マンション管理士試験の過去問を使った勉強法とは?

住む人々の安全と安心を守れることから、マンション管理士の需要が続いています。これからその資格を取りたい方もいるでしょう。そこで大切なのが過去問です。適切な使い方で、合格に近づけます。

今回はマンション管理士試験の合格を目指す方のため、過去問の活用法をまとめました。正しい使い方を学べば、合格までの道筋が見えてくるでしょう。

目次

過去問の選び方

過去問を選ぶときのポイントはさまざまです。過去問は1冊に絞り、体系別から選びましょう。内容確認や見やすさも大切です。適切な選び方を以下にまとめました。

過去問は1冊に絞る

過去問は1冊に絞ってください。ジャンルごとにまとめた体系別なら、分厚すぎないタイプがおすすめです。適切なボリュームの過去問が、勉強のモチベーションキープにつながります。

1冊に絞る理由は、復習の効果を引き立てるためです。何度も同じ問題を繰り返し解くことで、要点の理解を進めます。逆に問題集が終わるたびに新しいものを買い替えるのは逆効果です。テキストによって強調点や問題形式が違うため、大切なポイントがいつまでたってもわかりません。

回答に対する解説のわかりやすさも重要です。過去問を選ぶときは、程よいボリュームで、丁寧な解説があるタイプが望ましいでしょう。

過去問は1冊だけなら体系別にする

1冊だけ過去問を買う場合、体系別がおすすめです。試験勉強では、ひとつの科目にまとまった時間を使う人が多いでしょう。たとえば大学入試なら、ある日に日本史を1時間通すようなものです。その意味でも、ジャンルごとの複数要点の理解は、効率的といえます。

問題集の感覚で繰り返し使える意味では、体系別がふさわしいでしょう。テキストを読み始めたときから、本番直前まで使えるからです。演習だけでなく、復習の味方にもなります。体系別の過去問を持っておけば、理解を深めやすくなるでしょう。

過去問の内容は細かくチェック

過去問の内容は、細かくチェックしましょう。ネットショップでは本の中身を見られず、書店ではカバーをかけられているかもしれません。その場合でも、商品情報や表紙解説を入念に見てください。

問題の重要度、難易度、正答率は示していることが望ましいでしょう。たとえば重要度は、本番での頻出度を表します。難易度は高すぎる場合、それほど重要ではない可能性があるのです。正答率は過去問を作っている出版社や資格予備校などの集計データになります。正解しやすい問題は、マンション管理士試験でも重要度が高いといえます。

このように問題の詳細情報があれば、過去問として有用です。

デザインは見やすさ重視

過去問ではデザインも重要になります。ポイントは同じ見開きに問題と正解が揃っていないこと、2色刷り以上であることです。

たとえば同じ見開きに問題と解答があるとしましょう。答えが目に入りやすいのが難点です。答えを認識しながら解くと、知識として定着しづらいといえます。その意味でも問題と答えは、別々にあるのが理想です。

一方で2色刷り以上は見やすさにつながります。要点の強調で別の色が使われるテキストがあります。場合によってはフルカラーもあるでしょう。このように見やすさは、学習を楽しむきっかけになります。以上から問題と解答の位置関係とともに確かめておきましょう。

マンション管理士試験における過去問の重要性や目的

マンション管理士試験の勉強では、過去問が欠かせません。過去問と似た問題が、次の本番でも出題されることがあるからです。さらにテキストによるインプットだけでは不十分で、アウトプットのために過去問が重要になります。

ほかに実力診断でも過去問が使えるでしょう。ここでは過去問の重要性や、利用目的をまとめました。

過去問と似た問題が出題されるから

マンション管理士試験では、過去問に似た出題が見られます。この試験では、法令や管理実務、建築・設備といったジャンルに分かれた状態です。どの科目でも、過去の出題内容と同じ要点を問う可能性があります。

そこでいくつかの年度の過去問をチェックしてみましょう。複数の年度にわたり、類似の問題が見られるかもしれません。ここから出題傾向をつかみ、ピンポイントで要点を覚えましょう。

