TVもネットも見ず帰宅後は2時間社労士を勉強
性別 | 女性 |
年代 | 30代 |
職業 | 正社員(サラリーマン) |
[勉強時間]
受験を決意してから試験日まで半年しかなかったのでなるべく多くの勉強時間を確保することが必要でした。まず勉強をする習慣を身につけるためにも朝1時間早く起きて勉強することにしました。最初はつらかったですが、1週間もすれば身体が慣れてきます。
通勤時間中は朝視聴したDVDの復習を兼ねてテキストを読みました。帰宅後はテレビやインターネットを見るのを止めて2時間の勉強時間を確保しました。
週2回習い事もしていたので勉強できない日もありましたが朝の勉強だけは試験日まで欠かさず行いました。仕事で疲れた時などは眠いのを我慢して勉強するよりは思い切って早く寝て次の日早く起きて勉強した方が効率的だったように思います。
土日は午前中に勉強をして午後からは家事をしたり家族と過ごしたりしてメリハリをつけました。また、勉強する机の周りを片付けて集中できる環境をつくり、パソコンはコンセントを抜いて気軽にインターネットを使用できないようにしました。
[勉強方法]
1、テキストのDVDを視聴し概要をつかみます。その時、講師の先生の言葉など直接テキストに書き込みます。その方が後から見た時、記憶が呼び起こされやすいです。
2、テキストを一読してからチェックテストを行い、間違った箇所はテキストに書き込み補足します。その時、混同しやすい数字などが出てくるテキストのページ数を書いておくと再度見た時、探す手間が省けます。また見出しをつけておくと便利です。
3、過去問を解く。
4、過去問のDVDを視聴して、解説をテキストに書き込む。
漢字の読み方すらわからない用語もあったのでDVDでの講義はただテキストを読むよりも分かりやすかったです。思い込みで読んでいて音で聞いて初めて分かる用語もありましし、記憶が映像とともに蘇ることもあるのでDVDは良かったです。
最初に勉強した労働基準法は理解できるまで丁寧に勉強したので時間がかかりこのペースではとても最後まで終わらないと思い、その後は完璧に理解できなくても先に進める事を優先しました。
この時点で完璧に理解できなくても問題を何度か解くうちにだんだん理解できるものなので時間がある場合は別ですが、限られた時間の場合は先に進めてまず全てのテキストを終わらせることが大事です。
ただ、各法律の大枠については最初にきちんと理解したほうが後から楽です。せっかく覚えたこともテキストを進めるにつれどんどん忘れてしまいますので道場破りや暗記カードを活用してこまめに復習するようにしました。模試は大手予備校のものを3回受けました。
自宅か会場か選べますが、私は会場を選びました。試験会場へ行く時間がもったいないとも思いましたが試験を受けるようなことが何年もありませんでしたから会場の雰囲気にも慣れた方がいいと考えました。
いつも静かな場所で勉強していたので空調が効きすぎていたり周囲の音(ひっきりなしに咳をする人や途中退出する人の音など)が気になって集中できないことがあるとわかっただけで良かったと思っています。
私の場合は一通りの勉強が終わったのが8月に入っていましたので模試の結果は毎回散々なものでした。択一は5択なので何とかなるかもという甘い考えがありましたが、全然正解できていないので「まぐれ」はないと実感しました。
勉強をしても身についてないような気がして嫌になることもありましたが模擬試験に出題される問題は本試験でも出題される確率の高い問題ですから気持ちを切り替えて復習に重点をおきました。
[試験1ヶ月前・直前期]
この時期の過ごし方で合否が分かれると言われますがその通りだと思います。節電のため仕事が週休3日になったので週3回は図書館へ行って9時から19時まで勉強し、家に帰ってからも今日覚えたことを再度確認したりして、1日約12時間は勉強しました。
気分が乗らないときでも図書館へ行けば勉強するしかないですし、社労士の勉強をしている方もいたので励みになりました。
