【2024年】管理業務主任者の試験日はいつ?申込み方法についても解説
更新日:2024年12月27日
マンション管理業務のプロフェッショナルとして活躍するために必要な資格が「管理業務主任者」です。
この試験は、マンション管理の法令や実務、建築・設備に関する幅広い知識が問われる国家資格です。毎年多くの受験生が挑戦し、業界でのキャリアアップを目指しています。
しかし、その試験範囲の広さや難易度に戸惑う方も少なくありません。
本記事では、管理業務主任者試験の開催日や頻度といった基本情報から、試験概要、難易度、合格に向けたおすすめの勉強方法までを詳しく解説します。
合格を目指すための効率的な学習法や通信講座の活用方法についても触れていますので、これから学習を始める方にも役立つ内容です。
- 試験の開催日や頻度に関する詳細情報を解説
- 試験概要、難易度、おすすめの勉強方法まで、合格へのポイントを網羅
- 2024年度の管理業務主任者試験は、12月1日(日)13時から15時に実施されます。
- 2024年度の管理業務主任者試験の受験申込案内書(願書)は、2024年8月1日(木)から8月30日(金)まで配布されます。
- 2024年度の管理業務主任者試験の合格発表は、2025年1月10日(金)に行われます。
- 管理業務主任者試験の申し込み方法には、Web申込と郵送申込の2種類があります。
- 管理業務主任者試験に合格するためには、計画的で効率的な勉強方法が重要です。
- 難易度の高い管理業務主任者試験を効率よくクリアするには、通信講座の活用が最適です。
管理業務主任者試験の試験日

2024年度の管理業務主任者試験は、12月1日(日)13時から15時に実施されます。 受験申込案内書の配布期間は8月1日(木)から8月30日(金)までです。
受験申込は、Web申込が8月2日(金)から9月30日(月)まで、郵送申込が8月1日(木)から8月30日(金)までとなっています。
合格発表は2025年1月10日(金)に行われる予定です。
参照:試験|一般社団法人 マンション管理業協会【管理業務主任者試験】願書の配布期間
2024年度の管理業務主任者試験の受験申込案内書(願書)は、2024年8月1日(木)から8月30日(金)まで配布されます。
配布場所は、一般社団法人マンション管理業協会の本部・支部、国土交通省(各地方整備局等を含む)、都道府県、政令指定都市等です。
【管理業務主任者試験】出願期間
2024年度の管理業務主任者試験の出願期間については、申込方法により異なります。
郵送申込の場合は、2024年8月1日(木)から8月30日(金)まで(当日消印有効)、 Web申込の場合は、2024年8月2日(金)から9月30日(月)まで受け付けています。
郵送申込は期間が短いため、なるべく早めの手続きをおすすめします。
【管理業務主任者試験】合格発表日
2024年度の管理業務主任者試験の合格発表は、2025年1月10日(金)に行われます。
Web申込者は、一般社団法人マンション管理業協会の所定の個人Web画面に合否が掲載され、合格者には合格証明書が同画面に掲載されます。
郵送申込者には、同協会から合否通知が送付され、合格者には合格証明書も同封されます。
また、協会のホームページには、合格者の受験番号、合格基準点、試験問題の正解が掲載されます。
管理業務主任者試験の試験概要(出題範囲・受験資格・受験料)
以下に、管理業務主任者試験の概要を表形式でまとめます。
項目 | 内容 |
---|---|
出題範囲 |
-法令関連:民法・その他法令(約10問)、区分所有法等(約6問)、標準管理規約(約8問)、マンション管理適正化法(5問) -管理実務:標準管理委託契約書等・会計(約9問)、建築・設備(約12問)※合計50問 |
受験資格 | 特に制限なし。年齢、学歴、職歴、国籍などの制限はなく、誰でも受験可能。 |
受験料 | 9,400円(税込) |
管理業務主任者試験の申し込み方法
管理業務主任者試験の申し込み方法には、Web申込と郵送申込の2種類があります。
Web申込は8月2日から9月30日まで、郵送申込は8月1日から8月30日まで受け付けています。受験手数料は8,900円で、試験日は12月1日(日)です。
Web申込の場合
管理業務主任者試験のWeb申込は、以下の手順で行います。
1.受験申込案内書の確認:一般社団法人マンション管理業協会の「令和6年度管理業務主任者試験受験申込案内書」と「Web申込マニュアル」を熟読し、手続きの詳細を把握します。
2.必要書類の準備:インターネット環境、メールアドレス、申込日前6か月以内に撮影した無帽・無背景・正面向きの写真データ(JPEG、GIF、PNG形式、10MB以内)、受験手数料(8,900円)を支払うためのクレジットカードやコンビニ払いの準備をします。
3.Web申込サイトでの手続き:受付期間内(令和6年8月2日10:00~9月30日23:59)に、Web申込サイトでユーザー登録を行い、必要事項を入力します。登録完了後、「【管理業務主任者試験申込サイト】受験申込完了のお知らせ」というメールが届きます。
4.受験票の印刷:11月頃にマイページに受験票が掲載されるので、印刷して試験当日に持参します。
5.合否結果の確認:令和7年1月10日にマイページで合否結果を確認します。
郵送申込の場合
管理業務主任者試験の郵送申込は、以下の手順で行います。
1. 受験申込案内書の入手:8月1日から8月30日まで、国土交通省や各都道府県の土木建築部門、一部書店などで配布される受験申込案内書を入手します。在庫がなくなり次第終了となるため、早めの入手をおすすめします。
2. 受験手数料の振込:案内書に同封の「個人用払込(振込)用紙」を使用し、銀行窓口またはATMで受験手数料8,900円を振り込みます。払込手数料は申込者負担となります。
3. 申込書類の記入と提出:受験申込書と受験整理表に必要事項を黒のボールペンで記入し、写真1枚と受験手数料の払込証明書類を貼付します。これらを角2サイズの封筒に入れ、特定記録郵便で郵送します。郵送申込の期限は8月30日(当日消印有効)です。
4. 受験票の受領:11月中旬頃に受験票が発送されます。試験当日は受験票を必ず持参してください。
5. 合否通知の受領:合否結果は郵送で通知され、合格者には合格証明書が同封されます。
管理業務主任者試験の当日のスケジュール
管理業務主任者試験の当日の試験時間は13時から15時までの2時間です。
試験開始前には注意事項の説明などが行われるため、試験会場には余裕を持って到着することが重要です。
当日に必要な持ち物は以下の通りです。
- 受験票:事前に受領した受験票を必ず持参してください。
- 筆記用具:HBまたはBの鉛筆、消しゴム、シャープペンシルなど。
- 時計:試験会場によっては時計が設置されていない場合があるため、時間管理のために持参をおすすめします。
- 身分証明書:本人確認のため、運転免許証やパスポートなどの公的な身分証明書を持参してください。
試験は午後から開始されるため、昼食は早めに済ませておくと良いでしょう。
また、試験会場近くのコンビニエンスストアなどは混雑が予想されるため、飲み物や軽食は事前に用意しておくことをおすすめします。
試験当日は、体調管理にも十分注意し、万全の状態で臨んでください。
管理業務主任者試験の難易度は?