以上から過去問は、マンション管理士試験でよく問われるポイントを知るうえで大切です。

インプットだけでは不十分

資格試験の勉強は、インプットだけでは不十分です。過去問を使ったアウトプットの時間も設けてください。試験本番では、テキストの内容をストレートに問われるとは限りません。具体的な事例を示し、正しい解釈を問う問題もあります。そこに対応できないと、得点を落とすでしょう。

柔軟な応用力をつけるには、テキストの読み込みだけでは不十分です。テキストで得た知識をあらゆる場面に活用しなければなりません。そこで有用なのが過去問です。テキストでの予備知識を、問題ごとに働かせましょう。

過去問は、テキストによるインプットの成果を試すツールです。勉強が一段落したら、ぜひ使ってください。

実力診断にもなる

過去問は実力診断にもつながります。年度別の過去問の場合、実際の問題構成をそのまま見られます。合格にふさわしい実力を発揮するには、過去問をスラスラ解ける状態が欠かせません。

テキストでひととおりインプットをしても、過去問で思った点数を取れないことがあるでしょう。問題に適した応用力が身についていないからです。そこで何度も過去問を解き直すことで、正解までの正しい道のりがわかります。

以上から過去問は、そのときの自分の実力を知り、今後の学習戦略を立てるうえで重要です。

マンション管理士試験の勉強で過去問を使うメリット

マンション管理士試験の勉強において、過去問にはさまざまなメリットがあります。自分の実力を知れること、問題の傾向把握、問題構成のチェックです。それぞれの詳細を、以下で見ていきましょう。

自分の実力を知れる

過去問を使えば、自分の実力がわかります。マンション管理士試験の過去問でも、分野ごとの得意や苦手がわかります。得意な分は伸ばしていく一方で、苦手分野は、丁寧な復習で克服していきましょう。

過去問は本番の疑似体験と考えてください。実際に解いてみると、その年に受験していた場合の合格の可能性がわかります。

点数を踏まえて、改善点をブラッシュアップしましょう。とくに点数の少ない分野は、少し多めに時間を割いてでも学習に力を入れてください。

以上から過去問は、実力診断のきっかけになります。そのあとの学習戦略のヒントももらえるでしょう。

問題の傾向をつかめる

過去問は、問題の傾向をつかむうえでもおすすめです。複数の年度分を解いていけば、同じタイプの問題も見えてきます。頻繁に問われる要点ほど、覚えておくべきです。

たとえば5年分解いてみて、3つの年度分にわたって同じ要点が問われることもあります。そのようなポイントは、次の本番でも問われる可能性が高いでしょう。このように複数年分の過去問を解けば、問題ごとの重要性を判断できます。

過去問は複数年分解くことで、問題の傾向をつかめます。傾向から対策を立てれば、最低限の得点確保が可能です。

問題構成がわかる

マンション管理士試験の問題構成を知るうえでも、過去問はメリットになります。過去問は本番と同じ問題構成だからです。本番前に解いてみて、難しいポイントや注意点を見つけておきましょう。

マンション管理士試験では、制限時間は2時間です。全50問の4択問題をマークシートで回答します。試験合格を迎えるには、事前に本番の流れを知ることが大切です。本番の流れを知らなければ、試験で思わぬ苦戦を強いられるかもしれません。そのような事態を避ける意味でも、過去問を使いましょう。

本番に備えられる

マンション管理士試験に限らず、過去問は本番への備えにもなります。時間配分などの作戦や、集中力の維持につながるからです。

たとえばマンション管理士試験の制限時間は2時間です。2時間の間に、さまざまなジャンルの問題を解かなければいけません。民法や管理実務など、ジャンルごとにかけるべき時間を知りましょう。これが時間配分の練習です。

また2時間は長丁場なので、集中力のキープも大切です。1年分の過去問を2時間通すことを何度も繰り返してください。ここから長丁場への免疫をつけましょう。以上から過去問は、本番を万全の状態で迎えるきっかけにもなります。

マンション管理士試験は過去問だけで合格できるか?