仕事がある日はお昼休みも勉強して細切れの時間も有効に活用しました。細かい数字の暗記などは最初テキストを勉強した時にはやらずにこの時期に集中してやりました。書かないと覚えられないのでノートに何度も書いたり語呂合わせを作ったりしました。
また1日に1科目ではなく数科目ずつ勉強する方が忘れにくいように思います。最初はほとんどの問題がわからなかったので時間を計って問題を解いてはいませんでしたが1ヶ月前から問題を解くときは時間を意識するようにしました。
択一式は時間が全然足りないことが分かり、早く問題を解くことを訓練しました。本試験の時も択一式は時間ギリギリまでかかってしまい見直す時間はありませんでした。
時間を計って問題を解くことはもう少し早くから始めておけば良かったと思います。
以前出来ていた問題を再度解いてみると間違ってしまうことがあります。これはかなり落ち込みますが勉強を進めるうちに頭の中で各科目の知識がうまく整理できずにアウトプットできないからだと思われます。
各科目の似たような項目を横断的に整理すると分かりやすくなります。私はそれを小さいノートに書き出しました。その他どうしても覚えられないものもノートに書き1日に何度も見るようにしました。
[モチベーションの維持]
一切の娯楽を排除するのではなく適度に息抜きをすることで勉強を続けられたと思います。時間が限られているからこそ集中して勉強することができました。
また、新聞を読むときも年金関連の記事などをじっくり読んだりしてテキスト以外からも最新の情報を得るようにしました。
[これから勉強される方へ]
科目が多いので思い立ったらすぐ始めた方がよいと思います。まず、どういう試験なのか理解することが大切です。
満点を取るのではなく合格をすればいいと割り切って難問に固執しない方が良いでしょう。細部を突き詰めていくと勉強時間がかなり必要になりますから。皆が出来ない問題は救済があります。
ただ、労働一般は救済をしない年が続いているようです。一般常識に関しては範囲も広いので分からない問題が出題されることもあるかもしれませんが選択肢から答えを予想していくと正解できる可能性もありますので最後まで諦めないでください。
受験を決意してから試験日まで半年しかなかったのでなるべく多くの勉強時間を確保することが必要でした。まず勉強をする習慣を身につけるためにも朝1時間早く起きて勉強することにしました。最初はつらかったですが、1週間もすれば身体が慣れてきます。
通勤時間中は朝視聴したDVDの復習を兼ねてテキストを読みました。帰宅後はテレビやインターネットを見るのを止めて2時間の勉強時間を確保しました。
週2回習い事もしていたので勉強できない日もありましたが朝の勉強だけは試験日まで欠かさず行いました。仕事で疲れた時などは眠いのを我慢して勉強するよりは思い切って早く寝て次の日早く起きて勉強した方が効率的だったように思います。
土日は午前中に勉強をして午後からは家事をしたり家族と過ごしたりしてメリハリをつけました。また、勉強する机の周りを片付けて集中できる環境をつくり、パソコンはコンセントを抜いて気軽にインターネットを使用できないようにしました。
[勉強方法]
1、テキストのDVDを視聴し概要をつかみます。その時、講師の先生の言葉など直接テキストに書き込みます。その方が後から見た時、記憶が呼び起こされやすいです。
2、テキストを一読してからチェックテストを行い、間違った箇所はテキストに書き込み補足します。その時、混同しやすい数字などが出てくるテキストのページ数を書いておくと再度見た時、探す手間が省けます。また見出しをつけておくと便利です。
3、過去問を解く。
4、過去問のDVDを視聴して、解説をテキストに書き込む。
漢字の読み方すらわからない用語もあったのでDVDでの講義はただテキストを読むよりも分かりやすかったです。思い込みで読んでいて音で聞いて初めて分かる用語もありましし、記憶が映像とともに蘇ることもあるのでDVDは良かったです。
最初に勉強した労働基準法は理解できるまで丁寧に勉強したので時間がかかりこのペースではとても最後まで終わらないと思い、その後は完璧に理解できなくても先に進める事を優先しました。
