裁判所事務官試験の難易度はどのくらい?

裁判所事務官試験の難易度はどのくらい?

裁判所事務官試験の難易度はどのくらい?
目次

裁判所事務官(一般職)の採用難易度

裁判所事務官一般職の採用試験では、一次試験で択一式の筆記試験が課され、二次試験では小論文・記述式筆記試験・面接での人物評価の3つを行います。

特に注意が必要なのが、二次試験の結果は、小論文や記述テストなどのペーパーでの点数と面接での人物評価を総合的に判断して合否が決定するという点です。いくらテストで良い点数を獲得できたとしても、面接での印象が悪かったり、面接官との相性が良くなかったりすれば、不合格になってしまうリスクがあります。

一次試験は基礎能力試験が40問。専門試験が40問の計70問が課され、ボーダーは40点前後とされています。ただ、一次試験には基準点と呼ばれるラインがあり、合計でボーダーを越えていたとしても、いずれかの科目で基準点以下となると不合格になってしまいます。

二次試験で最も大切とされているのが面接試験です。これは全体の4割のウエイトを占めているものであり、A~Dの4つの段階で評価がなされます。A~Cの中であれば面接はクリアとなりますが、もしD評価がついてしまうと仮に筆記の成績が良かったとしても不合格となってしまいます。逆にテストの成績が悪かったとしても面接で高い評価を得ることができれば、逆転で合格をつかむこともできるとされています。

裁判所事務官(総合職)の採用難易度

裁判所事務官の総合職試験では、択一式での基礎能力試験と専門試験による一次試験、小論文と政策論文試験に加えて、憲法・民法・刑法・訴訟法に関する記述式の専門試験、個別面接による二次試験があり、これらを突破して最後にはもう一度面接による人物試験である三次試験があります。

基本的に筆記試験に関しての問題数などは一般職と共通ですが、総合職の場合には追加で政策論文試験というものが課されます。これは、裁判所組織の運営上の課題を理解した上で、それを解決するような能力や思考力を問うような問題が出題されます。

また、面接による人物評価も複数回行われ、二次試験では個別面接のみですが、三次面接では集団での討論での活躍や再度個別面接をしたうえでの評価が下されます。総合職の場合にも、面接の配転比率はかなり大きく、三次試験での面接の配点は、15点満点のうち6点を占めるものであると公表されています。

家庭裁判所調査官補の採用難易度

家庭裁判所調査官補の選考フローは、択一式の基礎能力試験と専門試験による一次試験、記述式の専門試験と政策論文試験、面接による人物評価からなる二次試験で構成されます。

中でも配点が高いのは面接による人物評価で、こちらも15点満点中6点となっています。その反面、政策論文試験は15点中わずか1点と、面接での評価が合格にかなり影響していることが分かります。