管理業務主任者試験の難易度は、他の不動産関連資格と比較すると「難関試験」というほどではありません。
例年の合格率は20%前後で推移しており、直近10年間も大きな変動はありません。
ただし、試験範囲は広く、不動産管理に関する幅広い知識が求められるため、合格には十分な学習と準備が必要です。
合格に必要とされる勉強時間は約300時間とされており、1日2時間の学習を約5か月続ける計算になります。
他の不動産関連資格と比較すると、宅地建物取引士(宅建士)の合格率は13〜18%、マンション管理士は8〜12%であり、これらと比べると管理業務主任者試験の合格率は高めです。
しかし、油断せず、計画的な学習が求められます。
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管理業務主任者試験合格の効率的な勉強方法
管理業務主任者試験に合格するためには、計画的で効率的な勉強方法が重要です。以下の4つのステップを実践しましょう。
1. 学習スケジュールの策定
まず試験日から逆算し、学習計画を立てる。例えば、試験範囲を「法令系」「管理実務系」「建築・設備系」に分け、それぞれに学習期間を割り振ります。
最初の3か月で基礎を固め、残りの1〜2か月で過去問演習と予想問題に取り組むと効果的です。無理なく進められる計画を立てることが継続のカギです。
2. テキストの活用
テキストを繰り返し読み込み、内容を理解する。1周目は全体の概要を把握し、重要なポイントに付箋やマーカーを活用します。
2周目以降では、理解が不十分な箇所に重点を置き、必要に応じて講義動画などで補強します。
3. 過去問題集の徹底活用
過去問を解くことで、試験の出題傾向や頻出テーマを把握できます。最初は解説を確認しながら問題を解き、理解を深める。
繰り返し解くことで知識が定着し、ケアレスミスも防げます。また、自分の弱点を明確にし、重点的に復習することが重要です。
4. 予想問題集と模試の活用
最新の法改正や出題傾向に対応した予想問題を解くことで、試験本番への準備が整います。模試形式で時間を計りながら解くことで、本番さながらの練習が可能です。
これにより、時間配分や解答スピードの調整もできます。
これらを組み合わせ、計画的に取り組むことで、効率よく学習を進め、合格への道を確実にしましょう。
管理業務主任者試験最短合格なら通信講座がベスト
難易度の高い管理業務主任者試験を効率よくクリアするには、通信講座の活用が最適です。その理由は以下に記載しました。
1. 柔軟な学習環境
通信講座は時間や場所に縛られないため、自分のライフスタイルに合わせて学習を進められます。通勤・通学の時間や家事の合間、昼休みなど、隙間時間を有効活用して勉強可能です。忙しい日々でも、自分のペースで計画的に学習が進められます。
2. 経済的な利点
通学型講座に比べて、通信講座は受講料が安く、交通費もかかりません。コストを抑えながら質の高い学習が可能な点は、大きな魅力です。
3. 手厚いサポート体制
独学では解決が難しい疑問も、通信講座なら充実したサポートを受けられます。質問がしやすい環境が整っており、学習に行き詰まることなく進められるため、安心して学びを深められます。
通信講座は費用面、学習効率、サポート体制の全てにおいて優れており、多忙な方にも最適な選択肢です。
管理業務主任者通信講座の特徴
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これは、満点を目指すのではなく、合格に必要な得点に絞った効率的な教材設計で、余分な学習負担を減らし、短期間で成果を出せるよう工夫されています。
2. 不合格のリスクを軽減
フォーサイトの通信講座では、万が一試験に不合格となった場合でも、一定の条件を満たすことで受講料が全額返金される制度がありますので、ご安心ください。
3. 高評価のフルカラーテキスト
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北川えり子(きたがわ えりこ)
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【出身】東京都
【経歴】拓殖大学外国語学部卒。マンション管理士・管理業務主任者、行政書士、海事代理士、宅建等の資格を保有。
【趣味】旅行、ドライブ
【座右の銘】未来とは、今である。