この時点で完璧に理解できなくても問題を何度か解くうちにだんだん理解できるものなので時間がある場合は別ですが、限られた時間の場合は先に進めてまず全てのテキストを終わらせることが大事です。
ただ、各法律の大枠については最初にきちんと理解したほうが後から楽です。せっかく覚えたこともテキストを進めるにつれどんどん忘れてしまいますので道場破りや暗記カードを活用してこまめに復習するようにしました。模試は大手予備校のものを3回受けました。
自宅か会場か選べますが、私は会場を選びました。試験会場へ行く時間がもったいないとも思いましたが試験を受けるようなことが何年もありませんでしたから会場の雰囲気にも慣れた方がいいと考えました。
いつも静かな場所で勉強していたので空調が効きすぎていたり周囲の音(ひっきりなしに咳をする人や途中退出する人の音など)が気になって集中できないことがあるとわかっただけで良かったと思っています。
私の場合は一通りの勉強が終わったのが8月に入っていましたので模試の結果は毎回散々なものでした。択一は5択なので何とかなるかもという甘い考えがありましたが、全然正解できていないので「まぐれ」はないと実感しました。
勉強をしても身についてないような気がして嫌になることもありましたが模擬試験に出題される問題は本試験でも出題される確率の高い問題ですから気持ちを切り替えて復習に重点をおきました。
[試験1ヶ月前・直前期]
この時期の過ごし方で合否が分かれると言われますがその通りだと思います。節電のため仕事が週休3日になったので週3回は図書館へ行って9時から19時まで勉強し、家に帰ってからも今日覚えたことを再度確認したりして、1日約12時間は勉強しました。
気分が乗らないときでも図書館へ行けば勉強するしかないですし、社労士の勉強をしている方もいたので励みになりました。
仕事がある日はお昼休みも勉強して細切れの時間も有効に活用しました。細かい数字の暗記などは最初テキストを勉強した時にはやらずにこの時期に集中してやりました。書かないと覚えられないのでノートに何度も書いたり語呂合わせを作ったりしました。
また1日に1科目ではなく数科目ずつ勉強する方が忘れにくいように思います。最初はほとんどの問題がわからなかったので時間を計って問題を解いてはいませんでしたが1ヶ月前から問題を解くときは時間を意識するようにしました。
択一式は時間が全然足りないことが分かり、早く問題を解くことを訓練しました。本試験の時も択一式は時間ギリギリまでかかってしまい見直す時間はありませんでした。
時間を計って問題を解くことはもう少し早くから始めておけば良かったと思います。
以前出来ていた問題を再度解いてみると間違ってしまうことがあります。これはかなり落ち込みますが勉強を進めるうちに頭の中で各科目の知識がうまく整理できずにアウトプットできないからだと思われます。
各科目の似たような項目を横断的に整理すると分かりやすくなります。私はそれを小さいノートに書き出しました。その他どうしても覚えられないものもノートに書き1日に何度も見るようにしました。
[モチベーションの維持]
一切の娯楽を排除するのではなく適度に息抜きをすることで勉強を続けられたと思います。時間が限られているからこそ集中して勉強することができました。
また、新聞を読むときも年金関連の記事などをじっくり読んだりしてテキスト以外からも最新の情報を得るようにしました。
[これから勉強される方へ]
科目が多いので思い立ったらすぐ始めた方がよいと思います。まず、どういう試験なのか理解することが大切です。
満点を取るのではなく合格をすればいいと割り切って難問に固執しない方が良いでしょう。細部を突き詰めていくと勉強時間がかなり必要になりますから。皆が出来ない問題は救済があります。
ただ、労働一般は救済をしない年が続いているようです。一般常識に関しては範囲も広いので分からない問題が出題されることもあるかもしれませんが選択肢から答えを予想していくと正解できる可能性もありますので最後まで諦めないでください。
3おめでとう
※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。