診療報酬請求事務能認定試験は独学で合格できる?テキスト、問題集の選び方は?

診療報酬請求事務能認定試験は独学で合格できる?テキスト、問題集の選び方は?

診療報酬請求事務能認定試験の受験者には、「独学で合格できる人」と「独学で苦労する人」の2つのタイプがあります。双方を見分けるには、基礎的な知識である「専門用語・法規・点数表の解釈」ができるかどうかがポイントになります。

あなたが独学に向いているタイプか、独学で苦労するタイプかをここで診断し、今後の試験勉強に活かしていきましょう。

目次

あなたは「独学」に向いている人? 向いていない人?

独学に向いている人

診療報酬請求事務能認定試験で、独学に向いている人は以下の通りです。

  • 少しでも医療事務の経験がある人
  • 少しでも医療事務の基礎知識がある人
  • 身の回りに医療従事者がいる人
  • 合格を急がない人

診療報酬請求事務能認定試験では、基礎知識として医療事務の専門用語・法規・点数表の解釈が求められるため、ここをスムーズにクリアできるかどうかがポイントとなります。

独学で苦労する人

診療報酬請求事務能認定試験に、独学でチャレンジすると苦労する人は以下の通りです。

  • 医療事務の経験がない人
  • 周りに医療従事者がいない人
  • 早く合格したい人

市販のテキストは「医療事務の基礎知識がある人」を対象につくられているため、「書いてある用語の意味がわからない」「点数表の読み方がわからない」といったことに悩む可能性があります。

とはいえ、独学は自由度が高く、費用も安く抑えられるとても魅力的な勉強法です。そのため、まずは書店で診療報酬請求事務能力認定試験のテキストに目を通し、独学で進められそうかどうかを確認してみましょう。

効率的な独学の仕方・進め方とは?

独学のメリットは「自分のペースで、費用を抑えて勉強できる」こと

独学とは、自分でテキストと問題集を選んで購入し、自分で立てた勉強計画の下、学習を進めていく勉強スタイルです。また、独学のメリットは「自分のペースで勉強ができる」「費用が安く抑えられる」ことが挙げられます。

そのため、まずは独学で始めてみて、うまくいかなければ通学や通信講座に切り替えるというのも一つの方法です。

独学を成功させる5つのコツ

1.良質なテキスト・問題集を選ぶ。

独学では教材選びが合否を分けるポイントとなります。自分に合った良質なテキスト・問題集を選びましょう。

2.診療点数の改定に気をつける。

診療点数の改定が偶数年度の4月に行われます。そのため、この偶数年度の7月試験は、新しい診療点数で行われるため注意が必要です。点数早見表は、改定後に購入すると良いでしょう。また、厚生労働省のホームページでも新しい点数表を入手することができます。

「医療保険 |厚生労働省」

3.無理のない勉強計画を立てる。

独学では、試験までの勉強計画を自分で立てなければなりません。試験日から逆算し、あなたの仕事や生活スタイルに合った、無理のないスケジュールを作成していきましょう。

4.模擬試験を受ける

試験勉強の総仕上げとして、資格学校等が実施している模擬試験を受けましょう。試験本番と同じ形式の問題を、試験さながらに時間を計って解くことで、時間配分や問題を解くときのコツが見えてきます。

最近は自宅で受けられる模擬試験を実施しているところもあるので、上手に利用しましょう。

5.資格学校の無料体験講座を利用する

独学で勉強する際の最大のデメリットは、「疑問点を自分で解決しなければならない」ことです。近くに資格学校がある場合は、無料体験講座に参加して講義後に講師に質問するという裏技もあります。

独学におすすめの教材(テキスト・問題集)の選び方は?

独学で最も重要なポイントは、教材(テキスト・問題集)選びです。ただ、書店の本棚には似たような教材がずらりと並んでいるため、多くの受験生が「どの教材を買えばいいのかわからない」と迷ってしまいます。

独学で診療報酬請求事務能力認定試験に挑戦する場合は、「診療報酬請求事務能力認定、初心者に必要な勉強時間は?」でも紹介した、

  1. 頻出ポイントを押さえた、厚過ぎないテキストを選ぶ。
  2. 自分のレベルに合った、読み進めやすいテキストを選ぶ。
  3. イラストや表が多いテキストを選ぶ。
  4. 重要ポイントがわかりやすい、カラーのテキストを選ぶ。

上記に加えて、

  • 事前にインターネットの口コミなどで、情報を収集しておく。
  • 大型書店に行き、複数のテキストの同じ項目を読み比べ、自分に合ったものを選ぶ。
  • 偶数年の7月の試験は、4月の診療点数改定後に点数早見表を購入する。

以上の7点を意識して選ぶようにしましょう。

独学におすすめの問題集の選び方は?

問題集選びもまた、独学では疎かにできない重要ポイントです。「診療報酬請求事務能力認定試験」の勉強の仕方を教えて⁉」で紹介した、

  1. 2年以上の過去問が載っている問題集を選ぶ。
  2. 解説が丁寧な問題集を選ぶ。
  3. 頻出問題に「よく出る(A)」「出る(B)」のように印がつけてある。

上記に加えて、

  • 事前にインターネットの口コミなどで、情報を収集しておく。
  • 大型書店に行き、複数の問題集の解説を読み比べ、わかりやすいものを選ぶ。

以上の5点を意識して慎重に選ぶようにしましょう。

未経験者が独学で勉強する場合は?

診療報酬請求事務能力認定試験は、初心者・未経験者が独学で1日1~2時間勉強をしたとすると、6ヶ月~1年(400~500時間)かかると言われています。なぜなら、医療事務の知識をゼロから身につける必要があるため、「用語・法規・点数表の読み方」に悩み、勉強がなかなか進まない人も多いようです。

まずは、近くの書店で診療報酬請求事務能力認定試験のテキストに目を通し、自分が独学でできそうかどうかを判断しましょう。詳しくは「診療報酬請求事務能力認定、初心者に必要な勉強時間は?」を参考にしてください。

まとめ

今回は、医療事務の最高峰資格「診療報酬請求事務能力認定」試験に独学で挑戦する場合の「勉強の仕方・進め方」、「テキストの選び方」、「過去問題集の選び方」、「未経験で独学を選ぶ場合」、「独学が向いている人」についてご紹介しました。

独学は、教材選びから学習計画の作成から診療点数の改定確認まで、すべてを自分でこなさなければなりませんが、費用を安く抑えられる点ではとても魅力的な勉強法です。独学のメリット・デメリットをしっかりと把握したうえで、無駄なく効率的な独学を行っていきましょう。