マンション管理士試験の過去問の重要性から、それだけ合格できるという考えも見られます。しかし結論から述べると、過去問だけでの合格は困難です。テキストによるインプットと、過去問によるアウトプットのバランスが重要になります。過去問だけで合格が難しい背景を見ていきましょう。

過去問だけでの合格は難しい

過去問だけでの試験合格は困難です。見たことのないタイプの問題に、対応できないおそれがあります。資格試験では、常に新しいタイプの問題が出るので、そちらへ柔軟に対応できなければなりません。

過去問題頼りの学習では、学力向上の面からも疑問です。答えを覚えるだけで、基礎知識の習得がうまくいきません。要点理解には、テキストの読み込みによる基礎知識の獲得が不可欠です。

あらゆる問題への適応には、過去問だけでは不十分です。テキストや問題集、模試などを使い、多方面に知識を使えるようにしましょう。

理想はインプットとアウトプットの使い分け

資格試験の学習では、インプットとアウトプットの使い分けが理想です。インプットはテキストの読み込みが代表例です。アウトプットは問題演習でできます。それを効率的に進められるのが過去問です。どちらが欠けても、知識の充足はできません。

たとえばテキストから得たインプットの内容は、すぐにアウトプットへ活かしましょう。テキストの特定分野を読み終わったら、体系別の過去問における該当部分を演習してください。この積み重ねで、知識習得ができます。

大事なのはインプットだけでも、アウトプットだけでもありません。2つをバランスよく使い分けることが、学力向上のカギです。

マンション管理士試験で過去問以外に取り組むべきこと

マンション管理士試験の勉強では、過去問以外でも大切なことがあります。学習計画の構築、テキストの読み込み、模擬試験への挑戦も考えましょう。それぞれの重要性を、以下で解説します。

学習計画の構築

まずは学習計画の構築です。ここでは学習のタスクに対して、優先度を与えてください。効率的な学習のため、優先して取り組むべき勉強から始めるのです。

全体としては本番までの期間を確かめ、1日または1週間の勉強時間を決めてください。それぞれの勉強時間において、タスクを定めましょう。このとき1日や1週間単位での小さな目標も決めてください。

目標を達成できれば先に進み、できなければ改善点を見出して計画を見直しましょう。以上の繰り返しで、一定の効率的学習は可能です。

テキストを読み込む

過去問を解く前に、まずはテキストを読み込みましょう。テキストからのインプットのあとに、過去問演習のアウトプットで実力を試してください。以上の繰り返しが、実力を育てます。

たとえばマンション管理士試験の科目である法令には、標準管理規約が見られます。テキストでこのジャンルを読み終わったあとに、過去問で該当問題を解いてみましょう。以上の繰り返しで、知識定着が可能です。

ひとつの分野ごとにテキストを読み込み、演習を進めてください。この繰り返しが、合格までのプロセスになります。

模擬試験にも挑戦

試験勉強の期間中には、模擬試験にもチャレンジしてください。過去問にはない問題への対応力を試すためです。さまざまな問題に挑むことで、知識の応用力を高められます。

模擬試験で大切なのは、当日中の復習です。解答の大部分を覚えているうちに、問題の該当部分のテキストをチェックしてください。そのあとは出来がよくなかった部分を中心に、復習を進めましょう。

年代別の過去問も模試の感覚で挑めます。しかしオリジナルの模擬試験に挑んでこそ、真の力が出るでしょう。

マンション管理士試験に合格するための過去問の使い方

ここではマンション管理士試験のために、正しく過去問を使う方法を紹介します。1冊に絞るなら、体系別がおすすめです。またペース配分習得に向けて、補助的に年代別過去問を使ってもよいでしょう。過去問はインターネットからのダウンロードも可能です。

何よりも過去問を解く過程を大切にすれば、知識定着が進みやすくなります。適切な過去問の使い方を、以下で見ていきましょう。

おすすめは体系別

過去問を選ぶときは、体系別がおすすめです。テキストの一分野を学び終えたら、すぐに体系別の過去問で演習できます。インプットしたものを忘れないうちに、演習でアウトプットを進めてください。

過去問は年代別が一般的です。しかし問題集と似た感覚で、体系別の過去問を使う方が効率的といえます。マンション管理士に限らず、資格試験はジャンルごとに要点をまとめて覚えるのがセオリーだからです。

