安いけど旅行業務取扱管理者の勉強の能率を上げてくれた講義動画とテキスト

試験の種類国内
性別男性
年代50代
試験年度2018年(平成30年度)
エリア神奈川県
勉強時間600時間
勉強期間9ヶ月間(12月/1月〜)
職業正社員(サラリーマン)
勉強法選択肢,過去問,模試
商品テキスト,問題集,講義動画,費用
受験回数初学者(1回目)
試験科目国内旅行実務
学習スタイル独学
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
1.はじめに

どうしてフォーサイトを選び、どのような勉強をしたか、また、自分の経験から初めて受ける人が事前に知っておいた良いことをまとめてみました。少しでもお役に立てれば幸いです。
2.受験動機とフォーサイトに決めるまで


これまでと違う新しいことを始めたいと思い、通訳案内士(現全国通訳案内士)にトライして、昨年、合格しました。

その際に、国内旅行取扱管理者の資格もあると活動の幅がひろがると知ったのが受験動機です。
資格があればそれでOKという時代ではありません。しかし、これらの資格により、より広い入口に立つことはできます。管理者試験は国内か総合か迷いましたが、とりあえずインバウンド対応は国内で十分と思い、国内の受験を決めました。決めてからは、ネットを渉猟、情報収集
し、過去の合格者の声も読みました。

自分にとって大切な情報は、以下の3つでした。
(1)合格基準は、三教科各々について6割以上
(2)法令や約款関係は、類似の問題が繰り返し出題されている
(3)難関は国内旅行実務のJRなどの料金計算と国内地理

また、難関といわれる国内地理の過去問をみると、昨年度までの通訳案内士の難しい地理を経験していたので、6割程度の正答率でよいなら少しの準備で対応可能と感じました。

こうしたことから、当初は独学だけで対応しようかと思いました。この試験だけにフルに時間を割ける人は学習書と過去問だけで時間をかければ、合格は可能とも思います。しかし、忙しい身としては、この試験に割く時間は最小限にせざるを得ず(対策に充てられるのは基本的に通勤時間のみ)、効率的に対策したい。また、一回で合格したい、ということで、通信教育なども調べてみてみました。その中に、フォーサイトがありました。


フォーサイトに決めた理由は3つあります。



まず、他のスクールと比べて安いこと。私の見た範囲では5万~7万。通信ですが、フォーサイトの場合、キャンペーン期間だと2万円程度で、合格すれば実質2万円を切ることもできます。これはとても大きかったです。自分に必要最低限の書籍をそろえても、5千円前後はかかるのではないでしょうか。そして、書籍で分からない点がでてきたら、その点を解消するのに時間がかかってしまいかねません。


次に、合格体験を寄せている人のなかに通訳案内士(旧制度名)の方がいらして、その方の意見がとても説得力があったこと。同じ資格をとった方の意見だったので説得力があり、フォーサイトへの信頼が増しました。


最後に、教材見本を申し込み、現物を見たこと。とてもわかりやすくてよい教材だと思いました。
3.勉強のやり方
 申し込みをしたのは、今年の1月キャンペーン期間の時でした。
 実質的に勉強を開始したのは、2月半ばから8月まで。
(1)2月半ば~6月
教材が到着してからは、ダウンロードした講義動画を電車の中でみました2回ほど通しで視聴。2回目からは、視聴後に問題集により過去問でどのように出題されるのか確認しました。5月の連休以降は、不得意な分野を中心に、視聴と過去問のセッ
トを繰り返していきました。


講義動画やテキストで理解→過去問→あやふやなものを講義動画やテキストで確認…を繰り返すことは、効果的な勉強方法の一つだと思います。


なお、過去問については、最初は、なんでこれが正解かわからないものもありましたが、パターンに馴染んでくると、この選択肢はこの箇所がひっかけ、などわかるようになりました。そうしたひっかけの選択肢は、毎回同じように繰り返し出てくるので、ぜひ早い段階からとトライすべきと思います。

基本的にはこれの繰り返しです。
(2)7月~直前(2カ月前~直前)


2カ月を切るあたりからは、ある程度の理解が進んでいるところは、問題集で過去問を中心に行い、JRや旅行業、約款では弱点の分野を中心に勉強しました。

1カ月半まえくらいだったかに、改訂された項目を含んだ動画とテキストが送られてきたので、変更された部分を中心にこれまでと同じやり方で勉強しました。
 また、1カ月前には、昨年度の問題冊子のレプリカと解説、今年度の模試が送られてきたので、これを中心に据え、その後は、過去問のひっかかっている点を重点的に行い、穴を少なくすることを心掛けました。
4.フォーサイトを使って感じたこと
(1)講義と教材


