スキマ時間を利用して毎日1時間勉強　問題集を何度も繰り返しITパスポート試験に合格

主にインフラ工事における、機械の設計を担当しています。最近はインフラ工事でもITの活用が増え、例えばIoT化やAIの活用を要望するお客様が増えてきました。
ハードの設計を行っていますが、そのような要望に応えられるよう、ソフトの面でも外注先の業者さんと会話ができる程度まで、ITリテラシーを高めたいと思って受験しました。

学費は会社支給のため、独学は考えていませんでした。また、仕事やプライベートの時間を優先しながらスキマ時間を使って勉強したいと思ったことから、通学ではなく通信で学ぶことにしました。
以前別の資格試験を受ける時にフォーサイトを利用し、グラフや図を使っていてとても教材が分かりやすいなという印象でした。そういった信用がありましたので、改めて利用させてもらうことにしました。

問題集は見開きなのでスピーディーに答え合わせができて、とても良かったです。問題集を繰り返しこなすことが大事だと思っていて、苦手な部分や足りない部分を重点的に繰り返し復習しました。
また、効率的な勉強を意識して、テキストに直接補足を書いていくようにしていました。テキストをノート代わりにして、試験本番直前にも見られるように工夫をしました。詳しい情報を補足する手段としてテキストがあるというイメージで勉強を進めてきました。

ITパスポートの試験は100問という多くの設問を、限られた時間の中で解かなければならず、1問に掛ける時間を意識する必要があります。チェックテストや確認テストは時間制限が設けられていて、本番形式に近い解き方で解くことができ、非常に役に立ちました。

勉強期間は3か月で時間にして100時間程です。スキマ時間を利用し、問題集を解く作業は通勤電車の中で、答え合わせは昼休みなどに行ないました。
少し時間が空くことで、覚えているかどうかを改めて確認することができるので、実は記憶の定着をさせるのには効率が良いかなと思っています。

IT関係ではない仕事をしているので、初めて見る語句がとても多かったです。また、略称として並んでいる3文字のローマ字を覚えることに非常に苦労しました。
途中から、略称ではなくて正式名称と関連付けて覚えることで意味のある単語になると分かり、暗記しやすくなりました。フォーサイトのテキストでは、索引にも本文にも正式名称と一緒に書いてあるので非常に覚えやすかったです。

重要箇所(問題の傾向)の把握と徹底した復習による記憶の形成、解答時間の感覚を掴むことかと思います。私のようにPCを使った試験に慣れていない場合、フォーサイトのeラーニングで慣れることが重要かもしれません。

私は主に機械のハードの技術者として仕事をしていますが、その中でオンリーワンの存在になれたらと思ってます。これまで様々な分野の資格を取ってまいりましたが、今回IT分野で初めての資格を取得できました。
自分のこれからの可能性を広げていけるように、そしてIT知識を深めるためにも上位資格にどんどんチャレンジしていけたらなと思ってます。

私はIT関係の仕事ではないので専門外の勉強でしたが、それでもコツコツと勉強を続けることによって合格することができました。
左官屋さんが一面の壁を塗るように、まずは満遍なく全体を塗って、遠くに少し離れてその壁を見つめて足りない部分を少しずつ埋めていく。多少むらがあっても完ぺきな壁でなくても、100点を取る必要は全くないと思います。合格点を取れればそれで大丈夫です。自分を信じて頑張って下さい。