マンション管理士には民放や管理規約など、さまざまなジャンルがあります。ジャンルごとの要点をつかむことで、効率的な知識習得が可能です。

ペース配分習得のため年代別を補助的に使ってもよい

ペース配分習得のために、年代別の過去問を使ってもよいでしょう。本番と同じ問題構成なので、実戦的な演習ができます。模擬試験と似た感覚で扱えるでしょう。

マンション管理士に限らず、資格の模擬試験の日程は限定的です。過去の年度で出た問題なら、該当テキストの購入やダウンロードにより、いつでもチャレンジできます。過去問で時間配分を覚え、模擬試験や本番までに最適な戦略を見出してください。

年代別の過去問は本番と同じ構成です。そのため時間配分の練習にもつながります。以上から体系別をメインにしながら、年代別を補助的に使いましょう。

過去問はダウンロードも可能

マンション管理士試験の過去問は、インターネットからのダウンロードもできます。実際に公益財団法人 マンション管理センターでは、過去5年分の問題をダウンロードできるしくみです。正解一覧もあるので、答え合わせができます。その一覧では、年度ごとに合格最低点もあります。

インターネットで過去問を扱うサイトによっては、丁寧な解説をともなうケースにも注目です。わかりやすい解説があるほど、使いやすいでしょう。問題ごとに要点理解をしたいなら、解説つきの過去問を取ってみましょう。

過去問の結果より解く過程を大切にしよう

過去問を使うときは、解く過程を大切にしてください。ただ答えを覚えるだけでは不十分です。選択肢ごとに正解または不正解の理由を確かめてください。以上の繰り返しによって、同じポイントの問題を解きやすくなります。

正解や不正解の背景の考察は、出題者の意図を知るうえで重要です。出題者の意図を知れば、合格に向けた大切なポイントがわかり、問題全体を解くカギになるでしょう。

このような要点理解は、実際のマンション管理士業務でも大切です。選択肢の正解は不正解にともなう知識は、実際の業務にも欠かせません。以上から過去問を使うときは、正解数を増やすだけでなく、それぞれの正解の背景まで考えましょう。

過去問活用時の注意点

ここでは過去問活用時に気をつけるべきポイントを紹介します。1年分を解く場合の制限時間は、必ず本番と同じにしてください。終わったらすぐの採点をおすすめします。また過去問を使う場合は、最低3周は解きましょう。活用時の注意点を、以下にまとめました。

制限時間は本番と同じ

1年分の過去問を解く場合、制限時間は本番と同じにしてください。本番に即した状況で、さまざまなことを試せるからです。問題構成の認識から始まり、時間配分や解答プロセスなども実践できます。

マンション管理士試験の制限時間は、2時間です。正確な試験時間まで合わせる必要はありません。仕事や家事が一段落したときや、週末のまとまった時間を取るだけで充分です。いずれにしても1週間に1年分の模試を解くと考え、それに見合った時間を押さえておきましょう。

マンション管理士試験を解く練習は、本番に即した状況が大切です。

過去問は1年分解き終わったらすぐに採点

1年分の過去問が終わったら、すぐに採点へ入りましょう。解き終わったあとは、解答の大部分を覚えているからです。忘れないうちの答え合わせが欠かせません。このような取り組みが、復習のきっかけになります。

間違った問題については、その原因を分析しましょう。正解とその背景を照らし合わせ、次に同じ問題に答えるときの改善に役立てましょう。解きっぱなしではなく、復習までが模擬試験で重要です。

以上から模擬試験は実力診断の機会だけでなく、それを伸ばすためのきっかけとも考えられます。

復習は解説を見ながら

過去問をもとに復習を進めるなら、解説を見ながらにしましょう。不正解の問題を理解できるようにするためです。また正解した問題も、内容がわからず偶然当たった可能性があります。わからなかったポイントについて、解説から正答につながる要素を見出してください。

解説を読んでもわからない問題もあるでしょう。そのときは通信講座や通学講座の講師に聞くのがおすすめです。ほかにもインターネット検索で、詳細を調べてもよいでしょう。自分に合った方法で、わかりやすい解説を手に入れてください。

いずれにしても過去問の解説は、知識を深く学ぶうえで欠かせません。

過去問は最低3周は解こう

過去問は最低3周は繰り返してください。ここまで取り組めば、知識定着が進むからです。

1周目は点数にこだわりすぎる、とにかく最後まで通しましょう。ここで得意な分野や、苦手で点数を取りづらい分野がはっきりしてきます。問題構成だけでなく、分野ごとの得意や苦手を知るうえでも、過去問の入口は重要です。