講義と教材が良かったことは先に触れました。ここでは、もう少しその理由を掘り下げます。


先に書いたように、自分が対策に使える時間は通勤時間が主でした。このため、混んでいる車内で効率的に学べる形であることが必須でした。


フォーサイトにして良かったのは、満員の通勤電車でもサクサク使えるここと、講義・教材の質—この両輪がしっかりしていたことです。


能城講師の講義動画はスマホやタブレットにダウンロードでき、倍速で聞くことができます。加えて、テキスト・過去問集もダウンロードできます。


これで、満員の通勤電車の中でも重いテキストや問題集を持ち歩かずに、かつ、iPhoneで講義を視聴でき、通勤電車が試験対策の貴重な時間として使うことができました。これは本当に助かりました(いうまでもないことですが、ダウンロードしておけば、視聴の際にインターネット接続は不要なので通信費はかかりません。これは費用面でも助かりました)。


また、テキストや動画がダウンロードできても、講義やテキストの質が良くなくては効果が期待できません。その点で、能城講師はこの分野を知り尽くしており、解説もわかりやすく、テキストも、問題集も良い。ノウハウが詰まっていました。


なお、法律や約款が関係する試験は、それらの改訂などにより、過去の問題の正解自体が変わってしまったり、問題が無意味化することがあります。独学ではこのあたりのフォローは無理ですし、理解の混乱・時間の空費にもつながりかねません。
フォーサイトでは、テキストや講義はアップデートされた状態なので、余計なことに悩まされず、ひたすら講義とテキストを、信頼して勉強すればよく、時間の浪費が避けられたのも大きかったです。
(2)それ以外に良かった点


それ以外に良かった点はアフターケアです。


法令、料金計算関連などアップデートされた部分は、改訂版のテキスト・動画として、試験前の準備に間に合うようなタイミングで送られてきます。さらに、前年度の試験と同体裁の試験問題と予想模試が1ヶ月前ほどに送られてきます。

これに加えて、疑問点などを質問することができることも大変良かったです。つまずきが解消され、思い込みのままで、誤った理解のまま試験に臨むことも避けられます。完全独学だと、つまずいたまま、そこから進めずに時間がたってしまうことがあると思います。私も質問することで、思い込みを避けることができま
した。独学の際の時間ロスを防ぐことができました。
5.最後に
 私の場合、三教科の結果は最低点90点(国内実務)、最高点96点(旅行業法)でした。能條講師の知見・経験とフォーサイトの学習システム利用権を購入した結果、自分の時間を節約、合格に直結させることができたと思います。能城先生と、フォーサイトのこの講座のおかげです。ありがとうございます。


時間は貴重です。時間を節約し、確実に合格を目指すなら、この講座の受講料は十分ペイします。
(ご参考・補足的なtips)

以下、後から気づいたことなど、ひょっとしたらヒントになるかもしれないことを補足します。
(1)早い段階から過去問への取り組みを


受験を決めたらば、まず、最初に、全国旅行業協会のサイトにある過去問のうち、直近(前年度)の過去問を通しでやってみることをお勧めします。ほぼ全滅でもかまわないです。これで、この試験が、2時間通しで3教科が一冊になった問題冊
子を解くということがわかります。時間配分や、できない分野なども実感できると思います。


実は私はこれをしなかったので、直前まで、各教科ごとに試験時間がわかれているのかと思い込んでいました。大きな反省です。


過去問に早くから取り組むことの大切さは能城講師も強調されていますし、私も先に書きましたので、くどくなりますが、実感として、過去問は講義を見ながら、早い段階から取り組むのがよいと思います。この試験が過去の出題のパターン、ひっかけの選択肢に馴染むことで合格に結びつく試験だからです。テキストだけで勉強をして試験問題を見ると、受験者を惑わすような変化球的な選択肢が出題されます(そうしたひっかけの選択肢は過去から繰り返し使われています)。
(2)問題集では「国内」の問題の攻略を重点に


国内旅行取扱管理者試験のみの場合、フォーサイトの問題集にある「総合」の問題は後回しにして、まず、「国内」を確実にものにするということが時間の節約ということに、後になって気づきました。「総合」の問題は「国内」では出題さ
れないような形式や領域もあり、かつ、難しいので、いきなり「総合」まで踏み込むのはやめたほうがよいと感じました。それよりは後述する、バスやフェリーなどのパターン化された問題に時間を当てる方がよいです。


これも、最初に、直近の過去問を体験して、折に触れて、再トライしていれば、そうしたことが分かり、もう少し時間の節約が図れたのではないかと思います。
(3)国内航空機、バス、宿泊施設、フェリーはパターン化されていて点が取りやすい 


勉強する分野についてのアドバイスとして、国内航空機、バス、宿泊施設、フェリーそれぞれに、「旅行業約款」と「国内旅行実務」にまたがっていますが、例えば、バスならバスを「旅行業約款」と「国内旅行実務」通しで問題集を解くのが良いです。これらは、約款と国内実務で確実に出ます。問題のパターンも共通したものが多いうえに、しっかり勉強しないとならないJRの料金計算に比べると、比較的時間をかけず対策でき、約款、国内実務それぞれの試験で16点程度上積みできます。このうち、特に、バス、フェリー、宿泊施設の3分野ははぜひ取り組む
ことをお勧めします(バス、フェリーは講義にありませんが過去問とテキストで十分対応できます)。
以上
0おめでとう

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