2019年度 マンション管理士試験の講評

試験講評

令和元年度 マンション管理士試験 講評

2019/11/24

令和元年度 マンション管理士試験 講評動画

全体講評

令和元年11月24日(日)に、令和元年度マンション管理士試験が実施されました。
受験されたみなさま、お疲れさまでした。

今年の試験について、合格点が38点であった昨年の試験と比較して、全体的な難易度は、「やや難しい」という印象でした。

初見の出題も、もちろんありましたが、もっとも基礎的な問題や、過去に出題された問題もあるため、合格レベルの受験生が確実に得点できる問題をミスなく、得点を1点、1点積み上げていく姿勢が重要だったといえます。

形式面の分析

年度 個数問題 ページ数 合格点
平成26年度 2 28 36
平成27年度 2 28 38
平成28年度 6 28 35
平成29年度 8 28 36
平成30年度 6 29 38
令和元年度 8 30  

個数問題8問の内訳として、区分所有法2問、委託契約書1問、適正化指針1問、適正化法1問、防犯1問、会計1問、長期修繕計画1問となっています。(組合せ問題は2問。区分所有法1問、規約1問)

内容面の分析

科目 【主要科目】
フォーサイトテキスト01・02
5問免除、区分所有法、規約、委託契約書、民法
出題数 昨年と同様、50問中30問
目標得点 7~8割

5問免除

個数問題が2問出題されました。適正化推進センターの業務が問われたのは意外でしたが、内容的には易しい問題と言えます。その他の問題も基本的な問題と言え、適正化指針の問題も、しっかり読み込んでいた受験生にとっては解きやすかったと言えます。

区分所有法

規約にはじまり、規約敷地、先取特権、一部共用部分、集会、団地管理組合法人、未納の管理費等の回収、復旧・建替え、団地建替えなどからの出題でした。個数問題も2問ということもあり、得点を伸ばしていきたいところです。

規約

団地型からの出題がありました。例年通りここでの得点が合否に影響を与えると言えます。

委託契約書

個数問題での出題であったため、正確な知識が求められました。

民法

遺産分割、保証、売主の担保責任、請負などある程度は典型的な出題ではあったものの、昨年に比べて得点することは難しかったのではないでしょうか。

科目 【マイナー科目】
フォーサイトテキスト03・04
その他の法令、建物・設備、会計
出題数 昨年と同様、50問中20問
目標得点 6~7割

その他の法令

例年どおり、不動産登記法、建替え円滑化法、都市計画法、建築基準法、水道法、消防法などからの出題でした。各肢を単独で検討すると、細かな知識が問われているようにも思えますが、過去問の知識が有効な問題も見受けられました。

建物・設備

問題の中には一般常識を駆使して、選択肢を絞り込むことにより、正解を推論できる問題もありました。

会計

1問は、得点したいところでした。

合格ライン(予想)

35点~37点