2周目に入る前には、1周目での苦手分野を復習で補強しましょう。解説の読解だけでなく、正解や不正解の理由をインターネットで調べるのもおすすめです。ただしこのときはブログのような主観の強いものではなく、公的機関や企業、大手メディアのような信頼性の高いソースから情報を見ましょう。

このようにして苦手分野の補強ができれば、その成果を試すために2周目を解いていきましょう。もちろん1周目よりも高い得点が目標です。

3周目は総仕上げと位置づけましょう。高得点にこだわり、それまでの学習成果を発揮するときです。ここまで繰り返せば、マンション管理士の知識がある程度定着しているでしょう。

マンション管理士試験の過去問に関するよくある質問

マンション管理士試験の過去問の使い方について、わからない点もあるでしょう。ここではよくある疑問に答えています。過去問について疑問があれば、以下の答えを参考にしてみましょう。

何年分解くべきか?

直近10年分は解くのが望ましいでしょう。10年分も解けば、問題のおおよその傾向がつかめるからです。

マンション管理士の試験では、8~9年前と類似の問題が出ることがあります。10年間で何度も問われているものは、次の問題でも取り上げられる可能性があるでしょう。

たとえば10年間で1度しか問われていないものは、それほど重要とは考えられません。4~5回問われれば、頭に入れるべきポイントととらえましょう。8回や9回程度問われるポイントは、一般常識に等しいので、優先的に覚えたいところです。

以上の感覚を大切にしながら、10年分の過去問を解いていきましょう。

どのタイミングで解くべきか?

体系別と年度別によって、解くべきタイミングが異なります。体系別はなるべく早く取り組みましょう。テキストに出ている内容を覚えているうちに、問題を解く過程で活かすためです。

また年度別の場合は、体系別の過去問演習が一段落してからにしましょう。試験範囲の学習が一巡したら、実力を試す目的で1年分を解いてみる形です。解けなかったり、理解できなかったりした部分は、すぐに復習に努めてください。このように過去問は形式に合わせて、有効活用を進めましょう。

どのくらいのボリュームで解くべきか?

過去問は最低3周はしておきましょう。1周目は構成や要点の把握にこだわってください。テキストで学んだ知識は、過去問の1周目ではまだ応用しきれないでしょう。問題文に振り回され、知識をうまく働かせられないことがあります。

そのため1周目では得点にこだわりすぎず、とにかく通すことを考えましょう。ここから得意と苦手がわかるので、解き終わったら苦手分野を中心とした復習に努めてください。

2周目の苦手分野改善の成果を見せるために挑みます。ここでは総得点だけでなく、苦手分野の点数をどこまで伸ばせたかに注目しましょう。2周目をひととおり解き終わったら、あらためて間違った部分を中心に復習を進めます。

3周目は学習の総仕上げというスタンスで挑みましょう。2周分の予備知識もあるので、ここでは満点を目指してください。取りこぼした問題の復習を終えたころに、本番を迎える形が理想です。このように過去問は、最低3周進めることで、知識定着ができます。

どのくらいの点数を取れればよいか?

過去問は3周進めるうち、最後の方で満点を目指すスタンスが理想です。

最初のうちは点数にこだわりすぎる必要はありません。苦手分野を見つけて、重点的な復習を進めましょう。もちろんそうでない分野でも、忘れないために定期的なテキストの見直しが不可欠です。

2周目から改善の成果を出すときです。ここで合格ラインにどこまで近づけられるかを確かめてましょう。そのあとの復習が終わったら3周目に入ります。そこでほぼ満点を目指してください。

このように過去問では、時間をかけながらも満点を取れる状態に持っていきましょう。

まとめ

マンション管理士試験の合格を目指すなら、過去問の使い方が大切です。まずは体系別の過去問で、ジャンルごとの学習成果を試してください。

過去問を使う前には、テキストによる基礎学習を忘れないようにしましょう。過去問だけでは知識が不十分なので、合格が困難です。テキストによるインプットを、過去問演習でアウトプットする形が理想といえます。

ジャンルごとの演習が一巡したら、年度別の過去問を解いてみましょう。10年分を3周解けば、応用力がつく可能性があります。このように場面に合わせた過去問の使い方が、合格につながるでしょう。